音楽がノイズになる話

私は音楽が、すごく好きですごく嫌いだ。

「上手」で「綺麗」で「整った」音楽よりも、人の想いがそのまま言葉になったような、生きた歌が好きで、その姿と言葉と音がつくる空間が好きだ。

だけど、どうだろう。

音楽なんて実際、所詮、人の言葉でしかなくて

その姿が、言葉が、自分の気持ちを動かすうちはいいけれど

私は今、なんとなくぼーっと音を聞いていて
きっと世の中にもそんな人はたくさんいて

自分が今、本当は何を感じているのか

嬉しいのか
悲しいのか
悔しいのか
寂しいのか
笑いたいのか
泣きたいのか
甘えたいのか

そんなことさえも、分からなくなってくる。ときがある。

自分の心の声をきく上で、音楽をきくことはすごく邪魔で、ノイズになることがある、と私は思う。

音楽が加わることで変わる空間や、旋律にのせた言葉の生き生きした感じ、自分が音をつくることの嬉しさを知っている、けれど
今、人の音を聞きたいのか、自分の心の声を聞きたいのか、心踊る方を瞬間瞬間で選びたいな、と思う。

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