「壁」について

色々なときに遭遇する「壁」について考える。

私の中でのこの「壁」についての定義は
① 心から突破したい、乗り越えたいもの
② だが、現在は全く乗り越える方法が検討もつかず途方にくれているもの
である。

乗り越え方が分からないから「壁」なのであるが、その乗り越え方について考えてみたい。

以前、あるボーカリストの方が、歌うことにおける上達で大事なことは、自分の歌いたい音程、表現方法から逃げないこと、自分を留まらせておくことだ、と言っていた。

その場所でもがき続ける中で偶然ヒットすることがある。その自分だけの感覚を大事にすること。諦めないこと。

つまり、壁の乗り越え方に一つの正解はないけれど、

乗り越えるためには
・乗り越えたい壁と向かい合い続けること。諦めずに自分をその壁の前に留まらせること。
・試行錯誤、失敗を繰り返し、その中で微かに生まれる光を探し続けること。
・そして壁は気づかぬ間に突然、突破できると信じること。

が何をおいても必要だと思う。

こういった経験は誰もが幼い頃に自転車や"逆上がり"などで経験していることだと思うが、大人になるにしたがって壁に対する粘りがなくなっていき、諦めが早くなってしまう傾向は誰しも感じるところだろう。

なので改めて認識しておくことが大切だと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?