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まともじゃないのは

『まともじゃないのは君も一緒』を先日Netflixで観た。

いかにも偏屈そうな成田凌と清原果耶ちゃんペアに惹かれて、
「劇場で観よっと」とfirmarksにクリップしてたけど、いつの間にか公開が終わっていた。
先日Netflixで配信開始を発見したのでおうち鑑賞。
※ネタバレ含みます

まず、成田凌も清原果耶もどっちもかわいかった!
成田凌、こういう役とても似合いますよね。
『愛がなんだ』の成田凌にもやられたけど、この成田凌も好き。
気持ち悪い笑い方をするシーン、実際
「うわっ…きもっ」
って気持ちに観ている側がなるのがまたいい。

そして、清原果耶ちゃん。
こういう偏屈ガールが本当に似合う!
『俺の話は長い』の時の彼女もそんな感じで好きだった。
恋愛経験ゼロの知ったか女、というこじらせ系、好きです。
スナック(劇中では「バー」と言い張るけど)での彼女も良き。
未成年でお酒飲んでない癖に酔っ払ってる風に絡んでくる感じ。
あぁ、めんどくさ〜〜〜い笑


さて、今作には「普通」という言葉がなんと54回も出てくるらしい。
実際、鑑賞中も「普通ってなんだろな」と悶々。

デジタル大辞泉によると、

[名・形動]特に変わっていないこと。ごくありふれたものであること。それがあたりまえであること。また、そのさま。

ざっくり。
まぁ「普通」を定義付けるのも幅が狭まるしね。


作中、成田凌演じる大野が言っていた

「『普通』は何かを諦めるための口実なの?」

このセリフが個人的にぐさり。
「普通」に全て当てはめて、自分を殺して、何かを我慢して。
そういうところ、みんなあるよね。
そう思うと、みんな「普通」に自分を合わせに行ってるんだから
まさに『まともじゃないのは君も一緒』ね。

「普通」になるのも
「普通」でいるのも
難しくて面倒くさい。

音楽も好きだったから、また観たいな。

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