統合失調症患者が家事をするための小技(上手な手の抜き方編)
今回は「家事」について。
生きるためには家事をなんとかやっていかないといけないわけですが、全部を完璧にやらなくてもいいんだよって記事です。
以前自己紹介したように、私は兼業主婦だったりもします。
一応フルタイムで働きながら家のことも。
家事を分担できるなら分担しましょう。手広くやるのより、決まった狭い範囲をやる方が負担が少ないです。中途半端な出来上がりにイライラすることも少なくなると思います。
我が家の家事分担の実態はと言いますと、
洗濯は各自。掃除は気が付いた方(だいたい私)。お風呂は私。料理は私。食器洗いは私。ゴミの分別とゴミ出しは私。……って私ばっかりだな。
私の方が家事負担が多いのはときどき不満も沸くのですが、まあそれは我が家の実情に照らし合わせてこうなってる訳で、各家庭でちょうどいい分担配分というのはそれぞれ違うだろうなーと思います。
どんなふうに手を抜いているのか、という話に移る前にまず一つ。
私は夫と付き合う前から統合失調症になっていて、夫は私が体調悪くて家事が全然できなくても全く責めません。(続くとがっかりはされる)
いざというときに全部ほっぽり出せるという状況が助けになっている面はありますね、実のところ。
さてさて、まずは食事。
寒くて水を使うのもイヤンな場合は無洗米を買いましょう。
おかず。
最近はスーパーに行くと「炒めるだけ!」「煮るだけ!」みたいなものがあったりするわけですが、あれ便利ですね。多少は料理の心得が必要になりますが、体調が悪い時にぱぱっと仕上げてしまうだけならとても便利です。
クックドゥーの中華の素みたいなの、あれも便利です。
体調が悪いと味覚がよくわからなくなっていたりもしますが、これはまず失敗しません。便利。
もっと体調が悪くてもうどうにもならないなら、出来合いのお惣菜を利用しましょう。
一日二日栄養バランスが偏った食生活でも大丈夫、死にゃあしません。
洗濯は洗濯機に放り込んでおけば後は干すだけなので楽ちん。
取り込むのが遅れたり畳めなかったりは、まあそんなこともあるさーと気楽にどうぞ。
一週間に一度の洗濯でも大丈夫なように下着類は少し多めに持っておくといいかもしれません。
掃除。
トイレにはブルーレット必須です、我が家。
汚したかなって思ったらその都度ちょこちょこ掃除しておけば致命的なまでの汚れにはなりません。一ヶ月に一回程度きっちり掃除をしましょう。元気な時で大丈夫です。
お部屋は……うち汚いなあ……。
とりあえず、ゴミの分別はゴミの量が少ないうちにちょこちょこやっておきましょう。体調がすぐれなくて出来なかった場合は、回復して早いうちにやっておきましょう。ゴミが大量だとやる気がどこかへ行ってしまいます。
掃除は、部屋が整頓されてると楽な気がします……気が……。
・手間をかけない代わりにお金をかける。
・一つ一つの作業を小さくする。
ポイントはこの二つです。
手間をかけない代わりにお金をかけるってなんか贅沢な感じがしたりするでしょうか? 労力を買っている、そう思うようにしています。
作業単位を小さくするのは、ちょっと復活した時にでもちょこちょこっとこなすだけのキリのいい作業があった方がいいなーと考えているからです。
始めたらすごく時間がかかってしまう、ということにためらってさらに貯め込んでしまうと始められません。それを防止する意味もあります。
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誰にでも合う方法ではないかもしれませんが、こんな風にやり過ごしてる統合失調症の主婦がいるんだよってことの一例になればいいな、と思います。
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