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エッセイ:人生における義務(と思われているもの)と権利について

あれ、雨の音がする。

外は十分明るい。もう起きる時間になっていそうだ。

夢の世界が頭から抜けきっていない。
妻と温泉に入っている夢。
あれ、今日何曜日だっけ。
週末は近かったはず。仕事だったらやばそうだぞ。

9:06、スマホのプッシュ通知で頭が覚める。

セーフ。土曜日だよな、そうそう。
休みはこれからだ。


今日は雨の日だから、朝から爽やかで明るめの音楽をかけよう。

バナナを食べて青汁牛乳を飲んで身体を起こそう。

外へは出かけないから、普段したいと思ってるけどできないこと。
インドアでもなるべく自分にとって新しいものに時間を使おう。


なるべくやった後に自分を褒めてあげられるようなことをしよう。と決めた。

わたしの場合は、初めてやるこの書きもの、読書、そして全力の子育て。



話は少し変わり昔読んだ本の一節で印象的なもの。

人生において私たちに与えられているのは義務ではなく権利である。と。

あなたが人生をどう生きるかは、
”あなたが全て決めなくてはいけない”のではない。
”あなたが全て決めていい”のだと。


職場やキャリア、彼氏彼女、結婚、家族や趣味、何を重視して生きるのか。

そんなこと全て自分が決めなきゃいけない、と無意識に背負いこむ必要はなくて、
自分の人生なんだから自分が決めていいんだ、と考えるだけで少し軽やかになった記憶がある。


今日は雨の日だから、そんなに外に出る人も少ないんじゃないかな。
まだベッドでゆっくりしてても全然いい。

今日をどう使うかは、一切全てあなたが決めていい。
雨の日は体もだるいし頭もいたいし。

わたしからのおすすめはひとつだけ、
動き出す時は音楽をかけること。
あと青汁牛乳。 ふたつか。

今日もありがとうございました。

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