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2023 11月 欧州サッカー視聴一覧

11/5 Premier League 第11節

Newcastle United VS Arsenal

前半はお互いに激しく行って面白い前半だった。
アーセナルは組み立て時には左肩上がりの守備ラインで左SBの冨安が偽SBの動き。
今回はアンカーにジョルジーニョが入っているので,これまでアンカーだったライスが左インサイドに入っていてより攻撃やシュートなど最後の場面に絡むシーンが多かった。
冨安もライスのポジションに合わせて左のボランチの位置に入ったり,さらに少し前の中盤のトップ下に近いポジションに入って入ったりとより攻撃に絡む場面がこれまでの試合に比べて増えていると思う。
ニューカッスル側は組み立ては右あがりでトリッピアが少し高い位置に上がって,ラセルズ,シェア,バーンズの3人が最終ラインで組み立ててそこにギマラインスやジョエリントンが下がって組み立てに参加するという形。ニューカッスルはプレスに行く時はGKにもしっかりプレスをかけてハイプレスに行く時もあったり,ブロックを作るときは4ー5−1で受けこんで早い攻撃に切り替えたりと面白い。
特に右サイドのトリッピア,ロングスタッフ,アルミロンが絡む攻撃は多くのチャンスを作っていた。アーセナルの左が変わった偽SBなど少し変わった陣形になるのでそこも上手く付いている。

後半アーセナルがボールを握る展開が増えたがニューカッスルの守備時の4−5−1のブロックの外を回させていて縦に中々入ることができない展開が続いている。そしてニューカッスルは奪ったら早い攻撃のカウンターでチャンスを作れている。
そしてニューカッスルはまさにカウンターからの展開で得点を決めた。正直失点シーンに関してはラジャのクロス対応も悪かった。
そこからはニューカッスルはブロックを作り徹底して中を埋めて守り切る戦法へ。
アーセナルは交代などしてチャンスを作ろうとするも崩せず結局ニューカッスル勝利で終了。プレミアらしい肉弾戦と早い展開もあり面白い試合だった。
アーセナルはオフェンス人のクオリティがこの試合は悪く特に前線の3人サカ,エンケティア,マルティネッリがほぼチャンスを作ることができなかったのが痛かった。

Newcastle United

Jamaal Lascelles
フィジカルを生かしたCB。特に最後部分では体を張っているのが好印象。シェアともいい感じだし好きなタイプ。

Fabian Schär
守備もそうだが攻撃のビルドアップのパスやフィードは精度が高くて面白い。
それとパスコースが無い時は自ら持ち上がれる所も大きい。

Bruno Guimarães
守備は勿論体を張ってくれるしの事攻撃のパスの精度が高い。ロングパス,フィードも良いし面白い選手。

Joelinton
熱いファイターな選手。ニューカッスルの選手は皆体を張った守備をしてくれるがJoelintonもまさにそのタイプ。

Miguel Almirón
特に前半は右サイドからチャンスを作っていて初見だが面白いなと感じた1人。それと奪われてからの守備時や帰陣などサボらずキッチリ全力でやってくれるのも大きい

Callum Wilson
前線のトップで体を張りまくっていた。ガブリエルとは遣り合いまくっていてお互い引く事なかったのも見応えがあった。

Anthony Gordon
左サイドでドリブル突破から何度かいいチャンスを作っていて,あとは最後の精度だけだなと思っていたら,ゴールをしっかり決めたので合格点。守備もサボらない。

arsenal

冨安 健洋
左の偽SBで悪く無い出来。この試合は中盤の高い位置にいったりしてより攻撃に絡む場面も多く堂々としていた。後半は少し消えてしまったのとジンチェンコと比べると少し攻撃での貢献に差があったのも感じてしまった。でも悪くはない。

Gabriel Magalhaes
これまでの試合ではサリバのが良い印象があったのだが,この試合ではガブリエルの方が印象が強かった。特にウィルソンとはバチバチにやり合い見応えがあった。ウィルソンに対しては100%完封したとは言えないものの,交代させたし点も決めさせなかったので合格点なのでは。

