目指せ!西表島
はいさーい。
ついにやって来ました沖縄県西表島。
京都から石垣島への直通便がコロナの影響で無くなり
急遽、飛行機乗り継ぎの旅になった今回のお引越し。
片手にロードバイク。
もう片手にトゲじろ〜。
そしてもうこれ以上は入らないと
誰が見てもわかるくらい膨れあがった
リュック二つ。
歩行困難。荷物過多。
のなか、一緒に朝まで過ごしてくれた
仲間に見送ってもらい
一睡もしないまま
朝5時の阪急烏丸駅を出発〜。
南茨木でモノレールに乗り換えるまで
大きな荷物たちにヒヤヒヤさせられたけど
ギリギリ席が埋まるぐらいの人の数に
まずはホッと胸を撫でおろす。
ロードバイクの袋が大きいから
登りの階段は後ろがつっかえるので
階段移動だけはどうしても避けたい。
ぶつからないように
邪魔にならないように
気を使いながら
そして寒さに弱いトゲじろ〜には
もーっと気を使いながら
自分のつけてたマフラーを取って
カゴを覆ってあげて
モノレールまでスタコラ移動。
いちばん奥のホームから
荷物の置きやすい最前列の車両にイン。
十三は混むだろうなぁと踏んで
南茨木経由にしたの。
うむうむ。大正解じゃ。
ちらほら席に空きがあるぐらいの人数だったから
割とスムーズに大阪空港まで辿り着けた。
そしていよいよ
あまり慣れてない空港との闘いが始まるぞぃ。
なんて思いきや受付近くまで行くと
さぁーっとANAの方が近寄ってきてくれて
すぐに自転車とトゲじろ〜をエスコート。
(優しい。嬉しい。好きです)
そのままスムーズに預けて飛行機に乗り込むぜ
と思いきや
自転車の袋の中やトゲじろ〜のカゴの中に
入念にチェックが入ったのと
欠航した便の入れ替えなどで
いろいろ手続きもややこしそうで
ざっと1時間以上はかかったなり。
トゲじろ〜の料金を
危うく乗り継ぎ代まで払わされかけたり
(いーよいーよ)
チケットをもらいそびれてたみたいで
アナウンスで呼ばれたり
(なんくるないなんくるない)
手荷物検査では
「ライターが3つ入ってますねー」
「えっ!タバコも吸わないボクのカバンにライターが3つもですか!?」
なんて
「そんなの知らねーよ」
と返されても
なんら不思議でないやり取り含めて
まぁネタに事欠かないもんねーボクは笑
んで、やっとこ搭乗。
電車の人の多さに比べて
飛行機はやっぱりガラガラなん。
席の三分の一も埋まってなかったもんね。
ここまで一睡もしてなかったので
「ここは寝てやるぜ!」
と思ってたけど
ンゴゴゴゴゴゴゴーッ
なんてずーっと大きな音鳴ってるのが
ぜーんぜん馴染めなくて
(繊細なボク)
おまけに
「トゲじろ〜も大丈夫かなぁ」
なんて考えてたら
あんま寝つけず
(心配症なボク)
2時間が長いのなんの笑
飛行機はやっぱ苦手だぁ。
生きた心地したもんじゃないし。
やっと空港に着いて
沖縄からの乗り換え待ちで
ホッとしながら携帯を充電してると
またまた
「高橋さーん、ちょっと来てー」
のアナウンス。
今度はなにさー?と行ってみると
トゲじろ〜の安否確認をして欲しいと。
向こうの人の言い方から
「ひょっとすると死んでるかも」
なんて空気も漂うなか
迎えにいく道中
「この後どこまで行かれるんですか?」
「西表島ですか?」
「私もこの前行きましたけどすごく楽しかったですぅ♪」なんて
トゲじろ〜が気になって
あんまり会話入ってこないんですけど〜
(でもすごい可愛いらしい人だった。優しいし。好きです)
そいでドキドキのご対面。
ニョキーッとすぐに針立ててくれるから
わかりやすいよキミは。
はいはい。ご立腹なのね。
ということで
トゲじろ〜くんの安否も確認でき
「今度は一緒に西表島行きましょーねー」
なんて話しをしながら
再び搭乗。
あっ、先程フィクションが
紛れ込んでいた模様ですが
お気になさらず。
今度は1時間ほどで森な景色が見えてきたので
「はいはいココね」
とすぐわかるところで着陸。
ガラパゴス西表にたどり着く前の
石垣でさえ
まぁまぁジャングル感強めなのね。
そして再びご対面のトゲじろ〜くんは
引き続きご立腹っと。
次は飛行機から港に向かうバスに乗って
ざっと40分ほど。
大きな自転車をバスに乗せれるかも
心配だったけど
ここもなんとかクリア。
港に着き
搭乗手続き。
欠航確率50%の船は
今日は機嫌がよろしいみたいで
船が来てくれるまで少し休憩。
具志堅用高の像と
八重山名物らしい飲み物に
癒される。
船は80分ほど。
犬とか船で酔ったりするし
トゲじろ〜も酔わないかなぁ
なんて心配してたら
ボクが酔った。
めちゃくちゃ波高いし
「これは永遠と続くジェットコースターか何かのアトラクションですか!?」
と言いたくなるほどのアップダウンの繰り返し。
「腰椎圧迫骨折に注意!?」って
書いてあるけど
どんだけ〜な危険度よ。
少しでもトゲじろ〜が大丈夫なようにと
必死で抱き抱えてたけど
途中から吐きそうで
脂汗が出てきて
人生一の荒波は
乗りこなすのに
そりゃあもう大変でしたとさ。
おいおいおい
石垣島に出るのに
毎回これに乗るのかい?
なんて思ったけど
他の人はみんな慣れてんだなー
全然平気な顔してた笑
すんげー。人の慣れって。こえー。
ボクだけ息も絶え絶えで港に着くと
最後は寮までバス。
本来の直通便の飛行機なら
午前中に着いてるから
こんな時間に寮へ行くやつは
他に誰もいないので
ポツンとひとり大型貸切バス。
船の後遺症が残るなか
10分ほどで寮の近くに到着。
そこから歩いて寮まで。
ようやく着いた。
タイミングよく
男の子と女の子が寮から出てきたので
挨拶して
部屋のことを聞くと
「あれ?513号室ですか?」
「それ多分間違ってますね」
「だってココ三階建てだもーん」
最後の最後までほんとネタに事欠かない
このスター性。
「ここにポストあるんで名前で探しましょー」
いいヤツだね。キミ。
結局部屋は314号室だった。
って全然違うやーん。
でも思ったより広くてよかったねー
トゲじろ〜くん
おーおー
キミは今日ずっとご立腹モードだねー
まぁ元気な証拠でなによりなによりさー
さすが
ここに住めれば日本中どこでも住める
と評判の西表島
これからもネタに事欠かない
生活になるであろう
そんな予感しかしてこないなか
いよいよ沖縄生活スタート。
なにが起こるか楽しみだなぁ。
あ、非常事態宣言出た。沖縄に。
いきなり起きた!
1日遅かったら中止になって
来れてなかったかもしれん。
まぁとりあえず
昨日から一睡もしてないのと
13時間の旅と船酔いなんで
もう寝ていいっすかね。
また次回お楽しみに〜♪
なんくるないさ〜
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