世界の不思議
子供の頃、
「月面着陸~っ!」と話題になったけれど
小さ過ぎてよくわからなかった。
ちょっと大きくなってから
「スゴイこと」と言うことだけはわかった。
その時の映像を見てすぐに変だと感じた。
地平線らしきものが近すぎる!
ということは、お月さん、小さすぎる!
「嘘くさ~っ」
と子供ながらに思っていた。
宇宙飛行士ってメチャクチャ賢い人しかなれないらしい。
その上、体力も必要。
『文武両道』とは彼らのことを言う。
「そのわりに、あんまり賢そうに見えへん・・・」
と子供ながらに思っていた。
マザー・テレサっていうおばあさんが、
スゴイ良い人らしいというのも聞いた。
でも写真で見る限り、良い人とは思えなかった。
どちらかと言うと悪魔顔でものすごく怖かった。
ちょっとしたトラウマレベル。
「この人、絶対、陰で悪いことしてるわ」
と子供ながらに思っていた。
ジョン・F・ケネディの暗殺事件、
まだ生まれてなかったけど、何度もTVでやっていたから映像は知っている。
奥さんが「脳みそを集めた」って美談で語られてたけど、
「そんな人がいるんかいな?絶対逃げた」と思っていた。
でも、これは訂正する。
と言うのも、5年ほど前、コウモリに追いかけられた時に
とっさに「ギャーッ!」としゃがみ込み、
数秒してから走って逃げたことがあった。
パニック状態の時、あんなに素早く逃げられない。
犯人のオズワルドの顔を見て
「この人、悪人顔やけど、大統領を暗殺できるほどの大物ちゃうわ」
と子供ながらに思っていた。
姉が学校で『アンネの日記』を教わったとかなんとかで
家に本があった。
本好きの母も、すぐに感化される姉も、
やたら感動したらしく、私に読むように勧めてきた。
読みながら無性に胡散臭さを感じた。
ちょっとした悲劇の恋愛小説にしか思えなかった。
「えらい、ませた女の子やな。子供がこんなん書くか?」
と子供ながらに思っていた。
アンネ・フランクのお父さんがテレビに出ていた。
娘のことなのに、何故か淡々とした口調で冷たい感じがした。
世間一般では『ユダヤ人は賢い』と通っていたからか、
「やっぱり賢いお父さんやなあ」と親が言っていた。
それでも私は
「このお父さん、同情されたいだけやろか?注目浴びたいんやろか?」
と子供ながらに思っていた。
昔から色んなことがあって、
私の周りの大人や姉達はTVで見ては感心してた。
母や姉達から
「アンタは変わってる。普通の人はそんなこと思わへん!」
と、お叱りを受けていたので、大きな声では言えなかったけれど、
「ホンマはどうなん??」
そんなこんなで今、
ようやく『ホンマのこと』がわかってきた。
私が納得出来なかったこと全て、偽ユダヤ人が関わっている。
結局、世界はそういうことだったんだ。
今はもう、子供の頃の直感は既に無くなり、
常識とかなんやかんやで色眼鏡で見るようになった。
面白くないなぁ~。
【結論】
大人は騙せても、子供は騙せへんで!