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進化生物学者の研究から成功を考えてみた

あなたは、こんな実験を知ってましたか?

進化生物学者のウィリアム・ミュア氏が研究者としてキャリアを開始したばかりの時の実験です。

ニワトリを使った検証。ニワトリは人と同じように社会を形成する生き物ということで選ばれたんですって。

彼は、個人の自然選択より、グループでの自然選択の方が成功するには重要だということを証明しようとしました。

内容を簡単に説明します。ニワトリで2つのグループを作りました。

たくさんの卵を産む生産性の高いニワトリ、いわゆるスーパーチキンを集めたグループ。

産む卵の数が少ないニワトリと卵をたくさん産むスーパーチキンの混成チーム。

この2つのグループで、それぞれ交配を重ねいきました。

ウイリアム・ミュア 検証 修正版-360p-201213

結果は、どうなったでしょうか。

ウィリアム・ミュア 検証結果-360p-201213

混成チームはスーパー軍団より160%卵を多く産んだそうです。

状態も、混成チームはみんな羽がフサフサな状態。エリート軍団は3羽のみ生き残っただけ。生き残ったとはいえ、羽をむしり取られたひどい状態だったとか。

この結果は人にも当てはまりそうです。

人それぞれ得意なことがあり、苦手なことがありますよね。得意分野で他の人をカバーして、苦手分野を誰かにカバーしてもらう。とてもいい関係が築けそうと思いました。

お互い助けていくことでWin -Winです。これから時代が変化していくタイミングで考え方を変えていくきっかけになりそうと思いました。


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