死ぬときに後悔すること

を題材にした書籍や情報はたくさんあります
がっつり内容を見たことがない人でも
項目くらいは目にした人もいるのではないでしょうか。
セミリタイアを目指し始めた2019年ごろから徐々に意識し始めました。

その時はこのままなんにもない会社員人生
休職するくらい追い込まれた会社員人生を続けて後悔ないか?
という仕事に関することが主な理由で考えていました。

メンタルの不調、めまいときて決定打になった一つに
ヘルニアがある。一番ひどい時体をまったく動かすことができず
少しでも動けば激痛が走る。痛みを我慢して食材を買い出しにいけば
視界がぐらんぐらん。そう、めまいですね。
そんな日々にいまなら大げさかなとも思うが
自分に対して死というものが近づいてるのだと感じていた。
あと一人(孤独)というのが怖いという経験も初めてだったかも

時を同じくして同じ課の派遣さんが二人。同年代の同期が一人
亡くなり、あぁもうこれは会社に残って神経すり減らしてる時間はないな
ということで退職を決断しました。
あの時行動しておいてよかったと今でも思っています。

その時くらいからですかね。昔なら有名人の訃報を聞いても
ふーんくらいにしか思っていなかったのに
どこか他人事ではないなって感じでとらえるようになったのは
その人のあたえてくれた影響功績悲しい気持ちなどは当たり前ですが
いろいろ考えるんですね。もし自分だったらあと何年しか残ってないじゃんとかetc

後悔することの一つに働きすぎなければよかったというのもよく入ってます
とはいってもこの場合はリタイアしろってことではなくあくまでも
働きはするけど例えば家族行事を優先するとか必要以上に働いていたことへの後悔でしょう。自分の場合本来の意味とは違うかもしれませんが
退職したことでそこに関しては解消されてると思っています
あのまま仕事を続けていれば間違いなく死ぬときに後悔していたでしょう
今後働くことがあってもこの無職期間の充足感は本当によかったと思える。

ちなみに私はストレートにものごとを見ずに
けっこう斜に構える癖があります。
学生時代なんてのは本当にひどいものでした皮肉
斜に構える考えを持った人も一定数いると思いますがそういう人に限って
死ぬとき後悔する項目が多いような気がしています。
特にたちが悪いなと思うのは私のように賢くないのに
物事ばかり斜に構えてみるタイプ
おそらく昔の私ならこのタイトルの本を馬鹿にしていたでしょう。
そういった意味でもここ数年は自分の性格を見直すようにしています。

死ぬときにまったく後悔がない人ってのはほぼいないんじゃないかと思ってます
やっぱりどこかのタイミングで大なり小なり
あの時ああしておけばよかったというのはあるはず
でもそうだなぁ死ぬときに満足いく日々を8割。後悔が2割。だったら
もう悔いの残らない人生って言えるんじゃないかなと思ってる。

こういった本(情報)の内容は統計を取ったものが多くそうなると
今はそう感じてなくても後々に悔いを感じるものが
たくさんあるんだろうとも思う。自分は特別な人間じゃないからね。
全部を一気にやることは難しいのでできそうなことからやっている
今現在は主に3つのことに力を入れている
そのうち二つは前から実践していることなので新しい取り組みは最後の一つになるかな。

まずは無職になってから一貫していることだがのんびり生活することだ
急かされることなくストレスをためないようにする

次に健康。食生活に関しては結構前からまぁまぁ気をつけているつもりだが
ヘルニアやめまいといった体調不良を経験したことでより一層そう思うようになった
後悔することの一つに「健康をおろそかにしたこと」というのもたいがい入っているが本当にそう思う
体が動かなくなって生活するのは生きている喜びを感じることができず
毎日がつらいつらいという繰り返しだった(ヘルニアの一番ひどい時)
自分の場合はヘルニアとめまいだったが他の病気やケガだってそうだろう。
健康に気を使った食生活 運動 腸活 脳活その他たくさんあるが
それなりにやっててそれでも病気になるのなら半分は諦めがつくが
なんにもせず何の健康にも気をつかわず大病になったら悔やんでも悔やみきれないだろう。
健康があってこそ日々の生活が楽しめる当たり前のことだが
とんでもなく重要。もしかしたら最重要と言ってもいいかもしれない。

次に旅行。これに関しては今後力を入れたい一つ。
私は基本インドア派で家の中が大好きだ。それは今も変わらない
のんびり生活するにもつながるところがある
ただ死ぬとき後悔することの情報を複数見ると
「旅行をしなかった」
というのもたいがい入っていることに気づいた。
それまで旅行に重点を置いてない生活をしていた私からすると
そんなに後悔することの一つに入ることかな?って思ってた。
例えば「家族を持たなかった」というのもよく入ってくるんだけど
これに関しては結婚願望がない私も多分そうなんだろうと予想はつく
でも旅行はそれこそ人によるだろうって思ってた。

仕事に忙殺されて土日は体力を回復させることが最優先
旅行なんてもってのほか。夏季休暇にどこかに行くくらい
それくらいでちょうどいいわって感じだったけど
無職になり時間ができ街並みを見ながらウォーキングをしていると
あれ?もしかしたら旅行っていいかもだぞ?って思い始めてきた。
去年から都内を中心に10キロ20キロと長距離で歩くこともしばしば
見慣れたはずの渋谷や東京駅も今まで通っていない道を歩くと
新鮮で見え方も変わる。それでも新鮮なのは一回限りなんだけどね。
同じ道や同じ街並みだと新鮮さは極端に下がる。

世間的な旅行の定義は知らんけど近場であっても行ったことがない美術館や歩いたことない道を歩いて楽しむことも個人的には旅行と捉えている
去年は長野・福島・京都・大阪に行ったわけだが遠出の旅行も
会社員時代とは全く違った旅行の感覚があったわけ。
そして先日行った札幌旅行。もっと知らない土地地域。見てない
観光地。知る人ぞ知るみたいな場所。全部含めて行って見たい!
そんな感情になってます。
もしかしたら数年旅行に重点を置いた生活をしたらそれで満足する可能性もあるしね。
とにかくこれまで旅行に重点を置いてない生活だったのを
少し旅行の比率を高くして生活していきたい