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おやごころ ~ episode010 ~

父親の会結成

いぶき福祉会には、お母さんたちを中心とした保護者会とは別に、「父親の会」があります。2014年2月11日、いぶき福祉会が始まって7,159日目のこの日、12名のお父さんが集まって結成されました。

母親任せにしない

そんな思いから、父親ができること、やりたいことを語り合い行動しようと始まった父親の会。これまで、いろいろな活動に取り組んできました。
なかまが暮らすグループホーム「パストラルいぶき」周辺の草刈り、なかまたちの仕事場となっている春日の茶畑のお手入れ、なかまたちが仕事で使う染料を育てる畑づくりとお世話、さまざまなバザーでの販売員などなど...。

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父親同士の語り合い

お父さんたちが集まると、休日のお子さんとの過ごし方が話されます。
「息子は80kgで大変だ...」
「ドライブが大好きで~」
「音楽を楽しんでる」
そう話す姿はとてもいきいきとされています。
しかし、そうした中でも自らの体力の限界とともに将来の不安が語られることも...

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「自宅で暮らす障害者の介護負担が母親に極度に集中していて、それは親が高齢になっても続くことが少なくありません」

「親なき後」問題の中で語られる一節です。
それぞれができることを少しずつ持ち寄って何か行動を起こそうという「父親の会」の活動の中には、こうした現状を少しでも変えたいという思いが見えます。わたしたちは不安の中にあっても少しでもできることを探したい、そう願う人たちがいるから、「親なき後」に向き合っていきたいのです。

父親の会結成の様子は2014年4月に発行された、いぶき福祉会後援会通信「夢よもっとひろがれ」に掲載されています

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