Declan Rice
やっぱりめちゃくちゃ上手い。この試合では左インサイドハーフで試合に臨んでいたが,組み立てもそうだしシュートを打って行ったりと攻守において存在感を放っていた。
あと中盤のドリブルが上手い。スペースが中々無い中での相手を抜いたり交わしたりするドリブルが出来るのが凄い。あとそこまでイメージがないが初速?というか足の速さがあるのも良い。
ただ、解説の林さんも言っていたがセントラルハーフなのに下がりすぎて組み立てる意識が強いのでその分前の人数が減ってしまう点もあった。この試合はジョルジーニョがいたので下がって組み立てるは彼に任せて少し前目で勝負するか、ライスがアンカーに入って別の選手がセントラルハーフに入った方が良いのかも。

11/6 BUNDESLIGA 第10節

1. FC Heidenheim  VS Vfb Stuttgart

前半は予想通りでシュツットガルトがボールを持つ展開。
2CBに両SBが上がりカラゾフとシュテーラーの2ボランチで組み立てる感じ。右のルオーはややサイドより。左SBの伊藤は中に絞ったりもして偽SBの動きをしている。
右サイドのカトンパムブンバは中に入るシーンが多く目立ち,反対に左サイドのヒューリッヒは左サイドに貼っているのが多い。そしてトップ下のウヨンは組み立てに参加して下がったり割と自由に動いている。
だがシュツットガルトはボール握ってる割にそこまで決定的なチャンスや崩した場面は少なかった。

ハイデンハイム側は相手の組み立ての時にカラゾフ,シュティーラーの両ボランチにマンマーク気味でついているのでそこに出せずに上手くリズムを作らせないようにしていた。そして徐々にカウンターとセットプレーからシュートの決定機を多く作れていた。

ボールを握るのはシュツットガルトで最後の場面やゴールの雰囲気が出ているのはハイデンハイムだった。何よりハイデンハイムのセットプレーの精度が恐ろしく高くてキッカーのべステの蹴るボールが精度速さ共に素晴らしい。
もしかすると後半セットプレーからハイデンハイムが得点をとる展開が見れるかも。

後半も前半と変わらずシュツットガルトがボールを握る展開に。ハイデンハイムは時間と共にカウンターのスピードや人数を掛けられなくなってきた。お互い決めて手を欠いていたがセットプレーからハイデンハイムが決めて1−0へ。
前半から惜しい場面があったのがついに実った感じに。シュツットガルトも交代などをして活性化しようにも上手くいかず結局終盤にも追加点を決めて2−0で終了。

シュツットガルトは全体的に良い選手がアントン以外いなかった。
攻撃陣もシュートを打つシーンが試合通じてほぼ無く何も違いを生み出せなかった。
ハイデンハイムは明確なセットプレーという武器があってそれを生かした戦い方で勝った。皆んなで頑張るし好感を持てるチーム。

1. FC Heidenheim

Kevin Muller
今の時代に珍しいクラシカルなGK。悪い意味で守備範囲が狭くDFラインの裏へのボールが出ても,他のGKなら明らかに飛び出している場面でも飛び出さない範囲の狭さ。
ポジティブに捉えれば自らの出来ることを理解して,苦手な事できない事はせず自分が力を発揮できるポジションをわきまえているとも言える。
ガタイもいいし腕のタトゥーもカッコイイのでプレー以外の部分で好感モテそうな選手。

Eren Dinkci
そこまで目立った活躍はしなかったものの華奢な体からヌルヌルなドリブルやパスなどまた見てみたい選手。

Jan Niklas Beste
このチームの戦術的キーマン。セットプレーの怖さが凄い。早いし落ちるし味方に繋がる。セットプレーだけならワールドクラスなのでは。

Tim Kleindienst
ワントップとして孤立する試合展開で中々ボールを収めることはできなかったが,ヘディングなどセットプレーで惜しい場面もあり終盤は試合を決める2点目も決めて良かった。

Vfb Stuttgart

Waldemar Anton
前半カウンターの場面で数的不利にも関わらず相手のシュートを防いだりと実質1失点を防いだ場面やそれ以外にも1人気合の入ったプレーをしていた。だが2失点目は彼のミスから。だがこの出来で攻める事は出来ないぐらいにその他のプレーは良かった。

11/7  Premier League 第11節

Tottenham Hotspur VS Chelsea

前半はスパーズペース。チェックも激しく相手に持たせる余裕を与えずに自分達で後ろからしっかり繋ごうとしている。チェルシーはそのプレッシャーで中々自由に持たせてもらえず攻撃の形を常げていない。

