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Re(build/start) with the will 10/3~

これは、なんの変哲もない日常の記録。
↓先週↓

10/3 (Mon) 初出勤と初課題

初出社日と言えば、大抵の場合は事務所に出勤して、最初の研修がどうこうという様な流れで進むものだろう。少なくとも、私の今までの職歴を振り返る限りではそうだった。
では、今回は?私自身も驚きを隠せないが、なんと当面の間の配属先となる現場の休憩室から始まった。午前中は現場での一日の仕事の流れが主になった。午後は大先輩が統括する他現場の巡回に同行。確か先週の入社手続の折に「僕が普段からどういう動きをしているのかを間近で見て感じてもらえれば~」という様な事を話していたのを思い出し、その通りにしてみる。きっと得るものがあるだろう。

帰宅して早々、かなり大きな封筒に入った郵便物が届いた。宛名には私の名前、間違いなく大学からのものだった。
自炊の準備をしていた手を一旦止めて、封筒の中身を開ける。学生便覧と銘打たれた分厚い冊子に、課題提出用の封筒と用紙などが束になって入っていた。気になるのは履修登録の段取りと学費の振込だったので真っ先に確認するが……、

いや、ダメだ、理解が追いつかない。
私の場合は既に大卒なので3年生扱いで編入、入学手続時に送付した書類に基づいて重複する科目については単位認定される……と案内には記載があるのだが、いざ履修登録の画面をWeb上のフォーマットから確認しても参照できない。これは一体どうすればいいのかと混乱、関係ありそうなページを何度も交互に行き来しながら確認するも要領を得ないので、明日以降に電話かメールで確認しなくては。

味付け不要で手間要らずな一品

昨日買ったばかりの豚肉をキムチと豆腐と一緒に炒めた。キムチ1パックをまるごと使うと量が多いので半分は明日以降のおかずに。これも過去の日記から思い出した自炊メニューだ。

10/4 (Tue) 朝型の仕事

一日の工程が始まるのは朝の8時、だが協力会社からの人員含め一定数出入りする関係もあって実際には早めに到着する必要がある。必要に応じて簡単な打ち合わせや付帯作業を挟みつつ、現場の巡回と休憩を繰り返す。特別な場合を除けば残業もないのでありがたい。

こちらに引っ越してきて以来、初めてメルカリに反応があった。今回は長らく積んでいたプラモデルで、帰宅後に徒歩圏内の配送所へ持ち込んで出荷した。この調子で徐々に段ボールの中身は消化していきたいが、売れ行きが鈍化している感があるのは気のせいだろうか。

10/5 (Wed) 基本装備の支給

始業前、大先輩から大きな袋を渡された。中身を見ると安全帯*1とそれに取り付ける工具類、社用のスマホだった。PCも手配中で、来週中には用意できるらしい。すぐには使わないものもあるだろうが、日頃の業務を通して慣らしていきたい。

大学の学費を今後どうするかを考えた時に、ふと学費ローンがあったことを思い出した。半年あるいは1年分の学費のみに限定して、クレジットの分割払いと同様に毎月の給料から返済する前提で試算する。どちらも学費自体がそこまで大きくないので利子分もさして負担にはならない……というか、普通に働いているので返済も苦にならないと思われる。後は半年と1年のどちらにするかも、少しだけ検討してみたい。

10/6 (Thu) までしかできない奴になるな

基本的には残業のない弊社だが、今日は月例の会議とやらで定時から間もなく大先輩と共に事務所へ。
主な議題は(要約すると)各現場の案件が適切に動いているかどうか。一般的な施工管理の主な仕事内容から飛躍はするが、それでも大事なことに変わりはない。特に今期は現場単体でみた収支管理に重きをおいている様で、事業部としては一時的でも赤にしない……言い換えれば下請けへの支払が元請けに対する請求を上回らない様に会計処理を規則化するなどの工夫が求められている。もちろん何らかの理由で赤になってしまうことはあるので、その場合には(単月で見て)何故そうなっているか、それは(単月なので)一時的なものなのかどうか、と説明が求められるのだが、年代や経験を問わず回答に苦慮している人が少なくなかった。場合によっては実際に社内で処理された収支金額が案件の収支報告と一致しない事もあった。これも、会議中に追求されても答えられない場面が見受けられた。

