ラストの日常

卒業式って日常とは程遠いものだよね。だって高校の卒業式なんて一生に一回しかないもん。
じゃあ何回もあるものはなんて呼ぶか？そう、日常だ。
明日、三年間高校で過ごしてきた「日常」の最終日が来る。
実を言うと今日起きた時からそれが悲しくて怖かった。下校中なんて鬱になってた。あいみょん聴きながら歩いてたザマよ笑
泣いても笑っても最高の日常は明日が最後。ここから最高の日常が送れる保証はなくなる。
中学卒業した時はこんなに高校が最高になるだなんて思わなかった。もしかしたら大学もそうなりえてたのかもしれない。そんな可能性があったことだってわかってるけど俺はこっちを選んだ。
日常とかいってるけど毎日が非日常で刺激を与えることを仕事にしようとしている俺が刺激を与えられてたレベルだった。
本当に学生って最高の職業だった。無作為に選ばれたメンバーの中で自分がどう言うパフォーマンスができるのか試される。そこから人について様々な学びがある。ここから俺はどう歩めるだろう。
とりあえず明日は生きていることを感じながら学校にいこう。人生最後の「学校」に。