スパーズはビルドアップでは最終ラインが2人でロメロとファンデフェンのCBが担当。
その前にビスマがアンカーに入りSBのポロとウドジェが隣のCHの位置に入り
その前にサール,クルゼフスキ,マディソン,ジョンソンがが入る。マディソンは割と自由に動いてボールを捌きに下がってきたりしていたりもする。
なので2ー3ー4の様な形。特に3の部分のSBが2人とも偽SBになり完璧にボランチの位置に入っているのが面白い。

その勢いのままスパーズペースで先制点も上げ途中までは完璧スパーズペース。オフサイドで取り消されてしまったが幻の2点目のシーンは完璧に崩しチームとしての攻撃の形を具現化されたような得点だった。

しかし30分過ぎにこの試合何度かカードを取られそうなプレーをしていたロメロがPKと1発退場をしてしまい10人とチェルシーの同点弾を与えてしまう。
悪い連鎖は止まらず,マディソン,ファンデフェンの2人が共に怪我をしてしまい,1人少ない+攻守の要を失うという最悪な展開に。そこからはチェルシーもシュートが増得てリズムが出てくる。そのままとりあえず1−1の引き分けで前半終了。

本当にロメロの退場が余計。まだ結果は分からないがスパーズが負けたら間違えなく戦犯。ただ面白いのが1人少ない状況でもスパーズは全く引かずに前からプレスを掛け最終ラインも高い位置を取っている所。退場者出しても信念を曲げない所はもはや尊敬。

後半もハイラインなスパーズ。確かに裏を取られるのは増えたがスイーパーにもなるヴィカーリオらと共に何とか凌いでいる。しかし60分ぐらいにウデジェまでもがこの日2枚目のイエローで退場して9人になってしまう。

だがそうなってもまだハイラインを敷き続けるスパーズ。正直10人でもハイラインにするのは見たことはなかったのだが,それを9人の状況でもやり続けるのは今までどのチームでも無かったのでは。そのくらい守りに入らず自分の信念を曲げないやり方は熱くなるし見ていて楽しい。

だがやはりハイラインの裏をついたプレーから最後はジャクソンが決めてチェルシー逆転。流石に9人で攻撃の形は崩れず1−2でチェルシーの勝利。

めちゃくちゃ面白い試合だった。オフサイドやVARも多くあって荒れた試合だったものの審判もよく捌けていたと思うし、スパーズを応援したくなるくらい信念と気迫を感じた試合だった。

負けたがSpurs素晴らしい出来。11人だったら絶対勝っていたし,やり方を徹底しているのは素晴らしい。

逆にチェルシーはこの展開で攻撃の上手く形を作れないのは酷い。2人多い+ハイラインの裏があるにも関わらずまともなのは裏に抜けた個人技ぐらい。勝利したものの評価できるのはチアゴシウバ、カイセド、パーマーなど何人かいたものの、状況を考えるともっと出来たはずと思えたし、チーム全体が良い動きが出来ていなかった。内容で負けて試合に勝った感じ。

Tottenham

Guglielmo Vicario

繋ぐ旨さは勿論の事ファインセーブ連発。そして裏のスペースを埋めるスイーパーの役割も完璧にこなす。今まさにトップレベルのGK。4失点したものの個人的にはMVPレベル。

Pedro Porro

熱いファイターなプレーで盛り上げる。特に後半は‘右の攻撃をどんどん防いでムドリク相手には全勝だったのでは。彼もMVP候補。

Cristian Romero

この試合の戦犯。カードは出なかったがプレーに関係無い所で相手を蹴ったりと危ない場面がありその悪い勢いのままPKと退場判定が出る。特に退場の後,怪我で2人もいなくなったので余計にこの退場が試合の響いてしまった。

Destiny Udogie

退場したのが残念。だが旨さを十分に感じた。偽SBから攻撃にも絡み守備でも激しく行ける。今後の課題は退場の原因にもなったタックルの精度。

Yves Bissouma

アンカーとしてまさに司令塔。そして動き回れるし守備でもフィルター役になっていた。

Dejan Kulusevski

得点を決め,攻撃もドリブルパスなど良いチャンスを何度も作っていた。
しかしそれよりも退場してからの前線からのプレスや体を貼る守備はチームを助けてくれるし目を見張るものがある。あのようなプレーを見せられるとサポーターやチームも勢いに乗れる。

