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薔薇と金星は似てるよねって話
※当記事では占星術上の金星について扱っています。
私は特に薔薇をみるたびに、金星のことを思う。その理由は第一に、金星と地球の軌道を結び合わせると、薔薇の花のような模様が描かれるという話を聞いたことがあるから(こちらの冒頭参照)だけれども、占星術的な意味を考えた場合でも、やっぱり薔薇のような存在だな……と思うからだ。
薔薇のような存在、とは即ち、
・きれいな花といい香り
・育てる手間は結構かかる
・楽しむ為の花、でも『幸福』とも言い難い
……あたりである。
今回はそんな金星のお話だ。
星を読む際の、解釈の一助になれば幸いである。
美と快楽の星、金星
占星術上の金星の意味を調べると、だいたい『好きなこと・センス・楽しいこと』が第一に挙げられている。ごく一般的な暮らしを送っている人でも、食べるものや着るものについて、または音楽を聞いたときに「こういうのイイな」と感じることは、多かれ少なかれあることだろう。この自分の感覚に基づく『好き・好ましい』ものが、まずは金星の性質として挙げられる。つまり、牡牛座の王様としての金星だ。
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