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職員のおもい ~ episode012 ~

職員として きょうだいとして

こんにちは、いぶき福祉会職員の原です。11月7日に愛知LD親の会かたつむりさんの「障がい者のきょうだい」についての学習会にゲストスピーカーとして参加しました。
わたしには、10歳離れた知的障害のある弟がいます。8年前には「ぎふ障がい者きょうだいの会」を立ち上げました。きょうだいの会とは、障害者のきょうだいが、安心して家族の悩みを話したり、交流したりする会です。かたつむりさんの学習会では、きょうだいとしての悩みやきょうだいの会の活動について話しをしました。そこでこのエンディングノートプロジェクトについてもお話しさせていただきました。

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きょうだいにとっての親なき後

障害者のきょうだいにとって「親なき後」の問題は、とても大きな問題です。当然のことですが、きょうだいにも自身やその家族の生活があり、必ずしも親の代りにならなければいけないわけでもありません。しかし、親なき後に突然、きょうだいが障害のある人の親代わりを求められるようになる…ということも少なくないのです。
きょうだいとして生きる時間はとても長く、それは「親なき後」も続きます。もちろん「きょうだい」としての思いもあります。「できることならば…」と。しかし、その思いだけでは越えられない壁が存在することは事実です。そうした壁に多くのきょうだいは悩んでいます。ですので、親なき後のためのエンディングノートをつくる上でも、きょうだいの参加は欠かせません。「親なき後」についてともに学びあう場、エンディングノートづくりの活動をきょうだいの立場からも向き合っていきたいと思います。

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