Dancing☆Onigiriの祭り(2008年~2009年夏まで)

Dancing☆Onigiriの制作者の一人、蒼宮あいすです。
今回はDancing☆Onigiriの祭りを振り返る第2弾として、
イベントの歴史を辿っていきましょう。

第1弾「第1期(2005)」「第2期(2006-07)」はこちら。
https://note.com/icekirby4/n/n7b327a4f58cf

今回はダンおにの歴史「第3期前編」に当たる時代です。

2008年初頭、まずはイベントとは関係無いですが、当時環境ズレというのが話題に上がり、
そこで1フレーム毎に調整できる機能が実装されました。
機能名は「Adjustment」ですが、今も一部では「Correction」が使われていることもあります。

例の通り1~2月はイベントは無く、3回目の名無し祭り'08が開催。
今度は楽曲に関しては受理され、参加することが出来ました。
参加作品数は57と最高記録。そしてALL5keyでした。
結果は採譜が難しい曲が仇となって順位はよいものではありませんでした。

6月には7key Festival'08が開催、前年に比べ7key制作者の人口も増え、7ikeyも着実に登場するイベントとなりました。

8月は夏祭り2008が開催。今回はチーム戦。
参加者数72名、チーム数は16チームという構成となりました。
作品数も181作品と大規模でありました。
また、初の5日間開催でもあります。
チーム戦は後の2012年にも行われますが、今回は対戦する相手チームが固定でした。
投票システムが分かり難く、掲示板内では怒り心頭になる人まで出てしまう始末であり、かなりの修羅場状態になっていました。
ちなみに11keyはこのイベントで初登場となりました。

時は流れて2008年秋、秋は何もイベントがありませんでした!!

そして12月、4回目となる「DOXF04」が開催。
投下毎でアルファベットが1文字ずつTOPに表示される企画もありました。
なんと言っても歴史上欠かせないのが、参加者数と作品数である。
DOXF04のイベント参加者数:155名義
作品数:飛び入り込みで340作品 飛び入りですらも53作品
大規模ってレベルじゃねえぞ!!!340って時点でもう頭がおかしい。
開催期間は5日間。平均にすると1日57作品分です。

2009年冬、「名無し、7key、夏、クリスマス」と当時「ダンおに四大祭り」と言われていたが、そこで小規模の方針で行うイベント、
「Lovely Step」が開催、「甘いダンおに」を趣旨としたイベント。
ポップな感じであれば大丈夫であるとのことでした。
作品数は20作品で一斉投下。投票も無いので気軽さならうってつけでした。

2009年春、ダンおに四大祭りの一つ、名無し祭り09。
4回目の名無し祭りなのだが、とんでもない迷走伝説が今も語り継がれる。
黒歴史にしたいぐらい悪い意味で・・・

1.「開催寸前に土壇場で1日延期」
3月29日開催だが30日に開催、しかも告知すら無し。

2.「開催時zipで公開(有志の方がhtmlにして公開)」
いやいや待て待て、なんでzipで公開なんや!!?
ジオシティーズだったけど確か50MB、それに1作品で3MBだとして
50作品あるなら165MBあるから、もうちょっと考えるところやっただろ!?
zipで出すその相談も無かったそうだ。これはひどい。

3.「主催が確認し忘れたのか3作品が遅れて公開」
メールの確認はしっかりすべき。てか開催まで気づかなかったのか?
(ちなみに開催当時は52番までで、しばらくして53,54,55が追加された)

4.「サーバーが永久に間借りしたまま放置」
使わせてもらっているのに何も感謝のお礼も無いのか・・・

5.「問い合わせの返答が斜め上を行くgdgd状態」
gdgd過ぎて前途多難ですね。

6.「主催者が乗り込んで参加している(確か15番)、
しかも壮大にプレイがままならないダメすぎる譜面」
7.「その主催は名も知らないパッと出の無名」
まあ、この09の主催者は名も知らないパッと出の無名でダンおにの事も知らない人らしいが、よく作れたな・・・結果はお察しの通りだが。
ちなみにこれより6年後の名無し祭り'15は主催者さんも参加しております。

8.「結果発表で掲載忘れや、数票の集計漏れが発覚する」
一部掲載されていなかったなど最後までやらかしている。
・・・ここまで来ると呆れて物が言えない。

9.「そして主催は逃亡し放置」
イベント終了後、その主催は二度とダンおに界隈には姿を現さなかった。

その結果、現在では「黒歴史」と言っても過言ではない迷走伝説であった。
その影響か、ダンおにのイベントについて考えさせるきっかけにもなった時期でもありました。
作品は55作品、5,7,7ikey、7ikeyも登場しています。

6月、四大祭りの1つ、「7key Festival'09」が開催。
ちなみに7key Festivalで唯一の投票があったイベントでもありました。
作品数は75作品、7keyや7ikey、9key、11key。
また、ここで始めて11Lkeyが登場しました。

8月、四大祭りの1つ、Dancing☆Onigiri 夏祭り2009 ~Heat Resonance~
6つのブースにジャンル分けされ、投下していく方式を採った。
(飛び入りを含めると7つ)、各ブースを紹介すると
まったり遊びたいあなたに「Normalブース」
熱く踊る?クールに踊る?「Hardブース」
剛腕、求む───「Extreamブース」
自分に合った難易度で「複数譜面ブース」
どんな作品でもどんと来い!「ノンジャンルブース」
個性と魅力が一つに集う「合作ブース」
遊び足りないあなたに「飛び入りブース」
1投下毎に1つのブースに各1作品投下される形でした。
プレイヤーサイドの企画も行われ、ダンおに日本縦断リレーが行われました。
ルールは回復判定1につき、1メートル進む。全員が一丸となって3000km走破を目指す企画でした。
この企画の効果によって、得点報告のスレが開催期間だけで4スレ目まで進む快挙を遂げた。(去年の2倍以上で去年は5日間に対し2スレ300程)
尚、4年後はさらにそれを超えますが、それは第4期後編辺りに・・・
また、スコアタ企画 「スコア DE ビンゴ!」:2日目終了時に行われた企画もありました。
ダンおに日本縦断リレーでは各都道府県の面積で採っているらしく1日目の進み具合で北海道を脱出出来ず、「北海道のどこだ?知床半島をスタートにして今は札幌ぐらいか?渡島半島辺りか?」とプレイヤーから不安視されていました。しかし北海道を脱出した後順調に進み、その結果3日目の最終部辺りで3000km走破が完了したそうな。
作品数は157作品、飛び入り含んで197作品。参加名義数も104とかなりの規模となりました。
ちなみに開催期間は5日ではなく3日間、3日にした理由は主催者によると「開催中の中だるみを防止させる」とのことでした。
key種類は前祭の7key Festivalの反動か、5keyが多く。5key以外は1割ほどでした。

2009年冬以降は次回に。ここからが第3期後編。
2010年秋祭りまでが第3期の範囲です。


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