紙の話
『総務にゾンビがやってきた!』制作日記続き。
というか、ついさっき入稿しました!(ぱちぱちぱちぱち)
時間外の入稿なので、何かあったらやり直しになるかもしれませんが、とりあえず8月くらいには 出 せ ま す !
さて、同人誌。というか冊子というか、本。
せっかく紙で作るんですもの、紙にもこだわりたいものです。
……とはいえ、『総務ゾンビ』に関しては「手に取ってもらいやすいこと」を至上命題として設定しておりまして、よって予算を削ることに主眼を置きました。
お金をかければ相応の立派な本が出来ます。
予算を考えながら「ここはこだわっておきたい」「ここは妥協してもいいかな」と調整するのは、悩ましいながらも楽しいところです。
まず本文用紙。
今まで作った同人誌では「書籍用紙」という紙にこだわっていました。
商業出版の文庫本に使われている紙です。
私、文庫本という体裁が好きで、本棚に並んでいる本はほとんどが文庫なんですが、「好きな本に近づける!」という意味で書籍用紙を使ってきました。『総務ゾンビ』では、「上質紙70kg」という紙にしました。
本当は見本の紙を手に入れるのが一番、イメージ通りに作るにはいいのでしょうけれど、インターネットを探せば「どんな紙なのかな?」という疑問の「だいたいの」答えは見つかります。インターネットすばらしい。
そういうわけで、ネットで見つけた情報と自分の想像力で、
「ここは妥協できるかもしれない」
と判断したわけです。
じゃあ表紙用紙。
以前に書いたように、今までも今度も、表紙はモノクロ印刷です。
ならば! の発想で、テクスチャ感のある紙を使いたいと思っています。
目に留まったのは「レザック」という紙。
学校の文集なんかで表紙によく使われている、あのしわのような加工の紙です。調べると、「レザーライクな紙」つまり皮の質感の紙なんだそうで。
色の種類が選べましたが、できるだけ白ベース! というわけで「ゆき」というカラーを選んでみました。
冒頭に書いたように、とりあえず入稿が終わったので、冊子本体に関する作業は(とりあえず)おしまいです。
次は販売についてのことに着手ですね。
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