Pierre-Emile Höjbjerg

後半途中で尚且つ不慣れなCBながらしっかり体を張った守備をしてくれた。

Chelsea

Moisés Caicedo

出足の速いチェックと守備で貢献。

Cole Palmer

チェルシーもの攻撃で一番期待できる。シュートやパスなどゴールに直結するプレーが出来る。ただ徐々に存在感が薄くなってもきた。もっと出来たと思う。

11/11 BUNDESLIGA 第11節

Borussia Mönchengladbach VS VfL Wolfsburg

前半はBMGペース。攻撃では前線のトップの位置にいるチバンチャラがポストプレーで起点になりそこから右サイドのオノラの突破からのクロスやコネのドリブル,プレアのラストパスなど色々な形でチャンスを作れている。
守備でも出足が良く相手保持になったらボルフスブルグの2ボランチにマンマーク気味について中を防ぎつつビルドアップを阻害して相手がパスを後ろ向きになったら素早いチェックでボールを奪うというのが良く出来ている。
逆にヴォルフスブルグ側はボランチに上手くボールを入れられないので上手く起点が作れずに攻撃の形を作れない。
前半はBMGが2点先取したのでこのままBMGペースで行きそう。

後半は特に開始からはボルフスブルグペース。中央の間でパスが入るようになったりセカンドボールも拾えるようになったりして,後半開始から2,3度決定機があった。
BMGはリードしているからかまずは構えての入りもあり,攻撃を受ける形に。だが相手の勢いを受けてラインを上げられずに2次攻撃3次攻撃を受ける形が増えてしまい嫌な形に。
だが60分過ぎにオノラがCKから凄いロングシュートを決めて3点目を奪う。
そこからはボルフスブルグも気持ちが折れたのか良い形を作れず逆にBMGは自分達のペースで試合を運べるようになり最終的に追加点も上げたBMG4−0の勝利で終了。
BMGの良さと期待していたヴォルフスブルクがダメだった印象の試合だった。

Borussia Mönchengladbach

Nico Elvedi

この試合のCBで相手の攻撃をしっかり防いでおりディフェンス陣の中で一番良かった。

Maximilian Wöber

エルベディとのコンビでしっかり攻撃を防いでいた。特に後半はしっかりインターセプトも狙い鉄壁のCBコンビ。

Manu Kone

攻撃の‘アクセントになっていた。特にドリブル突破は上手くて違いを出せる選手の1人。狭いところでのキープ力もあるが全体に波がある印象で消えている時間もあった。
その波を無くすのと最後の場面での精度があればトップレベル。

Franck Honorat

1G1Aでおそらくこの試合のMVP。右足の精度,威力が持ち味。守備時でも5バック並に戻り守備をしてくれる。そして特に高い処理が難しいボールもワンタッチで吹かさずしっかりクロスを入れた場面もあり相当自分の右足に自信がある模様。イメージコスティッチみたいなクロスシュータータイプ。かと思いきや単独でドリブル突破する場面もあり面白い選手。

Alassane Plea

この試合の印象はラストパスなど最後の局面でアシストでチャンスを作れそうなタイプだなと思った。割とキープ力もありそう。なので後半途中からは 1トップにもなったりとポリバレントな選手でゴールも決めたし良かった。

Tomas Cvancara

ザポストプレーな選手。得点も決めたしポストプレーも頑張っていた。
だが足が遅い。これが勿体無い。カウンターの場面でも相手に追いつかれてしまい生かせない場面が多々あった。恐らく足がもう少し早ければもう 1,2点は取れたと思う。


11/12 Premier League 第12説

Brighton VS Sheffield United

前半は開始6分でブライトンが先制点を奪ったのもありブライトンペース。シェフェールドも前半はできるだけ失点を抑えて後半勝負にかけようというようなプランに見える。

なので物凄いブライトンがボールを持ってシェフェールドがある程度ブロックを作り縦パスが入ったらプレッシャーをかけて前をむかせない守備をしている。

ブライトンの守備時は4バックでグロスが右SBでウェブスター,ファンヘッケの2人がCBで左SBがイゴールという布陣なのだが攻撃次は3バックに変化。
グロスがWBの様に右サイドにワイドに張り付いて,ウェブスター,ファンヘッケ,イゴールが3枚で,ボランチにダフード,ギルモアの2枚そして左サイドの本来三笘のポジションにアディングラが担当してトップ下的な場所にララーナとブオナノッテの2人で 1トップにファティで3−2−4−1?みたいな感じ。

