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■盗聴器・盗撮器(盗撮カメラ)の確認調査<3>(確認業務について)│アイス・ブルー探偵社🕵


■盗聴器・盗撮器(盗撮カメラ)の確認調査<3>(確認業務について)

◎盗聴・盗撮器発見業務と無線免許…

僕自身は暇なときに、暇つぶし感覚で無線の免許取得を行ったので、簡単な無線免許は持ってます

だからと言って…盗聴器発見業務を行うのに、無線免許が必要かと言えば…

必要ないですね!

何故なら、(無線式の)盗聴器発見作業は基本的に、電波の有無を確認する作業であり、電波発信する行為とは違います。
一般の人たちが、ラジオ受信して試聴するのに、免許は不要ですよね?
それと同じです。

だから、僕の知る限り、盗聴器発見業者の大半は、無線免許を持っていないと思います。
同業者に、無線免許をもってるコトを話すと、珍しがられるので。

とりあえず、無線免許の有無よりも、最低限の無線の知識は持っているかどうか…ですよね?

◎何故アイス・ブルー探偵社は、アパートの1室から一般的な一戸建て住宅程度までが、同額料金なのか?(1)

盗聴器にもよりますが、一般的な盗聴器の発信する電波は、壁などの遮蔽物を考慮した上で、50~200mと言われてます。
盗聴器を仕掛けてその電波を受信する者は、主に屋外、宅外で受信を行うモノなのです。
そこまで電波が飛ばなければ、そのような盗聴器は使い物にはなりません。
よって野外、宅外まで電波が届くように、そもそも盗聴器は作られ売られているのです。

また盗聴器の中には、音声を感知したときのみ起動して電波を発信するタイプ(VOX型)の端末もあります。
VOX型盗聴器のことを考え、何らかの方法で無音状態ではなくしてしまい、盗聴器が電波発信をする状態をこちらで作れば良いのです。

盗聴電波が発信されていないか、それぞれの部屋から電波が届き、確認しやすい場所で、盗聴器が拾った音声が聞こえないかを、受信機を使って確認作業を行えば、1回のスキャンやサーチで同時に複数の部屋の確認ができます。
もし音声を受信したときは、受信した部屋でのみ、受信機を使ってのハウリングで場所の特定ができるかと。

👆受信機に、わざわざ八木アンテナ繋げて、室内で持って回って探す行為は、ある種のアピール?パフォーマンス?

一般的な盗聴器の発信する電波は、壁などの遮蔽物を考慮した上で、50~200mの範囲内であれば、作業の手間は同じはずかと。

◎据え置き型の受信機は使わないのですか?

アイス・ブルー探偵社の確認作業で使用している受信機は全て、据え置き型ではなく、ハンディタイプの受信機です。

何故?ハンディタイプの受信機しか使ってないのか。
それは…
ハンディタイプの受信機だけで、事足りますし、十分でなので。
でもって、逆に使い勝手が良いので。

またこの業界の人たちと話してると…

「据え置き型は、調査をやってる感を出すための演出の為に使用するモノ。
ハンディタイプは、実際の調査に使用する為のモノ。」

みたいな?感じで。

実際、この業界に入って、駆出しの頃…色んな探偵事務所の仕事をしてきてて…
どこの探偵事務所の人たちにも、

「据え置き型を1台持参していくだけで、ちゃんとやってる感がだせるので、その分(ハンディタイプだけよりも)料金設定を上乗せ出来ちゃうんだよね。」

てなコトを聞かされてばかりでした。

実際に据え置き型の受信機をメインに使って、確認調査を行ってる業者もあるとは思いますけど…
なかには、パフォーマンス目的だけのために、わざと持参してるだけの業者も多いのも事実。

で、実際に、据え置き型の受信機を使って、電波の確認をする場合…
当然、据え置き型の受信機ってのは、持って歩きまわて確認するわけではないのね。

確認しようと思う建物などのどこか1か所に設置して、確認作業を行うわけで。

一般的な住宅で確認作業を行う場合…
全ての部屋を同時に確認できる状況をわざと作ってしまい、
その住宅で一番電波確認がしやすい場所に設置して、確認作業を行うわけね。

また、そもそも据え置き型の受信機は、持ち歩くことを前提としないので…
何らかの電波を確認した際、ハンディタイプとは違い、
そのままそれを持って、その部屋に行き…
ハウリングを使って確認作業は出来ないですよね?

