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鼻スプレーはいびき対策に効果的なのか?

いびきに悩んでいる人「アレルギー性鼻炎でいつも鼻詰まりが凄く、それが原因でいびきをかいてしまいます・・どうしても治したいのですが、鼻スプレーはいびき対策に効果的なのでしょうか?」

こういった疑問に答えていきます。

✅本記事の内容
・薬用鼻スプレーは鼻ベースのいびきに効果的です
・耳鼻科に行き、担当医に事情を説明して処方してもらいましょう
・しかし、鼻スプレーのリスクも存在します

こんにちは、いびき博士です。

今日はいつもと違ったカフェに来たので、よく分からないラップが流れいて困惑しているところです。(クラシックとか流して欲しい・・)

とそんな事は置いといて、今日のテーマは「鼻スプレー」

僕自身もかなり酷いアレルギー性鼻炎を持っていて、実際に鼻スプレーを使っていた一人なのですが、「鼻スプレーはいびき対策として効果的なのか?」というテーマに関して実体験と米国の研究結果を元にまとめていきたいと思います。

鼻スプレーはいびきに効果があるの?

結論としては、「鼻タイプのいびきには効果があります」

効果があると結論づける根拠は、実際に米国の研究で

「いびきを引き起こす主な原因の一つ鼻詰まりは、耳鼻科など専門医が処方している薬や薬用鼻スプレーを使用することで軽減することが出来、結果としていびき改善に繋がる」

と発表している為です。

また、自分自身の実体験を通して鼻スプレーの効果を十分に感じることが出来たので「効果がある」という結論を出しています。

そして、鼻スプレーでもう一つ重要なのは「鼻スプレーの種類を理解して、自分に最も合ったタイプを使う」ということです。

タイプそれぞれに特徴があり、その中で最も自分の課題に適したタイプを選ぶことで、その効果を最大化することが出来ます。

しかし、注意して欲しいのは「鼻詰まりから引き起こされるいびき=鼻タイプのいびき」には鼻スプレーは効果的ですが、その他の原因からいびきが発生している場合は効果が見られない可能性も高いことです。

しっかりと自分のいびきタイプを調べてから治療に進む様にしましょう。

いびきタイプの調べ方については以下を参照くださいhttps://note.mu/ibiki_univ/n/n982569b347ee

鼻スプレーの6つのタイプ

先ほども少し書きましたが、鼻スプレーはいくつかのタイプに分かれているので、それぞれの種類の特徴を知り、自分の問題に適したタイプを購入することが大切です。

ここでは鼻スプレーを薬用から市販まで、6タイプに分けてみましたので、大体でいいので自分に合った解決策を探して見てください。

1)抗ヒスタミン剤鼻スプレー
これはアレルギーから引き起こる鼻づまりの治療に効果的な商品です。

春と夏など花粉症の季節にいびきがひどくなる場合、または家の中のほこりなどで息苦しくなりいびきをかいてしまっている場合は、抗ヒスタミンスプレーが効果的です。

アレルギーとは、体が非感染性のものに対して免疫反応を誘発することです。(免疫反応とは、気道を塞いで細菌から体を守ろうとする、などといった身体的機能)

抗ヒスタミン薬は、他の細胞のヒスタミンの結合を止めることにより、炎症を軽減することで鼻づまりを改善してくれます。

例:アゼラスチン、オロパタジン

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2)ステロイド型鼻スプレー
抗ヒスタミン剤鼻スプレーと同様に、この商品は炎症を軽減することでいびきを改善してくれます。

その為、アレルギーおよび非アレルギー性鼻炎または鼻ポリープの治療に適していると言えます。

ステロイド型鼻スプレーのメカニズムは、体内で炎症性化学物質の生成を行う酵素の機能を停止することで、炎症の軽減、そしていびき改善に繋がっています。

しかし、ステロイド型鼻スプレーには即効性はなく、定期的に使用することで効果を実感できる、ということを理解して置く必要があります、

例:モメタゾン、フルチカゾン、ベクロメタゾン

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3)抗コリン作動性鼻スプレー
このタイプの鼻スプレーは、鼻水を治療するのに最適です。

鼻が生成する粘液の量を減らし、アレルギーから非アレルギーまで鼻詰まりのさまざまな原因を解決してくれます。

しかし、抗ヒスタミン薬やステロイド型などとは異なり、炎症や鬱血に効果はないので注意が必要です。

例:イプラトロピウム

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4)充血除去鼻スプレー
鼻のうっ血は、血管の膨張によって引き起こされ、気道を塞いでしまいます。充血除去鼻スプレーは、これらの血管を収縮させて鼻腔を広げることで鼻詰まりを改善します。

充血除去剤は、すぐに鼻詰まりを改善したい人(短期的)に非常に効果的であり、そのほとんどはドラッグストアで購入できます。

しかし、注意すべきなのは、子供、妊娠中または授乳中の女性、高血圧の人は、充血除去薬の鼻スプレーを使用できない事です。(血管が収縮すると血圧がさらに上昇するため)

例:プソイドエフェドリン

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5)マスト細胞阻害剤(Mast cell inhibitors)
このタイプの鼻スプレーは、季節性アレルギーに苦しむ人々に適しており、症状が発生する数週間前に使用することで鼻詰まりを大幅に改善してくれます。

メカニズムは、マスト細胞(免疫細胞の一種)が分解して炎症を引き起こすヒスタミンを放出するのを防ぐという点で、抗ヒスタミン薬と同様に機能しています。

例:クロモリン

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6)生理的食塩水鼻スプレー
このタイプのスプレーは薬を使用していません。その代わり、水と塩(塩化ナトリウム)の混合物で鼻腔を保湿して炎症を和らげ、過剰な粘液を分解してくれます。

そのメカニズムは、ネティポットと同様に非薬用である為子供でも安心して使用することが出来ます。

また、この商品は他の商品と同時に使用することでより効果を発揮することが出来ます。

例えば、ステロイド型スプレーは、粘液がたくさんあるとうまく機能しませんが、最初に生理食塩水スプレーを使用すると、過剰な粘液を分解し、薬用スプレーの効果を最大化してくれます。

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まとめ

今回は、「鼻スプレーっていびき対策に効果があるの?」という疑問の回答をまとめました。

この記事を読んだ少しでも多くの人が、いびき治療への一歩を踏み出せればとても嬉しいです。恥ずかしいことではないので、少しづつ一緒に改善していきましょう!

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それではまた別の記事でお会いしましょう!


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