若干3バックは左よりで右のスペースは空いているのが多い。
そして皆が中央に固まって縦パスを狙いつつ,誰かが下がってその空いた裏のスペースを狙っているプレーが多い。
しかし相手もブロックを作りつつプレッシャーもかけているので膠着する展開が多い。
それとこの試合はファンヘッケが司令塔の様になる場面が多くてボールが集まるし縦パスのスイッチを入れる場面が目立つ。

なので前半は今まで見てきたブライトンの試合で一番眠くなる内容。メンバーも怪我人が増えていて主力も中々いないので攻撃に迫力がある展開が少ない。
シェフィールドも負けているのに攻める気持ちが全く感じないので退屈。
後半はブライトンが自分たちでミスしなければ勝ちそう。

後半は流石にシェフィールドも少し前に出てきてCBにもプレスを掛けに行ってきたのと,ブライトンも三笘とペドロを入れて追加点を狙いに来てお互い動きに来た内容に。
徐々にお互い攻めにのシーンが増えていたが69分にダフードが足裏で相手を踏みつけて 1発退場。これで完璧に流れが変わってしまい,74分にはオウンゴールでシェフィールドが 1−1と引き分けに。そこからはブライトンも攻める体力が無く防錆一方に。シェフィールドも勝てる内容なのに攻撃陣のクオリティが無くてチャンスを生かせず。結局引き分けで終了。正直見ていて退屈と言わざる得ないゲーム。退場がなければブライトンは勝てたと思う。

Brighton

Jan Paul van Hecke

特に前半は司令塔になり縦パスのスイッチを入れていた。守備も空中戦も強い場面もあったが,まだ所々守備が軽い感じがする場面もある。

Igor

最近個人的に好きな選手。フィジカルを生かしたプレーにパスや前に持ち上がるプレーも良かった。この試合ではそこまで目立つ場面は無かったのだが監督の信頼は試合を増す事に増えている気がする。それと地味に左利きというのが良い。

Billy Gilmour

リズムを作るパスやボールに何度か絡む場面が目立った。何度か危ないパスミスはあったりまだ完璧では無いものの伸び代は感じるし今後さらに期待。

Simon Adingra

相変わらずキレキレ。点も取ったし調子は良さそう。後半右サイドに行ったら消える場面が多かったが今期待できる選手の 1人。

三笘薫

後半からの出場だったがやはり突破力は魅力。何度かチャンスを作っていて得点の匂いがした。だが失点シーンは三笘のカバーが遅かったのが原因。あの場面は贔屓目に見ても援護は出来ない。

11/26日 Premier League 第13節

Newcastle United VS Chelsea

前半はややニューカッスルペース。特に前半15分ぐらいに先制点を取れたので良い流れで試合に臨めた。結構高い位置からプレスをかけて奪われた後もすぐプレスもいくので2次攻撃3次攻撃に行くことができている。もちろんその分裏へのスペースもあるのでそこも突かれる場面もあるのだがシェアのインターセプトや相手のミスでなんとかなっている。

チェルシーは入り良いビルドアップやパス回しもあり調子は上向き気味かと思いきや15分の失点からいつもの悪いチェルシーになってしまった。
酷い時はボールを奪えず2ndボールが相手に渡り続けて1分ぐらいも受け身に回ってしまう場面もあった。
先ほども触れたがビルドアップは低い所からや狭い場面でも組み立てられるようにはなったのだが、その場面がまだ少ない。そして攻撃は相変わらずパーマーの閃きやスターリングの個人技などのドリブルなどの各個人頼みになっている。

後半も前半同様特に流れは変わらず。お互い縦に早い、というか縦に若干急いでる流れが続く。試合は60分、61分に立て続けにニューカッスルが得点を奪ったことで実質試合終了。チェルシーは特に61分の3失点目が痛かった。2失点目からわずか1分後にチアゴシウバからのミスでの失点で勢いが死んでしまった。

Newcastle United

Fabian Schär

相手の攻撃をしっかり防ぐ守備はもちろん、前へのフィードやインターセプトを積極的に狙う場面が多かったのが良かった。ただ、奪えずにそのスペースを狙われる場面もあったが狙いに行く姿勢が俺は好き。

