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みためは大人、ずのうはこども

わっしょい。

毎度文章がとっちらかってしまうので「目次」という便利な手法を使ってみることにしました。

心が大人になれない私の、ただのえっせい。

1. かえりみち
2.「よーいどん!」って聞こえなかった
3. 真夜中の知育菓子


1. かえりみち

最寄り駅の改札を出て、家まで歩く。

イヤホンで音楽を聴きながらのろのろと歩を進める。

信号待ちでおもむろにスマホをいじり、
通りすがりのコンビニでごはんを買う。

どこに行った時もそう。
いつも同じような「かえりみち」。

そんな「かえりみち」に、私はいつも思うことがある。

それは、こんなこと......

イヤホンで聞いてる曲に合わせてズンチャカズンチャカ歌って踊りたい!!!

駅から家までにある街路樹1本ずつ登って制覇したい!!!!!

今手に持ってるうどん、ここで食べたい!!!

歩道橋の下にでっかいトランポリン置いて、飛び降りてビョンビョン跳ねたい!!!



ふぅ~〜〜〜〜(落ち着きを取り戻している)

こんなことを思ってる方いませんか???
だれか私に共感してくれ。お願いします。

私は毎日思ってます。

でも、私ももう「成人女性」という種類に属している生き物ですので、仕方なくこの欲求を毎度毎度抑え込みながら帰路につくリーマン達と同じようにスマホ片手に歩くわけです。

成人女性がひとり、いきなり歌って踊りだし、そのへんの木に登り始めたら、まあ大抵の人は「変な人がいる...」と思うでしょう。
小学校低学年、いや、未就学児ですら「あの人おかしい」って認識できると思う。

だから私はやらない。
変な人だと思われたくない。がまん。

ほんとはやりたいけど、、、

ほんとはやりたいけど!!!

いや、みんなも実はそう思ってるんでしょ??

整然と歩いてるお偉そうなおじさまも小綺麗なOLもみんな本当は「電車が来るまで三点倒立してたい」とか「ガリガリ君両手に持って食べ歩きしたい」とか思ってるんでしょ??

私は信じてるよ!


......そういえば最近マスクをするようになりました。
風邪でも花粉症でもなんでもなく

「歌ったり、考えごとしてる時に表情が変わっちゃったりするのを隠すため」

周りのマスクしてる人たちも同じ考えなんじゃないの??って期待しながら。

私、転生したら、こんな統制された社会じゃなくて、インド映画の世界に行く。
それで、普通に歩いてる時も、恋した時も、殺されかけてる時も歌って踊る。


2. 「よーいどん!」って聞こえなかった

いつのまにか、友だちが皆大人になってた。

年齢の話じゃない。
年齢なら私も同じように同じだけ歳をとってる。

ちょっと前まで一緒に公園に行って逆上がりをしたり、ちょっとだけ高いところを歩いてみたり、急に走り出して競走したり、、、

いつの間にかみんなやらなくなっていた。

ディズニーランドに行ったら「乗れるだけ乗ろう!!」って走りまわってたのに、どれだけいい写真を撮れるか、インスタのストーリーに何を載せるかで頭がいっぱいになってた。

ビュッフェに行ったら、誰がいっぱい食べれるかで競いあってたのに、食べる量や種類に敏感になってた。

いつから??

いつからみんな変わってたの??

私きいてない。

「ハイ皆さん、ここから大人になりましょう。皆さんは大人なので、大人らしいことに興味を持ちましょう。」

こんなこと誰か言ってた??

いつのまにみんなは小学生が好むことから中高生が好むこと、大人が好むことに興味がシフトチェンジしていったの??

なんで私は一緒にいたのにしてないの??

誰か「よーいどん!」って言った?

私きいてないよ。

知ってるか?
「よーいどん!」って言われる前に走り出したら失格なんだぜ?フライングって言うんだよそういうの。
私陸上部だったから知ってるもん。

私まだ位置についてないどころか、走らなきゃいけないことすら知らなかったよ。

だれか教えてくれてもよかったでしょうよ。
「お前このままじゃ体だけババアになるぜ」って。

私今さら走らないよ。
今から走っても追いつけなくてバカにされるだけだし、ここで立ち止まってる方が楽しいから。

だからみんな時々スタート地点に戻ってきて、
私、いるから。


3. 真夜中の知育菓子

夜中にね、西友に行くのが好き。

割と有名なJ-POPがいつも流れてるんだけどね、夜中だと人が少ないから、こっそりのれる。

今日も行ったんだけど、夜中の1時の割に人がいたから大人しく買い物した。

それで何故か急に「ねるねるねるね」を作りたくなって(食べたいというよりは作りたくなった)、探したんだけど、まさかまさか、西友に「ねるねるねるね」が置いていなかった。

いや、あったはあったんだけど「パーティーねるねる」みたいなやつしか置いてなくて、それが500円くらいして、「ねるねるねるね」に500円も出せねえよ!!と思った私は、隣にあった「たのしいおまつりやさん」という知育菓子を買ってみました。

「深夜1時に知育菓子買ってる大人(しかも自分のために)、私以外にいるんだろうか。もしかしたら私は本日『夜中に1人スーパーに来て知育菓子を買っている唯一の人間』なのではないだろうか、だとしたら私、夜中の知育菓子売上に貢献した者として表彰されて、『たのしいおまつりやさん』の企業から500万円くらい贈呈されないかしら」

などと妄想して、知育菓子売上に貢献した者として自尊心を高めながら帰路に着いたのでした。

深夜2時。
さっそく作ってみた。

いやこれ、まじ、ほんとに、知育菓子なめてた。

クッ〇パッドで悲鳴あげてる奴にとって、知育菓子というものは世にも恐ろしい、かのIQ上位2%しか入れないという噂のMENSA 会員に向けて作られた超難題なのでは、、と、もう序盤から涙目になってきた。

帰路で高めた自尊心がガラガラゴロゴロと崩れていく音がした。

草木も眠る丑三つ時に、部屋でひとり、知育菓子にいそしみながら自尊心を打ち砕かれて泣きそうになっている成人女性が果たして他に存在するのだろうか。

いたら友だちになりたい。

でもこの「たのしいおまつりやさん」、本当に難易度高くて詳しく書きたいので、別で投稿するかもしれない。

今日はとにかく難しかったとだけ言っておきます。


おわりヽ(‘ ∇‘ )ノ
目次があまり意味を成していなかった気がするヽ(‘ ∇‘ )ノ





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