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消しゴム、今までごめんな。

今日ですね。消しゴムを使っていて、ふと思ったんですよ
「俺、消しゴム使い切ったことないかもしれへん、、」

消しゴムって安価で手に入るし、どれも白く四角いから愛着もあまりわかないんでしょうか。
だからなのか、なくした時の
「ま、いっか」感が他のあらゆる所持物よりも
圧倒的に強いのが、消しゴムだと思うんですよ。
小学校から大学までほとんど毎日共に過ごす仲間やのに、私たちの消しゴムへの扱いといったら、百円ライターくらいひどいっすわ。

そんな所持品ヒエラルキーの最底辺におる消しゴムの無念を今日、感じてしまったんですよ。
このままやと、これまで無数に教室に置き去りにされてきた消しゴムたちの怨念が人類を飲み込んでしまうんじゃないかと不安です。

それは言い過ぎやとしても、
最後まで消しゴムを使い切る人ってめっちゃ魅力的やと思いません?
あんな安価で無個性で、純粋に機能の消費しかされない物に対して愛着を持って、しっかりと使い切るその姿勢は、もはやキリストと言っても過言ではない。

なので、新しい消しゴムを買って帰り、
「キリストになろう」とまたまた意味のわからない誓いを自分に立てたっていうお話でした。

消しゴム、今までごめんな。

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