Tino Livramento

左SBとしてまずはしっかり守備で貢献しタイミングを見たオーバーラップの攻撃参加も良かった。ドリブルでもしっかり抜けることができるのが大きい。

Bruno Guimarães

中盤の底で攻撃をしっかりと抑えつつ、攻撃ではパスの起点になりリズムを作っていた。地味ながら効果的。

Miguel Almirón

個人的に好きなプレーヤー。この試合も攻守にハードワークしてチームへ貢献。しかもただ追い回して守備をしてくれるだけでなく、パスやドリブルなどしっかり抜けて攻撃で足を引っ張らないのが良い。

Alexander Isak

正直この試合ではあまり目立つ場面がなかったが、ボールキープが上手くて、フィジカルでキープするというよりは長いリーチや巧みなタッチでキープしているのが印象的で面白い。割とドリブルもスルスル突破できるのも魅力。

Anthony Gordon

恐らくこの試合のMVP。1G 1A1退場誘発。守備も頑張るし良いプレーヤー。

Chelsea

Sanchez

4失点は彼の責任では無いもののGKとしては厳しい。それとセットプレー時に飛び出そうとするも相手に憚れて出られずに倒れてゴール前を開けるシーンが少なくとも2回ありそれも気になった。

Thiago Silva

この試合も途中まで流石の守備を見せて安定していると思いきや、3失点目で致命的ミス。それまでよかったのに残念。

Reece James

シウバ同様この試合でも流れが悪いチームの中でしっかり守備で貢献していて良い出来だったが結果的に2枚のイエローをもらい退場。こちらも出来が良かっただけに残念。

Raheem Sterling

圧巻のFK。あとはチェルシーで得点に期待できるのは彼ぐらいだった。

11/26日 Premier League 第13節

Brentford VS Arsenal

前半はボールを持つのがアーセナル。試合を握っているのがブレントフォードといった感じ。文字通りでアーセナルがボールを持つもののブレントフォードは5−3−2でしっかりブロックを作りゴール前にスペースを与えていない。時折アーセナルの低い位置からのビルドアップ時にはハイラインでプレスに行ってライス、ウーデゴールなどの中盤に対してもマンマーク気味で付いて行ってパスコースを消させるシーンもあるが基本的にはブロックを作りスペースを消している。
アーセナルはこのブロックをなかなか攻略することができずに、前半の42分ごろに微妙なオフサイド判定で取り消されたシーン以外は中々チャンスを作れなかった。
後半も恐らくこのままいくと思うのでこのまま行くとアーセナル的には焦るし逆にブレントフォード側はカウンターで何度かチャンスを作れそう。

後半もほぼ一緒の展開。ただアーセナルも攻めるものの決定的なシーンは中々作れず、全体的に攻撃陣のパフォーマスは悪い。マルティネッリは左から良いクロスを上げていて良かったが、サカ、ジェズスなどは良い形で絡めず。
なので結果的に中を崩せずにサイドからクロスを上げるもブレントフォードの守備陣に阻止される場面が多かった。しかし88分の最後の最後にクロスからハヴァーツが決めてなんとかアーセナルの勝利。
しかしブレントフォードのここまで質の高い5−3ブロックだと中々崩せない。

Brentford

Mark Flekken

正直脅かされるシーンはこの試合少なかったが、セットプレーの空中戦などなんだかんだ安定していた。

Ethan Pinnock

以前見た試合もそうだったがこの試合でも3バックの真ん中で最後の場面でしっかり攻撃を防いでいて良かった。そして空中戦も強い。この試合のMVPでも良いのでは。

Ben Mee

3バックの一員としてしっかり体を張っていた。

Christian Nörgaard

中盤アンカーで相手の攻撃の目を積む。前からのプレス時でもライスらにしっかりプレスをかけて自由を奪っていた。

Arsenal

冨安 健洋

この試合では右SBで勝利に貢献。良い意味で無難にこなせていた。
ただ監督の指示なのかわからないが攻撃のオーバーラップのタイミングが少し遅いのが気になった。バランスをとり攻撃を自重していたのかもしれない。

William SalibaGabriel Magalhaes

やっぱりこの両CBは硬い。序盤はガブリエルが良いシーンが多くて試合が進み後半になってくるとサリバの安定感が目立った。この2人は鉄板。

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