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【暇をこじらせた】横山三国志でサッカーチームを作ろう【Jサポの遊び】

先に謝っておきます、ごめんなさい。
深夜に漫才を見ながらものを書くべきじゃなかった。
あと三国志ヲタクのみなさん、ごめんなさい。
あと一部のJサポのみなさん、ごめんなさい。

さ、各方面への謝罪は済ませたからどんどん筆を滑らせていこう。

今回は「サッカーファンの皆さまに図々しくも横山三国志をおすすめしよう」という趣向で、蹴球小僧なら一度はやっただろうベストイレブンづくりをもってキャラを紹介していこうと思います。

きちんと歴史の話をして、「英雄豪傑たちのドラマが…」とか語るより、この作品の最大の魅力である、キャラの濃厚さを伝えた方が興味を持っていただけるかと。

とりあえず
「中国が魏・呉・蜀の三国に別れてバチバチやってた頃の話」
「君主の周りめっちゃ強い奴(武将)とかめっちゃ頭いい奴(軍師)がいる」
「各キャラ一度は『むむむ』とか『げえっ』とかいいリアクションしてる」
「とてもつらい」
くらいの認識でおっけーです。
それでは魏・呉・蜀・その他の陣容の中からベストイレブン組んだり要職に据えたりして参りましょう。(4勢力分やりたいけど絶対長くなるからやめる)

社長:劉備玄徳

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聖人君子を絵に描いたような本作の主人公。その割に作中通してあまり自分の才を過信せず、周りのブレーンや武闘派たちに任せる傾向がある。曲者色物、奇人変人のオンパレードでも飼い慣らせそう。
とはいえやっぱり王道主人公で聖人君子なので、民の人気がハンパない。横山劉備ならサッカークラブを率いても、サポに愛される熱いコメントを要所で吐いてくれると踏んで社長に据えた。
あと主人公の割に三国の中で最小の国土で、かつ下積み期間も長かったりするので、うっかり下部リーグに落ちてもこらえていけそう。 #蜀ユナイテッド成都で夢を叶えないか  

GM兼編成部長:曹操孟徳

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主人公の宿敵にして人材&人妻マニア。
孔明が出てからは基本「げえっ」ばっか言ってるリアクション芸人と化したが、人材管理だったらこの人の右に出るものはいない。初期は親族ばかりだった自軍に、あらゆる猛将や名軍師を次々獲得して一本立ちさせ、在りし日のレアル・マドリーのようなタレント集団に仕立て上げた力は見事。
人妻を口説きに不法侵入も辞さないフットワーク、惚れ込んだ人材はずっと追い続けるしつこさはきっと獲得交渉で猛威を振るうはず。ただジャイアニズムが過ぎるので、残留交渉は下手そう。陳宮とかは出て行く。
宿敵とのコンビが不安だが、若い頃は劉備とサシ飲みするくらいなので案外協業できると思う。社長のスピード感の無さにイラつきそうだけど。

テクニカルダイレクター:孫堅文台

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劉備の蜀、曹操の魏に勝るとも劣らない第三勢力である呉。その礎を築いたパイオニアが孫堅。族や輩の色合いの強い連中から信頼厚く、のちの息子たち(孫策、孫権)が国を興すキッカケを作った、いわば長江のジーコ。
物語の早い段階で退場してしまうが、ちょこちょこ呉では「孫堅の勇姿がうんぬん」とか言われてたので、きっと「 #SPIRITOFBUNDAI 」のビッグフラッグもあったに違いない。

マスコット:魯粛子敬

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かわいい。上司の周瑜から「外交の才能は零」とか言われたり、「自分で自分が嫌になり申す」とかあっさりしょんぼりしたりするけど、リアクションの良さは作中屈指。自己肯定感低い系マスコットとして売り出したい。