話が脱線してしまうが、ハノイで昨年受注したある案件を思い出した。
そこは現地法人を雇われ工場長がワンマンで回しているのだが、製造以外の部分……例えば経理などのバックオフィス系は本社の役員が一手に引き受けていた。適材適所といえば聞こえはいいが、要するにそこの雇われ工場長は「製造現場の管理しかできない」人だった。いつだったか、本社の社長が来越した際に当時の上司がその辺りを探っていて、結果「彼には製造の事しか任せられない」のだとはっきり言い切っていたらしい。

入社からわずか4日目、新しい職場の問題点が早くも浮き彫りになった。良くも悪くも、現場自体の管理しかできていない施工管理が一定数存在している。もちろん全員ではなくて、一切そういった指摘事項が無いか、あるいは指摘されても即座に理由を説明し納得されている人が少なくとも半数以上だ。後は会議に欠席していたり、そもそも忘れている人までいるがその辺はもう問題外かな。いずれにしても、この先現場経験を積んでいく中で必要になってくるマインドなのは間違いないだろうから、今日のこの学びは大事にしたい。

余談だが、工場長の件については上司に「10年後、20年後、○○までしかできないor任せられない……みたいな奴に、お前はなるなよ」と諭されたことがある。反応に困って「え、あ、は、はい」みたいな相槌を打った。

10/7 (Fri) 十年来の紙切れ保証

大先輩に同行して現場での打ち合わせ。大本の工事がある程度進む毎に、スポットで発生する作業が元請けから降りてくる形なので、連休明けの1日そこにいればいいだけ(基本的には)という内容。なんだそりゃ……。

もう1件、はしごするように向かうのは私の住まいから徒歩で通える距離。気楽でいいが、この日の移動は大先輩の運転ではなく急遽私が替わることになった。来週から当面の間はそこの現場が主な担当先になるらしいので、今のこの運転だけ無事故無違反で乗り切れば問題ない。というか教習所でリハビリした方がいいな。

早い時間に近所で解散できたので市役所へ直行。元々金曜は19時まで窓口対応しているらしいが早いに越したことはない。無事に転入手続を終えたが、国民健康保険は前の派遣会社での社会保険喪失証明書が必要らしくその場で完了できなかった。うーん、しばらくは怪我も病気もしていられない、ぞ。

そしてその後、夜はハノイ時代の同期の同志と飲みへ。お互いの近況報告から今後の展望までが主な内容で、日々奮闘しているのは私だけじゃないと改めて実感する。

10/8 (Sat) 今日は単なる明日の昨日ではない

TIGER&BUNNY*2の2期後半がNetflixで配信開始していたので視聴。途中で昼食をはさみながら、12話を一気に駆け抜ける。感想は……挙げればキリがないが、少なくとも3期は無いな。この終わり方は。

思い出したように大学の履修登録を行う。散々迷った末に1年次の、それも実習より自学自習の科目を優先した。特に構造は大先輩をはじめ幾人に口酸っぱく言われていたので早めの学習と単位取得が必須と心得た。一応3ヶ年計画での卒業を見込んでいるが、単位数は少し多めに設定して登録した。大丈夫、落としたらまた次期に再履修だ。普通大学ならまた1年後まで待つが、通信制ゆえにその心配はない。

10/9 (Sun) 名乗るほどの者ではございません

街中まで買い物に。買おうかどうか迷っていたものを、思い切って買うことにした。

2wayで使える便利なやつ

念願の衣類スチーマーは主に普段着用。特に普段から来ているような丈の長い上着やリネン素材のものはシワになりやすかったりするので、この手のものが欠かせない。

ついでにNetflixで"七人の秘書"*3を見始めた。センターに立つ女優に見覚えがあったので調べたら"居眠り磐音"にも出演していた木村文乃だった。前髪がかわいい!……というか、こういう20後半から30代半ば?にかけての、女子としての可愛さを残しながら大人の女性の表情も併せ持つ感じって素晴らしいですよね。この尊さについてもっと語りたいが、反面語彙力が足らない。私もまだまだだということか(何か違う)。

*1 いわゆる命綱で、主に高所作業時に足場などに金具を連結させ不足の事態に備える。なお正確には墜落制止用器具と呼ぶ。
*2 実在する企業がスポンサーとなって劇中に登場するヒーローを応援しているアニメ。今回も多種多様な企業が名乗りを上げている。
*3 各所で働く超有能な秘書達が理不尽を暴き一掃する勧善懲悪もの。

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