企業の教育概念の被害者。

この前、会社の研修があったのですが、その時のお話もふまえて考えたことを書きます。

私は、「今回の研修は、今後においても重要なものになるだろう」と考えていたので、研修中はしっかりメモを取り、積極的に参加しているつもりでした。

しかし、最後に「今回の研修の態度からは主体性を感じない。これからあなたたちが会社を担っていくのは不安。」というようなことを言われました。

私の率直な思いとしては「なんでそんなことを言われないといけないの?」です。

担当者からすれば「現状で満足せず、しっかり頑張ってくれ」というようなことを伝えたいのかもしれませんが、その意図は全く伝わりませんでした。

こっちは一生懸命学び取ろうと努力していたし、何ならもっと改善してほしいと思うことだってたくさんありました。

なのに、なぜそんなことを言われるのか、私には理解できませんでした。


今後の社会の動きの中で、企業での『教育』はとても大切になると私は考えています。

人材をどう育てていくのかは、会社がより良く変化していくために必要不可欠なはずです。
これからは、「どんな仕事をするか」ということに加えて、「どう仕事ができるか」が企業を選ぶ基準となっていくのではないでしょうか。

企業が従業員にどんな知的価値を付加してくれて、それを従業員がどう活かして仕事をしているのかを発信していかなければ、企業に価値を見出してくれる人はいなくなると思います。

今までの企業では、「研修をしている暇があったら直接利益をあげる業務に時間を使え!」という考えが強かったと思います。

しかし今は「これからは長い目でみて利益をあげられる人材を育てよう!」という考えに変わりつつある状態のようです。

しかし、あまり研修の実績はないので、内容もやり方も手探り。という感じです。

研修という場を設けてくださっていることは感謝しています。

しかし、研修をする側も、してもらう側も「学び合う姿勢」がなければ、学ぶ価値はないのではないでしょうか。


会社全体を見たとき、何が不足しているのか、何をより高めてほしいのか。

現場はどんなことで困っているのか、何を助けてほしいのか。


双方が一致したものを学ぶ場こそ必要であり、今後の企業での教育において重要だなと今回の研修に参加して感じました。

ほぼほぼ感想文のようなものになってしまいましたが、後々私の後輩が同じようなことで困ったとき、助け舟をだせる先輩になりたいと思ったので、書き残しておきたかったのです。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
みなさんの目に留まったご縁に感謝して。
*i-kish*

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