虚しさから這い上がるためには

長いこと生きていればたまには病気をしたり、不幸にあったり、理由もないけれど虚しさに襲われてうつを発症したりする事はあると思うんですよね。

40年も生きてきて、何度もそういう辛い目にあって悩み苦しんできたわけですが、こういった精神的に辛い場合にどう対処すれば良いかと言う答えは、先人たちの知恵を一言にまとめるならば、「辛い時は辛いで構わない。辛さをまずは受け入れて、自分の中に辛さがあることをよく認識することである」と言うことになります。

この客観認識を持つ事は非常に重要です。

人間はテンパってしまった時、自らを客観視することを完全に忘れてしまいます。抵抗します。視野が急速に狭くなり正常な判断力も失ってしまいます。だからこそ、客観性を持った視点を強く意識的に回復する事は重要です。

ただ、こういう視点を持ちなさいと言ったって、若い人には難しいかもしれません。それは自分自身がそうであったこともあるし、経験的に学び取っていくものであるからかもしれない。(非常に賢い若者もたくさんいますのでそういう人たちは努力する必要もなく対処できるでしょう)

人生経験とはまさにこういうことを経験的に学びとって行くことを指しているような気もするわけです。

不安に襲われている時は本当に辛いものがあります。ただその中でも先ほど書いたような自分を客観視する気持ちを絶対に忘れないでいることです。今、自分の中には不安があると。不安が襲ってきてはいるが、これは私自身ではないと言い聞かせましょう。

心理的なアプローチとしてはこれが有効だと思います。何度も何度も失敗してもいいから繰り返しましょう。

身体的なアプローチとしてはベタですが、栄養の取り方のバランスです。若い人は関係ありませんが、中年になってからも若い頃と同じような食生活や乱れた生活をしていると精神にも良い影響を及ぼしません。

特に炭水化物の取りすぎは控えた方が良いと思います。お酒やタバコを控えるよりも、炭水化物の馬鹿食いは避けるべきだと思います。

コロナの影響で世の中が不安にまみれているこのご時世、自分と家族たちの健康を守ることが今は重要かと思います。きちんとした生活を行って日々平穏に過ごしていければと思います。

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