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『イヤなもの見ちゃった』ときにどうするか、というお話

何だかいろんな意味で『風が強い』今日この頃、皆様いかがお過ごしだろうか。SNSのバズりや世界のニュースやら何やらで、今日も世間は騒がしい……というより、今も昔も世間はずっと騒がしいものであり、しかし昨今の人たちが『世間』と感じる世界は、ネットとSNSのお陰で昔よりずっと広くなっているのだと思う。そのお陰で、騒がしいと感じる人の割合も増えている感じだ。

今後しばらく、地球上でやりとりされる情報の総量は、増えることはあっても減ることはどうもなさそうだ……と思う。星の流れを見ていても、世間の流れを見ていても、だ。よって、自分にとって必要ない情報は見ない選択をすることも、とても大事である。今の時代、この情報の取捨選択は、もはや護身術の一つと言ってもいいと私は考えている。

しかし中には、仕事の都合でどうしても関わらざるを得ないとか、やりたいことがあって、その為には情報が必要で……とか、いろんな事情で『離れる』ことが難しいケースもある。個人で仕事をしていて、SNS上での言動が生活に直結している状況などが、比較的分かりやすい例だろうか。

『イヤな情報』に極力触れない為には、各種SNSに付いているミュートとブロックを積み上げて何とかする……というのが第一選択だろう。しかしソレも万能とは言いがたい。うっかり該当ページを見てしまったとか、X(旧Twitter)で言うなら、何故かミュートが効いてくれなかったり等の理由で、『見たくないもの』を不意に浴びてしまったことがある人は、結構いるはずである。

以前の記事でも触れたことだが、感知できないスリップダメージほど怖いものはない。一回や二回なら、眉間に皺でも寄せつつ、ミュートワードかブロックワードを改めて積んでおしまいかもしれない。しかし怖いのは、食らうのが一回や二回ならならまあ……で済むモノも、無防備に食らい続けていると許容量を超えてしまうことがある、という点だ。

なかなかしんどい状況とも言えるが、それだけチャンスが多い世の中とも言える。この情報のるつぼの中で、自分のやりたいことや、やらざるを得ないことの為に、『敢えて首を突っ込み続ける』選択をするなら、しんどさの不意打ちをどうにかする工夫は必要だな……と、私は思っている。

前置きが長くなってしまったが、この記事は、SNSやネット上の情報に触れる上で、私が心がけている(少なくとも私には有効である)『護身術』的な工夫をまとめたものだ。こっち方面に興味のある方、もしくはそういう手段について考えるとっかかりが欲しいという方のお役に立てば幸いである。

尚、この記事で扱うのは、要は『○○が好きだけど、そのファンコミュニティの雰囲気がどうも合わない』とか『愚痴垢のRPが妙に流れてくる……』のような、意図せず『イヤな気持ち』を発生させる情報に触れてしまうケースの話だ。明確な誹謗中傷等のケースであれば、必要なのは当記事ではなく法律的な対処であることは、最初に明記させていただく。


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