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オプション情報をトレードに活かす

オプションとは


「ある時期・ある価格で買う権利(または売る権利)」を取引することができるもの。
その中で、バニラオプションは、特別な条件が付加されていない通常のオプションのことです
オプション取引は「買う権利・売る権利」を売買するもで、その権利を手に入れたいと思ったら、相応の金額を支払う必要があります

 オプション取引では、コール・オプション(買う権利)やプット・オプション(売る権利)を保有するために支払うお金のことを「プレミアム」と呼んでいます(「プレミアム」はオプション価格、オプション料などとも呼ばれる)。

 オプションを買う取引では、この「プレミアム」を最初に支払えば、相場がいくら変動したとしても、それ以上に損失が拡がることがありません。

自分の思った方向に相場が動かなかった場合は買ったオプションを放棄してしまえばいいからです。
つまり、「最大損失=プレミアム」になります

オプションをトレードの参考にする


FXトレーダーとしては、オプションの細かいルールは特に覚える必要がなく、
オプション価格に引き寄せられる法則
オプション価格が抵抗になるということを覚えておけば良いでしょう。

具体的に例えばドル円で110円のオプションカットがあった場合、現在値が109円のときは110円に引き寄せられることが多くあります。

また、逆に110円近辺では110円が壁になり、近づくと反発するなど抵抗として機能することが多いです。

そのため、オプションは把握しておき引き寄せや抵抗となることを理解しておく必要があります。

また、上述した通り、オプションには期限(オプションカット)があります
オプションカットの時間(NY)
・冬時間:日本時間24時
・夏時間:日本時間23時

オプションがカットになって消滅すると
抵抗がなくなって一気に為替が動くこともあるので、オプションカットには注意しておく必要があります。

OPのある価格付近ではそれを超えないようにオーダーが入ります
つまりそこが壁になります
例えば156.55に13日NYカットの売りのオプションがあります
ここの近くでは売りが強くなります
NY時間23時(夏時間)が過ぎるとOPが消えるので
上昇トレンドにある時は156.55を抜けて上昇することになります

また、ガンマトレードと言うPOを利用したトレード法で
OP価格付近でレンジになることもあるので知っておいてください

ガンマトレード

「ガンマトレード」はオプション取引を利用したトレードのひとつです。
たとえば、米ドル/円の110.00円のコール・オプションが市場に観測されていて、自身も同様のオプションを保有していたとする。

 この場合、米ドル/円を110.00円で買う権利を持っているわけだから、「そのオプションに対して適切な量の米ドル/円の売りポジション」を通常のFX取引にて110.01円以上で建てたら、これは利益確定の意味になり、リスクは伴わない。

 ただ、ここで建てたFX取引の米ドル/円売りポジションは実際に利益確定したわけではなく、保有しているのだから、その後、米ドル/円が下がってきた場合は、このポジションを決済して利益確定してしまえばいい。

 そして、再び米ドル/円が上昇してきた局面で売りポジションを建てて、下がってきたら決済……という流れで、対象のオプションの権利行使期限まで、上がったら売って、下がったから買い戻すを繰り返して、利益を積み上げることができる、というわけです

 このことから、権利行使日が近い大きなオプションがある場合、
そのオプション近辺でレンジ相場を形成することがあるのですが、そういった場合、このガンマトレードが影響していることがあるります
オプションのことは詳しくわからなくても
FXトレーダーはオプション価格の付近ではレンジになりやすいことを覚えておきましょう

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専業トレーダのコマセがFXトレーダの為に毎朝の相場分析と戦略を発信 しています これを参考に資金を2倍にした50代女性初心者もいます 今日…

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