結局は、そこからは、ハンディタイプの受信機を使わざる得ないわけです。

だから僕の場合…
据え置き型の受信機よりも、ハンディタイプの受信機を使う方が、実際の確認調査となれば、使い勝手が良いと思うので。
最初から、ハンディタイプの受信機を使って確認作業を行ってるのです。

だから、据え置き型ではなく、ハンディタイプの受信機を選んで使ってます。

「据え置き型は、調査をやってる感を出すための演出の為に使用するモノ。
ハンディタイプは、実際の調査に使用する為のモノ。」

ってのもあながち…。

◎何故アイス・ブルー探偵社は、アパートの1室から一般的な一戸建て住宅程度までが、同額料金なのか?(2)

先ほども書いたように、繰り返しになりますが。

実際に、据え置き型の受信機を使って、電波の確認をする場合…
当然、据え置き型の受信機ってのは、持って歩きまわて確認するわけではないのね。

確認しようと思う住宅などのどこか1か所に設置して、確認作業を行うわけで。

一般的な住宅で確認作業を行う場合…
全ての部屋を同時に確認できる状況をわざと作ってしまい、
その住宅で一番電波確認がしやすい場所に設置して、確認作業を行うわけね。

そう。

僕がハンディタイプの受信機で行ってる作業…
全ての部屋を同時に確認できる状況をわざと作ってしまい、
その住宅で一番電波確認がしやすい場所で、受信機を持って、確認作業を行う

それと同じですよね?

ただただ据え置き型の受信機と同じことを、ハンディタイプの受信機を使って行ってるに過ぎないのです。

だから部屋ごとに同じ作業を繰り返して行う必要が無いので、部屋数や広さが変わっても、手間としては変わらないので。
だから、アパートの1室から一般的な住宅程度までであれば、同じ手間なので料金が変わらないのです。

そもそも…
一般的な盗聴器の発信する電波は、壁などの遮蔽物を考慮した上で、50~200mと言われてます。
と言うか、盗聴電波を受信して聞く人は、その住宅やマンション、アパートの外で受信して聞くわけで。

そこまで電波の飛ばない盗聴器では使い物にはなりません。

であるならば、建物内であれば…
よっぽど中心の部屋や場所であれば、盗聴電波は届きますよね?
確認できなきゃ、おかしいですよね?

その場所で確認作業が出来る状況さえ作ってしまえば、確認できますよね?

そもそも…
据え置き型をメインに使って、確認調査を行っている業者こそ、これらの確認の作業方法を考えたら…

持って歩き回れない分、逆に、1回の作業で、同時に多数の部屋を効率よく確認する必要があるわけで。

ってか、実際、そもそもそうしてますよね?
1回の確認作業で、同時に多数の部屋を効率よく確認してますよね?出来でますよね?

って考えたら、料金面を考えたら…
据え置き型をメインに使っている業者こそ、割増料金設定どころか、部屋数や面積を問わず…
同額での調査がなぜできないの?

据え置き型は、そんなこんなで、僕としては使い勝手がイマイチ。
でも、据え置き型を使っての作業をハンディタイプのを使う時でも応用すれば…
効率よく、部屋数問わず…確認作業が出来ますよね?

だから…そー言う事ですよね?

◎実際の作業時間は、どれくらいですか?

実際の作業時間、作業工程については…

盗聴器・盗撮器(盗撮カメラ)の確認調査<1>(料金・内容・機材)
内の大まかな調査確認作業の行程

をご参考、ご覧ください。

◎音声が聞けない受信機を何故持っているのか?

一般的な盗聴器はアナログタイプであり、一般的な受信機の周波数帯の範囲内の電波を使用している為、一般的な受信機で、周波数さえ合わせることが出来れば、音声を聞くことができます。

👆盗聴器製造業者からしたら、一般的な受信機では受信できない盗聴器を大量生産しても、購入してもらえませんので。

盗聴器が拾った音声が聞こえるかどうかで、盗聴器の有無の確認が行えます。

しかしそれ以外のタイプの電波を発信するものも例外的にあります。
また一般的な受信機の範囲を超えた周波数帯を使用しているタイプの盗聴器も例外的にあります。

それらを考慮して、音声は聞くことはできませんが、その代わり通常の受信機よりも受信範囲の広い機材を使って、電波の有無の反応を確認し、捜索作業も行ってます。
電波の有無さえ確認が出来さえすれば、音声が聞こえる必要はないので。

またこの作業については、電波の有無だけの確認のため、それぞれの部屋で行う必要はありますが、音声を聞いて確認しながらのスキャンやサーチを行うほどの手間や時間は必要ありません。

◎何故最初から受信範囲の広い機材を使わないのか?

やはり一般的に多いタイプの盗聴器を、まずは確認する必要があります。
また電波受信したからと言って、盗聴器の電波以外の可能性もあります。
それを確認するには音声を聞いて確認する方が確実なので。

◎盗撮器(盗撮カメラ)発見には盗撮器(盗撮カメラ)用のモノは必要なの?

一般的な盗聴器発見用と言われる受信機の受信範囲は約1,300MHzまでの機種が多いです。
(※相場的には2~3万円ほどで購入可能かと。)
中には、受信範囲…約3,000MHzまでの広範囲の高級受信機もあり、それを使用して業務を行っている業者もいます。
(※相場的には5~7万円ほどで購入可能かと。)

主だった盗聴器であれば、1,300MHzまでの受信機で確認出来るため、各メーカーから発売されている盗聴器発見機能付き受信機も、受信範囲は約1,300MHzまでの機種が多く、ここまでの受信機で業務を行っている業者も多いようです。
👆僕が以前調べた際、これを超えた周波数帯の盗聴器も若干存在しましたが。
詳しくは、下記リンクをご覧下さい。

👆僕が持つ盗撮器(盗撮カメラ)発見の際に使用している受信機
「ICOM IC-R3ss」(受信範囲…0.495~2,450.095MHz)
「AOR AR-STV」(受信範囲…900~2,800MHz)
「WCH-350X」(受信範囲…900~3000MHz及び5,000~6,000MHz)

これらの受信範囲を見れば分かると思いますが。
そもそも盗聴器発見用に使用されている受信機とは、受信範囲が違いますよね?

