RIASECとエニアグラムで考える

退職して2ヶ月、自分はどういった職業に向いているか、
そこで10年前、2013年に行ったレディネステスト、すなわちRIASECを行いました。別名:ホランドコードとも言われております。
RIASECとは自分自身の興味や特性を客観的に理解する手助けとなるツールです。あくまでも自分の特性を分析した上で進めるものです本来は。
これで、自分自身に向いていない職業も学んだので良かったかなと。


順番からI>A>R>C>E>A

こんな感じになっております。コード的に読むと「I-A-R」です。
IとAが逆ならエアーになりますね、どうでもいいですが。
INTP型で5w4、△548なら順当な結果なのでは。

では、ここでRIASECとエニアグラム、一部を16タイプで照らし合わせてみましょう。当てはまらないこともありますが、ご了承を。


現実的(Realistic)

手作業や実際の作業、機械や道具を使った技術的なスキル、実践的で実用的といった領域。
イメージ的には機械工、電気工、自動車整備士、建築家となる。

向いているイメージがある16タイプ:SP型、ST型、TP型。
ESTP、ISTP、INTP、ISTJ、ENTP。
向いているイメージがあるエニアグラム・トライタイプ。
タイプ1:◯
タイプ2:△
タイプ3:◎(3w4は◯)
タイプ4:✕
タイプ5:◯(5w4は△)
タイプ6:◯
タイプ7:◎
タイプ8:◯
タイプ9:△

イメージ的にタイプ1やタイプ3ですが、Seさえあればタイプ7もあり。
自分はこれが3番目に高かったようです。機械を操作するのに興味があったのでしょう。

研究的(Investigative)

分析的な思考能力、知識の獲得と探求、研究や実験への関心、論理的なアプローチや問題解決能力を活かす。
イメージ的には科学者、研究者、大学教授、科学者、研究員、コンピュータプログラマー、システムアナリストといったところか。
向いているイメージがある16タイプ:NT型。
ENTJ、ENTP、INTJ、INTP。NT以外ではISTJ、ISTPぐらいか。
向いているイメージがあるエニアグラム・トライタイプ。
タイプ1:◯(1w9に限る、1w2は✕)
タイプ2:✕
タイプ3:◯(3w4に限る、3w2は✕)
タイプ4:◯
タイプ5:◎
タイプ6:◯(6w5に限る、6w7は✕)
タイプ7:△(7w6は✕)
タイプ8:△
タイプ9:△(9w1は◯)
トライタイプならヘッドセンターにタイプ5であれば何でもあり。
5w4or4w5であるのか、これが一番高かったようです。

芸術的(Artistic)

慣習にとらわれず、創造的。繊細で感受性が強く、独創的な発想が得意。創造的な職業を好み、創造性と表現力、創造的なアイデアや表現手段を持つことに優れる。
感性と美的センス、創作活動への情熱、意味や表現の追求。
イメージ的には芸術家、作家、音楽家、デザイナー、映画監督、詩人、漫画家などが挙げられる。

向いているイメージがある16タイプ:N型、F型。
ENFPやINFP、INFJ等。
向いているイメージがあるエニアグラム・トライタイプ。
タイプ1:△
タイプ2:◯(2w1は△)
タイプ3:△(ウィングが強ければ◯)
タイプ4:◎
タイプ5:◯(5w6は△)
タイプ6:✕(6w5に限る、6w7は△or◯)
タイプ7:
タイプ8:△
タイプ9:◯
トライタイプならハートセンターにタイプ4であれば何でもあり。
一番不向きなトライタイプを上げるとすれば6w5強めの△136。
自分は研究的に次いで高かったようです。

社会的(Social)

対人支援や人と接することが得意です。 対人関係を大切にし、教育、人のサポート/援助などの仕事を好みます。
イメージ的には教育関係、医療関係、カウンセリング、販売などの職業が挙げられる。

向いているイメージがある16タイプ:FJ型。
ESFJ、ENFJJ、ISFJ等。FP型も良い。
向いているイメージがあるエニアグラム・トライタイプ。
タイプ1:△
タイプ2:◎
タイプ3:△
タイプ4:◯(4w5は✕)
タイプ5:✕
タイプ6:◯(6w7に限る、6w5は✕)
タイプ7:△(7w6なら◯)
タイプ8:✕
タイプ9:◯

タイプ2、特にトライタイプが269なら一番適職になりやすい。
タイプ5や8はこれに合致はしない。特にタイプ5。
タイプ4は感受性の高さとして、タイプ6や9はトライタイプの組み合わせ次第になる。
自分はまさかの3点・・・。

企業的(Enterprising)

組織を動かすためにリーダーシップを取り、目標達成を好みます。
そのための計画なども得意で、立場や地位などを重要視する傾向があります。活動的でコミュニケーションが得意で経営者や営業、人材管理者に多くいるタイプです。

向いているイメージがある16タイプ:E型。
ESTJ、ENTJ、ESFJ等。
向いているイメージがあるエニアグラム・トライタイプ。
タイプ1:◯(1w9は△)
タイプ2:△(2w3は◯)
タイプ3:◎
タイプ4:△(4w5は✕)
タイプ5:✕(5w6はトライタイプによりけり)
タイプ6:不定(トライタイプによっては✕にもなり◎にもなる。)
タイプ7:◯
タイプ8:◎(特に8w7は超適正高)
タイプ9:✕

遊離型でなければ割と適正あり、タイプ3と8は特に適性が高い。
トライタイプなら378を筆頭に358や368等。137も高い。
トライタイプ459で4w5、5w4、9w1持ちは残念ながら・・・
タイプ6が不定となっているのはトライタイプで適正が天地の差となるためです。368と469ではおなじタイプ6でもこの領域の得意不得意で天地の差が出てきています。(368は◎、469は✕)
遊離型に偏っているため18点とかなり低いようでした。

