Dancing☆Onigiriの祭り(2007年以前)

Dancing☆Onigiriの制作者の一人、蒼宮あいすです。
ダンおにには20年弱の歴史がありますが、イベントも2004年から開催されております。

それではイベントの歴史を古い順から辿っていきましょう。

ただ、2004年~2005年夏にも行われていたイベントについては、
まだ自分自身が当時プレイヤーですらもデビューしておらず、ノータッチでした。

2004年に行われていた、「ダンシング☆おにぎり祭り」はswfが作れなくても参加できるように考慮されておりました。というのも2004年当時のFLASHのソフトはFLASH MXであり。価格も3万円前後という家庭用ゲーム機相当の値段で、当時中高生では手が出しにくい程でありました。
イベント内は全て5keyで、まだ多鍵どころか、7keyすらもありませんでした。(7keyが登場するのは2005年、制作者が増えたのは2007年以降。)

ダンシング☆おにぎり祭り'05 -Heat & Heat-
翌年の2005年夏に行われたイベント。こちらも自分はまだデビュー前でした。この辺りではFLASH MXユーザーだけでなく、Paraflaユーザーも増え、
参加敷居の気軽さも大幅に広がりました。
冬にはDancing☆Onigiri X'mas Festivalが行われ、初の作品に投票を取り入れたイベントでもありました。また、初の100作品超えを記録しました。
ちなみに自分は当時プレイヤー勢でした。

2006年はイベントが増加し、春には「名無し祭り」「BREAK」
夏には「東方鬼斬祭」「Standard Festival」、さらに「7key Festival」と「Creative Festival」が同日で共催していたりなど盛んでした。

祭りはゴールであり、またスタートでもある。」by 7key Festival
なお、2006年8月時点では制作者としてはデビューしていましたが、
当時参加方法がわからなくて見送ってました\(^o^)/

秋はイベントはなく、冬には2回目の「Dancing☆Onigiri X'mas Festival 02」
略してDOXF02が開催されました。
ちなみにこれが自分の初参加イベントです。
規模は88名義の参加に約200作品という大規模のイベントに発展しました。
投下形式も「名義別投下」となり、1名義に数作品が投下されるシステムです。
自分はここで7作品程提出しています。
投票結果はお察しください、メールで開示して・・・30位でした。

ちなみにそんなこんなで大規模となったDOXF02ですが、その中に開催中で
とんでもない事件が発生していたのです。
「DOXF02の悲劇」
詳しく説明すると、DOXF02開催当時、数名義はFC2のサーバにswfを置いていました。無料で使える点では当時ジオシティーズと並んで利用率も高かったサーバでした。
しかし、FC2サーバは規約で500KB以上のファイルがアップロード禁止になっていて、500KBはswf込みにして128kbpsでも曲時間は30秒足らずであり、
うんと削減して64kbpsでも1分は難しいぐらいの容量です。
しかし、大体は2~3分程度が多く、普通に2MB~4MBの容量が標準。
この悲劇は祭り2日目の途中で発生。作品が投下されても削除されてプレイ出来ないという事態になり、騒然としました。
自分はFC2では無かったですが、別の方向で間接的に影響を受けていました。

こうして2006年はイベントが盛り上がり2007年へ
冬の間は特に開催されず動きは無かったですが、春には前年に続いて2回目となる「名無し祭り'07」が開催。
しかし、自分は参加する方向であったが、致命的なことをやらかし、
参加停止処分を余儀なくされました。
答えは「参加した楽曲が黒曲であったこと」、
ここで黒曲という概念を知り、参加を諦めることになりました。
他の制作者からもダメ出し食らうほどの指摘も受けたこともあり、
結局は自業自得という結果となりました。当然の結果といえばそうですが・・・。

名無し祭りを諦め、2007年も引き続きイベントが盛んでした。
6月に「7key Festival」、ここで始めて7ikeyが登場。
ただ、7ikeyはまだエディタやソースに搭載されておらず、
普及するのは2008年初頭を待つことになります。
(尚、イベントでは無いですが、この年のエイプリルフールネタとして17keyが登場していました、事実上初の多鍵DB対象になるkeyです。)
※多鍵DB自体は2007年当時にはまだありません。

7月末にはVocal Song Festivalが開催。
ボーカルを用いた楽曲限定のイベントです。
当時はまだ初音ミクといったボーカロイドはまだ知られておらず、
ダンおに作品に組み込まれている作品は皆無でした。
初音ミク自体も発売されたのが2007年8月31日とこのイベント当時はまだありませんでした。

夏祭り2007、果たし状があり、対戦者を指定するシステムでした。
こちらも4年後に再び登場することになります。
作品数は100作品以上と、冬以外で100作品超えるのは史上初。

そして12月には3回目となる冬の祭典「Dancing☆Onigiri X'mas Festival 03」
前回より規模が大きくなり、100名義以上、250作品以上という大規模となった。譜面数も400譜面を超えましたが、最近は1作品に5譜面以上搭載する作品が多いので1作品の平均譜面数で見たら少ないかもしれません。
自分は新たなシステムを開発。結果は15位でした。

2008年以降は次回の記事にて。

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