また盗撮カメラを確認したら、液晶モニターに受信映像が表示されるようになってます。
これで、どこが映し出されているのかを手掛かりとして、カメラの位置を探し出すことができます。

一般的な盗聴器発見用の受信機のみしか使用せず、
「盗撮器(盗撮カメラ)の発見も行ってます。」
という業者もあるようですが。

僕個人的には、業者として以前に、人として、どうなのかな?と思いますが。

◎何故、盗撮器(盗撮カメラ)発見用のモノを持っていない業者がいるのか?

「AOR AR-STV」、「WCH-350X」は、それぞれ販売価格は10万円くらいだったかな?
盗聴器発見用に使用されている受信機と比べ、値段もそれなりの値段もしますし、今現在どちらの機種も、販売終了してるため、入手困難…。

これらの理由もあり、所持していない業者が多いと思われます。

◎盗聴器・盗撮器(盗撮カメラ)発見業務を行うには…

盗聴器・盗撮器(盗撮カメラ)発見の業務を行うには、目に見えない電波を扱うため、最低限必要な機材をそろえる必要はあると思います。
とは言え同時に、必要以上の機材をそろえる必要性もないとも思います。

◎電波を飛ばさない盗聴・盗撮器(盗撮カメラ)について

👆こちらで行っている基本的な業務は、主に確認作業中に、電波発信を行っている…
いわゆるアナログ式の電波発信を行う盗聴器及び、電波式盗撮器と言われる…
これら機器の発信する電波の有無及び、それらを手掛かりとしての確認作業となります。

ケータイ電話の電波を使用し、盗聴行為をしたい時だけ通話状態にし、その通話時のみしか電波発信を行わない、いわゆるデジタル式盗聴(器や行為)…
同様に、基本的には位置検索時のみしかケータイ電話の電波通信を行わないGPS発信機など
その他、電波発信の有無の確認作業を行ったとしても、電波発信の確認が行えない、電波発信を行っていない盗聴(器や行為…いわゆるICレコーダーなどの機器の使用とかも)など…
これについては、基本的には確認作業中に電波発信を行っていないなどの理由もあり、これら電波受信機を使用した作業では、有無の確認は出来ません。

その為、これらを探すとなりますと、目で見て探す以外方法はありません。
ただし、ケータイ電話同様、何らかの電波発信が作業中に行われれば、電波受信器などに反応は現れ、それによって目で見て確認しなくとも、確認することが出来ることも。

また電波を飛ばさない盗撮器、盗撮カメラ…という事についても、同様ですが。
これについては、「SCH-70」等を使って、カメラに向け照射したLED光をカメラのレンズが反射し同期する現象を利用し、やはり目で見て探す以外方法はありません。

とは言え、どちらも仕掛けるとき以外にも、記録媒体・メモリー容量や電池持ちなどの問題もあり、再度リスクを負って回収する必要があるので、ある程度室内に、自由に出入りが出来る人物が仕掛けている可能性が高いとしか考えられませんが。

◎業者探しについて…

目に見えない電波を扱っているため、
「どうせ分からないだろうからと、口先だけで、ごまかして…」
といった業者がとにかく多いようです。

盗聴器発見だけを頼むにしても、事前に問合せの際、どのような機種を持っているのか、各業者に確認して見るのも一つかと。
ネットで検索すれば、その機種の受信範囲や性能は分かると思います。

また何故、部屋数や広さによって、金額が変わるのかの根拠についても、確認してみるのも良いのかもしれません。
納得が出来る根拠を示してくれるかどうかでも、判断できるのでは?

そもそも電波を確認した際、その電波が盗聴器などの電波であるのかどうか。
その場で確認できるように…

いわゆる「周波数帳」くらいは持参して現場に来てるのが基本だと僕は思いますが。

周波数帳程度であれば、機材とは違い、そこまでの金額にはならないと思います。

それすら持参していないどころか、所持していない業者もあるようで。
問合せの際、所持や持参の有無についても、事前に確認してみるのも、一つなのかな?

もしかしたら…盗撮器(盗撮カメラ)発見どころか、盗聴器発見の業務ですら、単なる
「探してますよ。」
と言ったパフォーマンスだけを行って、料金請求だけして帰る業者であるのかも?


<おまけ>

■盗聴器・盗撮器(盗撮カメラ)の確認調査<1>(料金・内容・機材)

■盗聴器・盗撮器(盗撮カメラ)の確認調査<2>(業者のサイトを見てて…)

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