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Summer add depth to 9/19~

これは、なんの変哲もない日常の記録。
↓先週↓

9/19 (Mon) フラグ通りの展開

スマホのアラームと一緒に頭痛も鳴る。
不覚にも、いやもう想定していたというか昨日のフラグ通りに二日酔いだ。水分を摂りつつ昼近くまで安静にしておいて、のろのろと動き出す。休みはもう今日と明日くらいなものだ。一応土曜も休みだが、法事などある関係で制限がある事を考えれば、日中から自由に動ける非常に貴重な時間だ。
にも関わらず、その貴重な時間を無為に過ごしてしまった。あぁ、何という失態。どうして人は、私は、同じ様な過ちを何度も繰り返してしまうのだろう……なんて哲学的な事を考え始めるが、それこそ二日酔いの頭痛がする脳みそで大した答えが出てくる筈もなかった。

9/20 (Tue) 値段を付けて処分

もう着ることは無いであろう衣類や必要のない雑貨類などを中心に箱詰めして、リサイクル店まで運んだ。一部それなりに値段が付くものもあるはずだが、テンプレ通りの台詞と塩対応しか帰ってこない店員に預けるのがもったいないと思って、その場で取り下げメルカリ*1に回すことにした。

午後にはもう1社のリモート面談だが、既に内定済の会社と比べて土日祝との干渉がネックになりそうだ。また出張案件もある上に入社日が10月半ばの予定になりそうだと言い出した。一応この場では断らずに合否を待つようにするが、正直、ないな。

9/21 (Wed) 相場を知り最適解に気付く

ここ数日どうもお腹の調子が悪い。
例えば賞味期限切れのものを食べたとか思い当たる要素は一切ないが、朝起きるやいなや下腹部に違和感が生じるのでそのままトイレに直行する。用を済ませた後は薬も飲むが、特に効いている気配がない。
一応これまでに同じ様な現象を何度も経験していて、私の中ではいつもこれを『生理』と呼んでいる。今回は久々、数ヶ月ぶりに来たのもあって若干しんどい。

昨日処分を見送ったいくつかのものを念のためにメルカリで調べてみると、あの時の判断が大正解だったと知った。
例えば……とある音楽CDにプレミアが付いていて、元値1000円から2~3万円に化けていた。その他値崩れしていないもの、ジャンク扱いとして一定の需要があるものなど様々。当初の予定よりも確実に荷物が多くなるので、段ボール1箱に大きめのものや重いものなどを詰め込んでいくことにした。当然買い手がつけば即取り出して出荷するが、ない場合は引越し先で引き続き買い手が付くまで待つことにする。手間はかかるが送料を差し引いても十分にお釣りが来るので全く問題ない。

9/22 (Thu) 残高というやりがい

追加でメルカリに出品したものが早速購入されたので、荷造りの合間に出荷した。CDなどは梱包材に包む必要があるので、仕事の昼休憩の時間に百均に足を運んで調達した。
先の限定品を皮切りに残高が1万を超え、今度は2万に到達しようとしている。あくまで不用品をお得に手放す手段なので、ハマりすぎると度を過ぎたミニマリストになるんだろうな……とは思う。付け加えれば、メルペイの対応店舗は札幌よりも圧倒的に多いので、現地調達する日用品などで現金の出費を抑えられるのは非常にありがたい。

9/23 (Fri) 刻々と迫りゆく

仕事の合間、同僚に最終出社日を尋ねられたので、「明日非番でその後2日出勤して終わりですよ」と丁寧に答えた。あまり実感がないが、もう後2日しかない。最初から期間限定のつもりで入って、本当にその通りになったこの仕事。個人的にも得るものは多く時給以上の価値があったと思っている。

そして明日は最後の休日だ。

9/24 (Sat) 運命の日

身支度などは早めに済ませ、昼前には出発。実家から1時間程度の場所にある霊園に母方の家の墓がある。単身赴任中の叔父は直接、私と母、従妹とその子どもでそれぞれ現地へ向かう。
最後に来たのは少なくとも6年以上前、まだ海外駐在の話も無かった頃だと思うが正直よく覚えていない。ただ何となく「あぁ、こんな感じの場所だったね」程度の記憶で目的の場所へと辿り着き、昨年の暮れに亡くなった祖母をようやく納骨する。

時間帯がよかったのか、往復ともに渋滞などは無かった。ならばと思って近所の行きつけのカフェへ寄り道。しばらくは来れないだろうから、食べ納めの飲み納めかな。

クロックムッシュがお気に入り

帰り道には昔からある洋菓子店に立ち寄って、職場で配るための菓子箱を購入。

夕刻、私と母、叔父と従妹で家族会議。主な議題は元々祖父母が住んでいたこの一軒家の処分とそれに必要な退去の段取りについて。ただ私自身は、今日この日が今後の人生の分岐点になると確信していた。これまでの日記ではあえて伏せていた様々な事柄、経緯とそれに対する人生設計と身の振り方。答えはもう、実家に到着した3月のあの日から決まっていたのかもしれない。

母方の家系と縁を切ることにした。
自分が一番の毒親でありながら母を毒親扱いし、平気で見捨てようとしている叔父。その手先として動きながらも実際はその叔父をも利用するだけ利用して同様に見捨てるつもりであろう従妹。祖父母ともに見送った今だからこそ、私と私の母のために決心できる。これを機に、袂を分かつと。
その日の夜、母には今後の流れについて要点のみ話した。まずは大体の期日を決めて、それまでに着手すべき事柄を挙げていく。私が直接それを手伝える時間があまりにも少なすぎるが、かといって私自身の予定を先延ばしする訳にもいかない。一度決心したからにはもう戻れない、是非もない。

9/25 (Sun) いざ、袂を分かつ

昨日購入した焼き菓子の箱を携えて出勤。仕事中適当なタイミングで配ってもらえるように、管理者の一人にかくかくしかじかと伝えて渡す。比較的仲の良かった同僚からは、休憩時間になると小さなお菓子などお返しを頂いた。一方通行でよかったのに……ありがとうございます。

帰宅後は寝る間も惜しんで家中にある荷物の整理。特に男手が必要になるようなものから運び出しに備えて日中に分別してもらっていたので、効率は決して悪くないはずだ。後はもう、本当に、私がいるうちにどこまで行けるか。

*1 フリマアプリの代表格。メルペイを開く度その仕組みに関心する。

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