外構と建物の計画


ありきたりの家屋でも、雑木の庭の植栽や塀などの構えの印象のおかげで、通りを
行き交う人にとても良い印象を与えます。


そんな「佇まいのよい住宅」は好ましく思えます。


家の周りに木々を植えることも同じことで、より外観の印象を魅力的にします。

外からの見え方だけでなく、室内にとっても外構は有効です。


植えられた木々は外部からの視線を遮り、窓からの景色を作り出します。


毎日の朝食の時に眺める窓から、豊かな緑のある庭を眺められるのと、アルミのカーポートと車のお尻しか見えない住宅とでは明らかに住んでいる人の心にも影響するのではないでしょうか?


どれほどそこで暮らす人の生活に違いが出るかは言うまでもありません。


そうは言ってもできるだけ植栽の管理がかからないようにすることは重要です。


そのためにも、自然な樹形そのままで鑑賞できる樹種を選び、
雑草対策として、グランドカバーとなる灌木や下草を繁殖させることも大切です。


いばやし建築の設計においては、外構を必須項目として建物と同時に外構も提案する事を基本的に促します。

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