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【テクノロジーで新しい書を考える_6】書き手の想いは受け手に伝わった?#予備実験

書に馴染みのない方や異なる言語を使う海外の方にも伝わる表現を求めて、Lancersが運営する新しい働き方LABLenovo Glasses T1を使用し、新しい書のカタチ作りに挑戦している。デジタルカリグラフィーにも精通しており、いつも沢山の気付きをくれるMikiさんにお声がけをし、新しい書作りに挑戦しながら、一緒に書とは何かを考えてもらっている。

少しづつAR書道作品が出来上がってきているので、そろそろ書き手の思いが伝わっているかを検証する方法を考えておきたい。


書き手の想いは受け手に伝わってる??

どうやって検証しようと考えていたときに、気持ちの可視化ができるUpmoodという製品を教えてもらった。

これは、心拍の変動などをモニタリングし、不安や冷静、幸せなど11種類の感情状態をリアルタイム表示してくれるデバイスである。

このウェアラブルデバイスを使ってみたいと思っていた時、有難いことに第74回毎日書道展の刻字部で佳作賞の通知を受けた。通知の2週間後から2週間、国立新美術館に展示される。この機会を利用して、鑑賞前中後の感情を計測し、この方法が有効か予備実験を行うことにした。

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