イツアリコラム:ハイジ活動記録(アビリティ編①)

 こんにちは。パルムです。早くも3回目となりました。

 前回は「出会い&登場編」であり、次は「ハイジの苦労期」を語りたいが、今回はハイジの「アビリティ編」となります。これを語った上でどのように苦労したのか肉付けしておかなければならない。

いきなりですが、ハイジのアビリティ…実はこれまで1度も上方修正されたことがありません。初期に登場したキャラ(エマラングリクロエetc.)は、上方修正され、株が上がったケースもあります。私としては、推しキャラが登場してから何一つ変わらずに直近まで活躍できていたことは嬉しい限りです。(ありのままのキャラは他にもいるので決してハイジだけではない)

 これは過剰評価にも聞こえるかもしれませんが、上方修正されなかったことは、編成・アビリティ順次第で活躍できる見込みがあったと信じておきたい。私自身、ハイジと相性の良いキャラ採用、天敵に対抗するために時間を割いたこともありました。今はハイジを使えていない状況ですが、決して無駄な時間ではなかったと思いますし、強くなれるように考えること自体が楽しかった。だからこそ、本コラムでは簡潔かも知れないが、語っておきたいのだ。

※ちなみに、「アビリティ進化」という強化要素が登場されたキャラ順に来ているので、ハイジにも強化が入った場合はまた別の機会に語りたいと思う。

《アクティブアビリティ、Active Ability》

 ハイジのアクティブアビリティは下の画像である。

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 見ての通り、「暗闇」デバフに特化しているアビリティである。他のゲームにおける「○○型、○○専門」みたいに捉えてもいいだろうか。ここまで1つのデバフにまとまったキャラは他にもいるのだが、登場順から見ると、マイヤ(毒デバフ特化)に続く2体目である。更に言うと、「暗闇」の始まりを告げるキャラであった かもしれない。当時は、グレーテルヴィクトリアぐらいしか暗闇持ちはいなかった。そんな中、「暗闇」を全体、単体、ランダム複数攻撃と器用に使えるキャラは珍しかったと思われる。極めつけは、自身で40%回復、デバフ2個解除をできてしまうところだ。

 ハイジのアクティブアビリティの強い所は、他キャラに頼らずとも1人で得意な状況を展開できてしまうこと、回復を頼らないことも可能だということ。キャラによっては、アクティブとパッシブアビリティを1人でフル活用することが難しく、他キャラ依存することもある。だが、ハイジはしっかりと両者を活かすことが可能だ。

 では、上から順にアクティブアビリティを見ていこう。

①ドゥンケルハイト

 敵単体に500%の物理攻撃。100%で追加効果:4ターン継続の暗闇

画像3

ハイジの主力攻撃であり、これが何より強さを語る上で外せないアビリティだ。この攻撃をどれくらいの火力で当てることができるのか。使い手の腕の見せ所でもある。500%と火力低くない?と思うかもしれないが、これ以上高くなるとぶっ壊れになるかもしれない。下の画像を見てもらいたい。2021/6/9 に記録した火力だ。

画像2

 私の経験上、相手をワンパン可能、上手くいかなくとも半分近くHP削ることも可能だ。そのためには、暗闇付与しておくなど環境を作ることが前提ではある。今でもこれに近い火力を出すことは可能ではある。とてつもないロマン砲であることをお伝えしたい。

強い点:高火力を出せる、デバフを確定付与&ターン継続の長さ

 しかし、このわかりやすいほどの強さが弱点でもある。必ず相手はこれを避ける、ダメージ軽減してくるなど「対策されやすいこと」。単発攻撃のため、「幻影、予防に弱い」ので空振りもある。そして、私が特に悩んでいるが「高火力を出せる状況づくりが難しい」。今は、最速1ターンで作り出すことができるが、初期は2ターンでやっと出すことができたくらいだ。今に至っては、昔に比べてよりデバフが付与しにくいこと(広範囲の予防・デバフ解除、被デバフ率低下してくる)が致命的である。

弱い点:対策されやすい、高火力を出すには工夫必要

②フィンスターニス

敵5体に120%の物理攻撃。75%で追加効果:2ターン継続の暗闇

画像4

このアビリティは汎用性があるが良い。

①暗闇状況を作り、次ターンでハイジの火力upになる。②幻影・予防剥がしになる。③アトラク=ナクア、アルジャンなどのデバフ付与に影響するパッシブが活きる。etc.

 例えばだが、ハイジの前後に同じなような全体デバフ攻撃を用意すれば、相手はどちらかのデバフを受けるか、どちらとも解除するかなどの選択をしないといけないかも。対策されてもここで幻影・予防デバフ解除を使わせる、こちらの思う通りに動かすという戦術もできたりもする。(おとりデバフとして使っていた時期がありました。)

 残念なことは、アルジャンが上位互換の付与率(80%)を持っていること、ジゼルの使用率低下で全体幻影を見ない、アトラク=ナクアの方が剥がした上にデバフ付与ができるなど…、つまり、ハイジじゃなくても強いキャラたちが可能であること、その必要性がなくなりつつあることだ。

③ペイスシュヴァルツ

ランダムで敵に4回160%の物理攻撃。60%で追加効果:3ターン継続の暗闇

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 ランダムのため、照準デバフがないと全弾命中は難しいが、1回目に暗闇付与できれば、次攻撃が当たるときにパッシブの恩恵で火力upする。特に、相手の数が減ったときこそ本領発揮する。60%の付与率の高さも強さの支えだろうか。この攻撃は、3ターンor4ターンに使うことが多いため、相手が予防・デバフ解除を使い切っている場合は非常に有効である。

 弱い点は、被ダメ軽減が強い相手ではあまりにも非力である。また、気絶・混乱・沈黙のランダム複数攻撃に比べると、暗闇のランダム複数攻撃は効果が劣る。(暗闇というデバフ効果は行動阻害にならない)例えば、ロキの沈黙複数攻撃、アトラク=ナクアの被ダメup複数攻撃と比べるとなぁ。

④グベートシュリヒト

自身のHPを40%回復。デバフを2個解除

画像6

 登場した頃は、ジゼルほどではないがそこそこの回復量で優秀だった。デバフ解除もいざという時には役に立つことがある。ハイジはアタッカー、デバフで妨害する役目として回復で生き残り続けたい。

 注意する点は、編成次第では不要なアビリティになる。私としてはアビリティoff推奨しないが、ハイジはVIT低めで編成次第で最小HPキャラになることがある。それが原因で回復が過剰になるのが良くないことだ。折角回復したいキャラがいるのに、ハイジに集中するのは避けたい。

 以上、アクティブアビリティについて簡単に語りました。黄金期の時はどのアビリティも非常に輝いていた。今では無力に感じるアビリティになったのは否めない。それは環境がインフレするときには付き物だ。

 再度言うが、この変わることのなかったアクティブアビリティを私は「イツアリの環境変化」にどうやって合わせてきたかを今後語るのだ。

…では次にいこうと言いたいところですが、まだ「パッシブアビリティ」が残っているんだが!?そんな馬鹿な!?(笑)

画像7

これもハイジの強さを語るときにかなり重要なんですよ。

では、「アビリティ編②」に続く…。

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