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売るということ

『総務にゾンビがやってきた!』制作日記続き。

 さてさて、前のnoteで書いたように入稿が済みまして、諸事情でイベント出展が出来ない私は通販をするわけですが、委託は「架空ストア」というネットショップ(実店舗もあるよ)を考えています。

 お買い物方法はまたnoteを書く(かもしれない)ことにして、売るということの話。

 イベントに出ないので私の知名度ってやつは皆無です。営業っていうのもあんまり得意じゃない。
 私のオフ本知識は、基本的には2ch系の小説同人誌まとめサイトからのものです。要するに「知人から聞いた知識」ではなく「ネットで検索して手に入れた知識」というわけです。

 紙面構成から、ページ数に対する価格の相場とか、あとは印刷所の評判とか。そういう、おそらく基本的であろう知識はネットで手に入れました。人に教えを乞うのが苦手、というのもあるんですけどね。

 さて、ネットでしつこくしつこく見たのが、「同人誌は欲しければいくらでも出すけれど、興味ないものは無料でもいらない」という言葉。
 私のスタンスとしても、興味を持たない人に無理矢理押し付けて読んでもらうよりも、ちょっとでも興味のある人に届いてほしい、というのがあります。

 興味のありそうな人にちゃんと届くようにするには物量が必要なんだなあ、なんてことも考えてはいますが、まず、私にはあんまり金銭的余裕がない。

 ネットで「1冊も売れなくても大丈夫な在庫確保スペースと印刷代で」というのもよく見かけまして、10部-30部というのが私に刷ることができる同人誌の発行部数です。
 それと、同人誌発行にかかる諸経費を私は「趣味に費やす(手元からなくなっていい)お金」だと考えています。極端な話をすると、回収することを考えていません。これには是非があるとは思いますが。

「お金を払って買ってもらう」ということを、私は「興味を持たない人からの(あまりにも)的外れな批判を避けるため」の手段として使っています。
 noteの課金機能もそんな使い方をしている方がいらっしゃるようですね。

 頂くお金に頓着していないのですが、売価は一般的な相場に設定したいなあ、というのがあります。
 端っこながらもクリエイターの一人のつもりなので、作った人には相応の対価がある世の中になればいいなあと思っていて、そのためには自分から相応のお金を払っていきたいですし、相場を壊すこともしたくない。
 それが理由です。

『総務にゾンビがやってきた!』は300円での販売を予定しています。

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