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「クッキー」というお話

今日は大阪で「第二回文学フリマ大阪」というイベントが行われます。
 売り出される前に自分の作品を紹介してみるテスト。

【G-13】雲上回廊というブースで頒布される『ゆる本Vol.20』に「クッキー」というお話を寄稿しています。

「ゆる本」は雲上回廊の秋山真琴さんによる「界隈で最もゆるいアンソロジー」です。収録される作品はチェックされることもなくそのままコピペでポンと載せられます。収録順も投稿順なのです。
 今まではコピー本でしたが、今回よりオンデマンド製本になっているそうです。

「ゆる本」は、毎回テーマとキャッチコピーが秋山さんの独断で決められています。ただし「ゆるさを至上とするゆる本」ですので、それに沿わなくても特に問題はないそうです。

 Vol.20は
  テーマ:架空のゲームのノベライズ
  キャッチフレーズ:トーヘンボクさんと、トンチンカンさん
 という、「秋山さん、何なんですかそれはっ?!」というようなお題。

 ひねり出したのが「クッキー」というお話です。

 ストーリーは、ネタバレするといけないので書きませんが(私はネタバレって気にしないのですが、秋山さんはじめ界隈の方の多くは気にされるので)、書いた時の気持ちとか裏話とか。前置きが長いぞ。

 クッキーってのはお菓子です。今回のお話では。パソコンの一時記憶ではありません。
 一時期瞬間風速的に流行った「クッキークリッカー」は、オワコンになってからもしばらくやっていたのですが、このお話とはあんまり関係ありません。

 ちょうど別のところ用で「クッキーを焼く」という設定のお話を書いていたため、クッキーについてちょこっと調べておりまして、そこで頭に残っていたものを書いた感じです。

 ゲームのノベライズ本とか読んだことがなくて、ものすごくものすごーく悩んで書きました。
 なので、氷砂糖作品としてはわりと理詰めっぽい雰囲気のあるお話かもしれません。悩みながら書くときはストーリーの外堀を埋めていく感じで文字を埋めていくことが多いんですよ。

 文字数はだいたい1500文字くらい。
 普段500文字小説を書いている氷砂糖としては長めですが、「ゆる本」に投稿するのはこのくらいの長さのものが多いですね。

 削る・圧縮するという(わりと神経使う)作業を根詰めずに気持ちよく書けるのがこのくらいの長さなのかなって感じがしています。
 あと、あんまり短いと500文字小説を読みなれてない方には読み足りないかな、とかも考えて少し長めに書くようにしているところもあります。

 第二回文学フリマ大阪は、本日11:00より堺市産業振興センターイベントホールにて開催。

 ぜひ【G-13】雲上回廊にお立ち寄りくださいませ!

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