Gift 1 自分とは無縁だと思っていた出来事
こんにちは。
先日、末っ子くんが4歳になりました。
彼の3歳ライフはそれはそれは思いもよらなかったこと続きで。。。
簡潔に言うと闘病生活が始まったのです。
治療の様子を残していこうかな、と思っていた記事が実は今年の2月に下書きしていたものなのですが、闘病記って誰が見ても辛く苦しいものだよね、と思いアップはしていませんでした。
実際、私が経験者のインスタなどをチラ見しただけで涙しますから。。。
でも4歳になる直前頃から、これを書いておくことで誰かのためになるのかな、と思うことが増えてきました。もちろん、息子が元気でいるから書くことができるわけなんですが、でも将来は正直わかりません。
それでも誰かの励みになったり、病気に対しての認識が増えたらいいなと思い、書くことにしました。
病気の発覚
私は健康には自信があり、子供の時から大病を患ったことはなく、出産以外は病院とは無縁の生活をしていました。
始まりは、去年12月の頭。チビちゃん3歳のおでこにコブが出来てるのを見つけました。
最近頭ぶつけたっけな?
すぐ旦那にも報告してみると、頭の形でしょ?との返事。
よく転ぶ子なので、いつの間にかぶつけてコブが出来たかな、そんな程度だ
と思っていました。
写真では見づらいですが、向かって右側のおでこにこぶがありました
それから2週間後。こぶが引く気配はなく、気になるので小児科で診てもらいました。年明けにレントゲンを撮るも、異常なしという結果でした。でも、その結果に違和感を覚え、詳しい検査をしてもらうよう小児科医に相談しました。
CTスキャンを受けたところ、病院に残るよう通告されました。不安と「何かの間違いであって欲しい」という希望の感情が混じりあった状態で数時間ERの個室で過ごし、その日の夜MRIをしたところ、大きな腫瘍が頭とお腹にあることが判明しました。
専門医がいるLAに週明けに移動し、更に詳しい病理検査等が行われました。
その結果、Neuroblastoma(日本語で神経芽細胞腫 Wikipedia)との診断を受けました。
まさか息子が小児癌を患っているとは最初に小児科へ行った時には思いもしませんでしたが、不思議と気持ちが大きく揺れ動くことはなく、初めから前に進むしかない、絶対に大丈夫、という前向きな気持ちしかありませんでした。
サンディエゴに戻ってから早速キモセラピー(抗がん剤)の治療が始まりました。
がんの発見、うちの場合
うちの場合は、上でも書いた通りおでこに現れたので発見することができましたが、おでこにできたのは第2のがん。大元はお腹にあるもので、このNeuroblastomaと言うがんは副腎(adrenal gland)からできることがほとんどだそうです。副腎にあるものは見た目では全くわからないので、おでこに現れてくれて知らせてくれてありがとう!と思いました。
また、レントゲンには映らないため、発見に何ヶ月もかかったり、ボールが入っているかのようにお腹が膨れてしまう子も中にはいるとのことで、発見の方法はさまざまなようです。
病気はGiftと言われるようなので、タイトルをGiftとしてシリーズにしようと思います。
つづく
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現在息子は6回+2回のキモセラピー、2回のがん摘出手術を終え、今度はLAに移り残りのがん細胞を死滅させるための治療を行う予定です。
もし同じように子どもの闘病生活を頑張っている方がいたらぜひメッセージをください。応援のメッセージもとても嬉しいです!!
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