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【鉄面皮日記】23/03/21. シューリンガンのグーリンダイ...

Go!Go!!解雇カウントダウン、あと3日でお終いぞなもし。
いろんなコト思い出しながら、二度とやってこない今を噛み締めていく。

5日目の朝(先週土曜日) 車で出勤中、左側車庫から出てきた軽自動車に道を譲ると、その車は急発進し信号待ちで停車していたトラックにぶつかり、物凄い音をたてた。
余りにも唐突だったので辺りはポカン、そうしたら今度は僕の方へバックし始めたのでクラクションで制止を求め、追い越し回避する。トラックからゆらり降りてくるオジサンを横目に仕事へ急ぐのだった。
いろんな人がいるもんだな。

その日は朝の送迎はなく(他の職員がいない場合代わりとなる)久しぶりの利用者お出迎え、一人づつ検温する。
まだ始めたばかりの頃、例によって名前を覚えられない僕は、利用者の顔と名前を一致させるのが大変だった。
思えばそんな役割を仰つかったのもこの現場の計らいだったのかも知れない、などと勘繰るとぜんぶが繋がっていくような気もするが、きっとあまり意味はなく、たまたま偶然そんな役回りから始まっただけだろう。
あのYUくんが退院し今年初の利用だ。
クスリ漬けでヤバくなってたらどうしようと思ったが、わりと健康そうで、むしろ小太りしたか。
午前配達もなく内職の手伝いが続き、お昼の配膳、午後も平穏無事に終了。
仕事を終えると今日は職員の飲み会、コロナ騒ぎで行えなかったがそろり開催のこと。
僕が辞める段になってそうですか、当然お疲れ様会となり、新しい職員の歓迎会ともなる。
席は植物リースもしている居酒屋スナック、ここのママはリースに行くといつも機嫌悪くぶっきら棒だが、それは裏の顔で営業笑みで接待された。
施設長(60過ぎ)、内職長(50後半)、外職長(60過ぎ。掃除など束ねる) サビ監(40代、彼とは一度飲みに行った) 次回の植物リースの人(40代)という面子、直接上のクソやろー(50後半)下戸なので不参加、女性職員2人(50後半)も不参加。
この飲み会が最初からあれば随分と流れも変わったろうが、それはそれ後の祭り、
要はあのバカ以外みなとってもいい人ばかりで、仕事も統制が取れていて、どうしてヤツが紛れ込んでるのか不思議な感じだ。
二次会はカラオケスナック、いやぁしこたま飲みまひた〜 で、日曜は二日酔いなり。

いよいよもう終りなのだなぁ、と染み染みするよりも、もう先のコトで胸躍る。
まだ終わっていないけれどすでに終わったような感じで、終える終えないはこの際どうでもいい。
月曜になりYUくんがまた暴れ始め、平穏だった施設内がわらわらしてきていた。
巨漢のKMくんの送迎はあのバカなのだが、ヤツができない時は僕が交代する。
バカはいつも高圧的にどやして引っ張っていこうとするが、僕の場合はゆっくり待つことにしていて、いずれの方法でも時間的に変わらず、早いか遅いか、とにかく車には乗り込んでくれる。
彼は相手をみてる節もあり、どなりつけられると更に焦らして違う動きをするようで、最初の頃は得体が知れないから戦々恐々、それでも慣れ始めゆっくり観察してみたら、実は愛嬌と遊びでできてる。
逃げる、それを追わねば結局はつまらないから戻ってくるので、放っておくのがいい。
知的障害者を僕らの尺度で拐っても仕方なく、それぞれのペースや執着、方法を重視するのがもっとも良し。
これは障害者云々じゃなくて誰にでも言えることかも知れない。
自分が縛られている何かを明らかにしてくれる存在が他者である。
急がなければならない理由なんてなく、その制約があるのであらば自分が時間に拘っているのだろうコトを知るのだ。

どうにもいつも尻つぼみで御座います。
呑みながらやってると支離滅裂、思い出したコト書いてるんでやがて根が尽きてきてしまう。
明日から最後の三連ちゃん。
っても特別なことなく、いつもの業務をこなして終わりを迎えるのでしょう。