監督:諸葛亮孔明

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ご存知「孔明の罠」の人。あだ名は臥竜(眠れる龍)。祈れば風向きを逆にでき、星を見れば人の死期がわかり…とマジでなんでもできる。曹操には「孔明半端ないってアイツ半端ないって東南の風めっちゃ吹かせるもん」と言わしめたとか。マジで横山三国志の孔明は鹿児島城西時代の大迫ばりに万能。煽り耐性が高い上に相手の嫌がることをピンポイントでズバズバ言うので記者会見バトルも期待できる。とる戦術も嫌がらせっぽいので、サッカー監督やらせたらモウリーニョになりそう。
3回口説きにいかないとオファーに応じてくれないことで有名。自分の気にくわない人(魏延)は徹底的に干し、自分のオキニ(馬謖)はやたらと推す悪癖が玉に瑕。

ヘッドコーチ:龐統士元

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短く太く活躍する天才軍師。「臥竜、鳳雛(鳳凰の雛)どちらかいれば天下統一できる」と言われた鳳雛の方。私服が汚い。コーチにしようかな、と思ったが、地位が低いと途端にやる気をなくすのでヘッドコーチに。初登場時にはキレイなおべべ着てたはずなのに、劉備軍に加るときは汚いボロを着てったの、あれなんなの?

コーチ:周瑜公瑾

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イケメンで嫁がキレイな呉の大都督。特技は吐血。趣味は魯粛いじり。監督である孔明は基本的に大嫌いだが、たまに意見が合う。ステータスもフェイマスも十分たりてるはずなのに、孔明がいるせいで評価が上がらず龐統と「たりないふたり」をやってる感じはある。
赤壁の戦いを勝利に導いた「埋伏の毒」など、いざという時の決断や閃きは臥竜・鳳雛のコンビに劣らないが、責任が重すぎると無理しすぎるタイプなので軽めの責任で孔明監督のゲームプランに口出ししまくってほしい。

選手

GK:趙雲子龍

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城から赤ん坊、ひいては「他人の兄嫁をもらう」という自分の倫理観までバシバシ守る作中きっての名将。クルトワに爪の垢でも煎じて飲ませてやるべき。他の三国志漫画やゲームではイケメンに描かれがちだが、本作ではなぜかドカベン。物語後半にかけても活躍してくれたので、息の長い選手人生が期待できる。目指せ成都のブッフォン

RSB:馬岱(字は不明)

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食い気味の「ここにいるぞ」で一世を風靡した、蜀の武将。蜀に入団した当初は同期入団の馬超のが注目されていたが、堅実な働きぶりで息の長いキャリアを築いた。孔明監督の指示に忠実なので、タッチライン際で指示を聞いて周りに伝える役も期待できる。アスピリクエタばりの「ここにいるぞ」カバーリングで守備陣を支えてくれるに違いない。

CB:呂布奉先

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作中最強武将。戦略では名バディの陳宮に基本頼りっぱなしだが、一騎打ちで負けたシーンはない。それどころか関羽・張飛・劉備を一度に相手にしてもOKなので、「1対1」「1対多」どっちもいけると踏んでストッパーに。いいときのファン・ダイクばりに相手の攻撃をへし折り続けてくれるはず。一方金崎夢生ばりに新天地を求めがちだったりするので、待遇は気をつけたい。口説き損ねた女の話とか絶対ダメ。

CB:典韋(字は不明)

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人妻ハンティングに勤しんでうっかり殺されかけた曹操を命がけで救った、作中屈指のガードナー。本人公認ニックネーム「悪来」。守備は個人の質で。自分から10歩の距離に入った敵は(「10歩です」って誰かがコーチングしてくれれば)確実に仕留められる、自分の間合いを持つ守備者。作中での活躍は短かったものの、ラストシーンの仁王立ちは圧巻。サッカーにおいてもジョン・テリーのマグロダイビングヘッドみたく身を呈してゴールを守ってくれるだろう(適当)

