【鉄面皮日記】22/11/08. コロナ軟禁たますだれ。

我、covid-19陽性となりけり。
先週日曜に微熱と悪寒、頭痛に襲われ、丸一日寝床の中で震える。
けれどもこれくらいならば耐えられる、二日酔いのようなもので額の脇にある血道がズキンズキンと痛むが、テキーラほどじゃない日本酒をやり過ぎたくらいの感じか、食欲もないので水分補給のみで過ごす。
昨日にはピークを脱し食事を採り始めたが、最初の雑炊、夕方の豚肉生姜焼きと味が感じられず、これは噂の味覚障害なのかと訝しんだのだが、今日の朝の目玉焼きはしっかりと塩っ気があり、むしろ前より精度が増したんじゃないかというくらいだ。
昼間の量販店のカツ丼弁当は酷い味で塩分過多で濃すぎる、これダメでしょと舌が震えた。
濃厚接触者で5日、陽性で一週間、結局来週まで自宅軟禁は続くコトとなり、自宅療養なんて家族内感染しか招かないのだともいえた。
それにしても3年前の強力なヤツから威力は減退したのかも知れん。
ワクチン未接種の僕など前のヤツだったらひとたまりもなかっただろう。
感染力が増した分、人から人を巡り力が薄まっていったのかも知れませぬ。

この景色をボゥ〜と眺めながら、実にナイスなタイミングでコトが起こっているような気がする。
植物リース仕事ももうすぐ半年を折り返し、上役に煮湯を飲まされて辞意を表明したのが先月終わり、
そんなところへコロナ軟禁で二週間あまりのお休みときた。
久しぶりに時間を気にせずに、ゆっくりレコードを聴きながら品出しをする。
ああこうやってこの騒動の2年間くらいやっていたんだと思い出していく。

あ、夜は皆既月食だったんだ。
見逃してしまいましが、つまりはだいぶ雲が多かったのでここらでは無理だったな。
お子が部屋の外から尋ねてくる。
「偏頭痛がするんだけど、これって？」
いよいよ全滅であるか。
あ、さて、あ、さて、さては軟禁玉すだれ〜っと。