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左耳と残ったもの

こんばんは。
今週は立て続けに予定が入っていて
今日ようやくnoteを書きます。



ふと左耳に触れた。
耳たぶにあったはずの穴はすっかり埋まって
残ったしこりすらも痕跡を消そうとしている。
触れた手に探している感触は伝わってこなくて
それだけの時間が経ったのだと改めて思った。

そういえば思い出すこともすっかりなくなって
ストーリーに出てきても
元気そうで何よりだなとしか思わなくなった。
何なら今は思い出す人が
それよりも前の人になってしまっていて
申し訳なさすら感じている。

しこりは存在感がなくなっていて
触った感じではあったのかな…?といった感じ。
ボクの中でも割と早く片付けが済んでいて
今の職場の近くには思い出があるけれど
半月もすればそれにも慣れた。

探しても残っているものは少なくて、
教えてくれたバンドが好きになったこと。
それが好きと言うと意外と言われる。
きっと大切なきっかけだった。
よく言っていた「いいなぁ」の絶妙な音程は
まだ耳に残っていて多分それを聞くことは
きっともうできない気がしている。

わずかに生活圏が被るようになって
どこかのタイミングで会うことになったら
少しは成長したと思われるように
やっぱり頑張ろうかなと思う。
きっとボクよりもしっかり進んでいる。



久しぶりに夜の散歩をした。
このくらいの気温がやはり好きだ。
明日も晴れてほしいな。

それでは。


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