9日目 イボガの洗礼
泣けてきた。
シャーマンと摂取前にやり取りした。
週末に、イボガールにとってはかつてない量を
接種することが決まり、いよいよという時のこと。
何が起きるのか。
イボガを多く摂ることで…
シャーマンは予祝し、笑顔で送り出してくれた。
「いいセレモニーになるね」
これまでの最大量。
その一晩を、シャーマンはセレモニーと表現した。
それを聞いて、じぃんと胸が熱くなった。
茶色い砂のようなイボガを目の前にして、
深々とお辞儀をする。自然としたくなる。
ドキドキする。
こんなに緊張することは、そうそうない。
イボガが自分のもとに来てくださった恩寵。
マイクロドージングのモニタリングをしないかとシャーマンからお声がけいただいたこと。
今日、この日を迎えられたこと。
これまで生きてきた人生。
感無量だった。
イボガが私に伝えたいことを
わたしはすべて受け取ります。
わたしから何もいうことはありません。
よろしくお願い致します。
…そう意図した。
布団に入ってから
ふと、会社のアプリを見たくなった。
セレモニーの前だけど、ちょっとだけ。
…その出来心が、まさかの始まり。
!!!!!
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