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疑心暗鬼にならずに済む方法



疑心暗鬼になりまくるこの今の世の中、絶対に疑心暗鬼にならずに済む方法があると私は思う。

それは、私がいつも言ってる他人に期待しない事とか公平が無い事を意識する事とかではなくて、もっと初歩的な、"他人を必要以上に好きになろうとしない"人に慣れる事だと思う。

刺激を求めるともっと相手が喜ぶ顔が見たくなる。だから、相手の反応が悪いとどうしてもどんどん頑張ろうとする。で、言われた一言「何頑張ってんの?」に傷付いて闇落ち、そんなん結構散見する。そしてそうなった人は共通して「相手に尽くしてた事を趣味って言われた」って悲しむ。

でも、ビックリするほど尽くされる事に喜びを感じない人も居る。そういう人は尽くさせて喜びを感じさせる方法も無くはないけど、両方何とも思わない人も居る。相手の事が嫌いだったら、ずっとは一緒に居ない筈だが、断れないだけだったらそのうちパンクする。でも多くはそれに対して不安を抱える。

こういう場合、一番大事になってくるのは「与えすぎない」「一緒に居すぎない」「同意を求めない」事だと思う。なにそれおもんなって思うかもしれないけど、本来ならその真逆はかまってちゃんだし面倒臭い生き物だ。考えてみてほしい。

「なんでプレゼントくれないの?!😠」「なんでもっと一緒に居てくれないの?!😠」「なんで何をやっても微妙な反応するの?!😠」こんな事ばっかり言ってくる人を隣に置きたいか?って話になる。人間は現金な生き物だから、私はNOだと思う。

たまたま人に好かれる人は運がいいだけだと思う。その要素をたくさん持ってる、それだけ。嫌われ易い人も然り。

でも、長い目で見れば人は無くて七癖。好かれてる人が嫌われる時期も嫌われてる人が好かれる時期もある。

そういう気分のローテーションを激しくするとそりゃ心の目が回ってパニックになって自分なりの答えが見つからなくなって病むようにもなる。それを無視して関わると、極端な人間になってしまう気がする。

そして、そういう気分のローテーションを機にする人ほど人と駆け引きをするようになるし、人がこうだと言ってる事に地雷を踏みながら振り回して相手を病ませる発言も平気でするようになる。

そういう関係は一瞬はナッジ的に金になるけど、長くは持たない。それに、相手に駆け引きしてる時間を使ってる自分もぶっちゃけ損してる。それに気付かない。

嫌いな人には近づかない、好きな人には近づくが欲しがりすぎない、どちらとも言えない人には愚直に薄い関係を長続きさせる事を考える、まずはこれでいいと思う。私の場合、これで続いてる関係性は結構多い。

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