見出し画像

【小集団】と【悪意】と【歪み】

やたら物々しいタイトルで恐縮である。

この記事を書こうと思った訳は、私の見聞きする物事に『やっぱりそこで引っかかるのかー!』案件が増え始めたからだ。単に世相の問題なのか、それとも何かそういう流れに私が放り込まれているのか、そのあたりは大変微妙ではあるが。ともあれ、これからの時代の流れを考えると、こういうの気を付けた方がいいんだろうなぁと思う要素をそこそこの量見いだせたので、一記事にまとめてみた次第である。

尚、私の観測した範囲のことでしかないので、当てはまらないケースも結構あるだろうと思う。なので、例によって『そういうこともあるんだな』くらいのノリで読んで頂ければ幸いだ。

結論から先に申し上げれば、
『敵は己の内にあり、かもしれないぞ?』
『風の時代、嘘と誤魔化しは最大の敵』
……である。

その二行を言う為だけに9000字越えの字数費やしたんかお前、というツッコミが聞こえて来そうだが、何故そう考えるようになったかを説明しようとしたら、こんな字数になってしまった次第だ。可能な限りコンパクトに、と心がけてみたのだが、結果はご覧の有様である……。ついでに、書いてる輩の性質上、サークル活動やら二次創作アンソロやらの話が頻出する記事になった。

以上、ご承知おき頂いた上で、それで付き合ってやろうという方はお進みください。


【小集団】の功と罪-時代の流れもあるけれど

現在、いろいろな意味で振り回されやすくなっている人は、結構多いだろう。これは今までに、風の時代の一側面としてアレコレ書いてきたことでもある為、どうも世間はそういう感じらしいぞ、とは思っていた。

しかしどうも最近、星を読んだりご相談をお受けしたりしていると、本来『そうそうブレない』タイプの星の持ち主が、周囲に流される事例が増えている気配がするのだ。これは一体どうしたことだろうと思ってちょっと深堀りしてみると、そういうケースでは大抵、その人個人の出生図から見える要素よりも、その人を取り巻く世界の流れとの関わりに『何か出る』パターンが、どうも多いようだった。

では、その『何か出る』とは何か。私の知る範囲で最も多いのが、現実においては『人の意識の集団』が関わる事例である。SNS上のアレコレもそうなのだが、現実的な人間関係の上であっても、影響力の強い人(いわゆる風の時代に乗れるタイプ)の人の言葉や情報に晒されることで、だんだん己の軸の位置があやふやに、という状態だ。一対一ならはっきりと自分自身を主張できる人も、一体多数になるとどうか? 集団に一人で刃向かうのはとても難しいことは、論を待たないだろう。

ここから先は

8,701字

¥ 1,000

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

頂いた投げ銭は、全て生きる足しにします。ありがとうございます。