慣習的(Conventional)

データなどの情報をまとめるのが得意でルールや秩序を重んじるタイプ。
几帳面で根気強く、協調性があります。責任感がありますが、リーダーとして主導するよりも上の立場に従うことを好みます。
イメージ的にはデータを扱う事務、経理の仕事/業務や、
正確性が求められ、文章整理、保管、校正、
データ処理、整理、まとめの仕事/業務等。

向いているイメージがある16タイプ:SJ型。
ESTJ、ISTJ、ISFJ。SJ型が強いが変化を求めないなら割となんでもあり。
ISTPもこの領域が得意か不得意か二極化しているかも。
向いているイメージがあるエニアグラム・トライタイプ。
タイプ1:◎
タイプ2:△(2w1なら◯)
タイプ3:△
タイプ4:✕
タイプ5:◯(5w6なら◎)
タイプ6:◎
タイプ7:✕
タイプ8:△
タイプ9:◎

大きい変化を求めないような業務であれば適正が高い。
これも分かりやすく、タイプ1、6、9辺りが強い適性がある。
それ以外でもタイプ2は2w1、タイプ5は5w6であれば割と高い。
創造性を求めるようなタイプ4や7にはこの領域は苦手、
または興味がない可能性が高いです。
特にトライタイプ478は慣習的領域には最も合わないようです。
5w4なら458もこれには合わない。

エニアグラムごとのまとめ

各領域でエニアグラムごとにまとめるとこうなります。

タイプ1:慣習的(C)、現実的(R)、研究的(I)、企業的(E)
タイプ2:社会的(S)、芸術的(A)
タイプ3:企業的(E)、現実的(R)、研究的(I)
タイプ4:芸術的(A)、研究的(I)、社会的(S)
タイプ5:研究的(I)、慣習的(C)、現実的(R)、芸術的(A)
タイプ6:慣習的(C)、現実的(R)、研究的(I)、企業的(E)
タイプ7:現実的(R)、芸術的(A)、企業的(E)
タイプ8:企業的(E)、現実的(R)
タイプ9:慣習的(C)、芸術的(A)、社会的(S)

それではタイプ毎に解説していきます。

タイプ1

慣習的が特に適正が高い、それ以外の領域でも大幅に不向きな領域が存在しないのが特徴。
タイプ6と同じですが、違いは芸術的領域が不向きでないこと。
あとはウィングや、トライタイプのハートセンターやヘッドセンターで変動するのでその部分で得意不得意が出てくると思われます。

タイプ2

特徴的にほぼ社会的領域になるでしょう。芸術的領域が適正があるのは
社会的領域と隣り合わせになるため、場合によってはS-Aというコードになる人もいるでしょう。不向きなのは研究的、こちらは正反対の性質を持つタイプ5ですが、トライタイプ△25xであれば研究的領域にも幅を広げることは可能は範囲とも言える。△26xなら残念ながら諦めましょう。

タイプ3

自己主張型なので、向いているのは主に企業的領域が一番に挙げられる。
トライタイプによってはスペシャリストかゼネラリストと2極化しやすく、
他に不向きな領域が無いものの、少し微妙なところが多い。
トライタイプでガッツセンターやヘッドセンター次第でまた変わってくると思われます。タイプ8との組み合わせなら企業的領域がさらに増強される。

タイプ4

タイプ4はルールや規則にとらわれない創造的なタイプであるので、
慣習的領域がほとんどなJTCには確実に就いてはいけないタイプ。
このタイプは必然的に芸術的領域となるでしょう。
特に4w5は不向きな領域も多く企業的領域、現実的領域、慣習的領域が困難に近い。(4w3は企業的領域が微妙であるものの適性あり。)

タイプ5

タイプ5はどの社会的領域を除けばどの領域でも通用し、意外にも万能なタイプではある。そう、「協調性さえ求めなければの話だが・・・」
ただし昨今の日本社会は協力し合う国民性(タイプ6のように)であり、
そのため、適性があってもコミュニケーションを重視されたり、専門性がなくタイプ5の苦手なゼネラリスト面で阻まれてしまいやすい。
タイプ5(16タイプで特にNT型になる人)は適性があろうが、能力があろうが、協調性がなければ淘汰されるのみである。という悲しい現実。
5w6ならカバーが効きやすいので意外に万能といえる。

タイプ6

慣習的領域が特に適正が高く、芸術的領域が不適正と分かりやすいタイプ。
それ以外は不向きな領域が存在しないのも特徴。
こちらも万能なタイプではある。
しかし、企業的領域でこのタイプは振れ幅が最も大きく、
368であれば超適正があり、469になると不適正となる。
同じタイプ6でも、天地の差ほどの大きさとなる。
現にエニアグラムがタイプ6同士であって16タイプが
ESTJとINFPというケースもありましたので。

タイプ7

現実的領域と芸術的領域という不思議なところに適性が高い。
企業的領域もそれなりに高い。
また、慣習的領域はこのタイプのイメージには一番合わなさそいうという
特徴もある。ISTP辺りなら話は異なるかもしれません。

タイプ8

ほぼ企業的領域になるでしょう。8w7でタイプ3と組み合わせれば最強。
次いで現実的領域も適性あり、逆に向いていないとすれば社会的領域ぐらいなところ。ほかは△なのでそれらを補うとするとなると、
トライタイプでハートセンターやヘッドセンター次第で変わってくると思われます。

タイプ9

慣習的領域が特に適正が高い、逆に企業的領域の適性は皆無。
それ以外では芸術的領域や社会的領域も適正がある。
ウィングやトライタイプで結構変動があるので、企業的領域以外であれば
割と万能といえるタイプとなる。


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