LSB:呂蒙子明

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当初こそ脳筋扱いされたものの、呉の次代を担う有望株に成長した知将。。。なのだが、そもそも蜀中心の横山三国志では呉軍のシーンが大幅カットされているので脳筋エピソードはない。今でこそ世界屈指のSBとして名高いマルセロも、最初は脳筋扱いされて干されてた。大局を見ながら行動できる賢さがあるので、空きスペースとか出てきたらバンバンついてほしい。ただマルセロと違ってハッチャケキャラではないのでこの顔はしない。

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DMF:許褚仲康

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他の作品だとデブに描かれがちな許褚だが、横山三国志ではシュッとしてる魏軍きっての猛将。「虎痴(虎のように強いがアホ)」のあだ名が示す通り、アホの子・脳筋のはず。。。なのだが、そもそも蜀中心の横山三国志では魏軍のシーンが大幅カットされているのでアホエピソードすらない。
その代わり、曹操を文字通り身一つで守るフィジカル、地形から落石の罠を見抜く危機察知能力が長けている。(逆に横山三国志の武将は地形を使った罠に引っかかりすぎなくらいだが)カゼミーロばりに人とスペースをバシバシ潰してくれると思う。

CMF:姜維伯約

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そろそろ国として限界を迎えていた蜀に現れたイケメンの若手有望株。名前もかっこいい。賢さもあり、顔と名前がかっこいいことから井上潮音感を買ってボランチに抜擢。蜀のラスト・サムライとして描かれるため誤解しやすいが、もともとは魏からの移籍組。作中きっての名誉生え抜きである。
移籍の決め手は孔明。ベタ惚れしすぎていて、シャビのペップリスペクトばりに狂信的。孔明に合わないフットボールをする相手は基本「アンチ・フットボール」とか言っちゃいそう。

RMF:張遼文遠

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魏軍が主役の蒼天航路だと動く災厄ばりに強いイケオジだが、横山三国志だとずんぐりむっくり。とはいえ猛将であることに変わりはない。合肥では冷静に守り切ったかと思いきや突如奇襲をかけて相手を追い詰めたり、攻守両面に活躍。チームへの貢献度はサディオ・マネばりだろう。
「遼來々(張遼が来た)」と言うだけで相手はビビったとされる逸話からも、マーカーを引きつけてくれそう。(横山三国志でそんな描写はなかったけども)

LMF:甘寧興覇

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作中では夜襲が頻発するが、たぶん一番功績をあげたのは甘寧。少ない手勢で決死隊を作り突っ込んで相手守備網を瓦解させる姿は、数的不利で輝くアダマ・トラオレのごとし。堅固な城壁もなんのその、平気で「一番乗り」してくるあたりからは、カットインも行けそうな雰囲気が漂う(適当)

CF:張飛翼徳

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作中屈指の武闘派にして、喜怒哀楽と兄弟愛が激しい萌えキャラ。玄徳ファン第一号。飲酒→やらかしがもはや定番ネタ化してしまった感すらあるが、それでも劉備は「#翼徳を諦めない」と重用。その期待に応えるように、様々な修羅場で活躍した。なんだか嫌いになれない感じと、しっかり結果を残してくるあたりはルイス・スアレスを彷彿とさせる。
物語序盤は劉備の2倍くらいの高身長だったので、空中戦のタイミングさえ掴んでくれればターゲットマンにもなれそう。

CF:関羽雲長

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関所破りをさせたら作中随一のヒゲ。孔明監督同様チート扱いされており、知略から武術までなんでもできる。単独で切り込んでよし、周りのリーダーとなってもよし。いざという時に現れて相手に痛烈な一打を見舞う。その様まさに荊州のオリヴィエ・ジルー。(ヒゲで選びました)
ただ相手をナメてかかる悪癖があるため、昇格組とのゲームの入りは不安。また、元レンタル先クラブが降格の危機に瀕した場合「わしにこのクラブは討てぬ」とか言い出しかねないので、その場合はベンチにいる魏延(監督が干してる)と容赦無く取り替えます。

おしまい!

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