森鴎外 2024/01/27

角川文庫の、「山椒大夫・高瀬舟・阿部一族」を読んでいる。

『佐橋甚五郎』までは読んだ。
『魚玄機』を読む。
唐の時代の天才女性詩人が、殺人犯になるまでの話。面白いが、途中に出てくる漢詩についての注釈が少ない。というか、ほぼない。これを地頭で完全に読める読者はほぼいないはずだが、なぜ日本語訳がついていないのだろう。なんとなくしか意味がとれなくて残念だ。

『じいさんばあさん』を途中まで読んだ。
130両で刀を買う場面があるが、いったい江戸時代の1両はいくらだろうと調べると、幅はあるが、現在の価値で、5万~20万円くらいらしい。
まぁ途中で貨幣の中の金の含有量とかが変わっているはずだから、たしかなことは言えないが、高く見積もると、2600万円で日本刀を買っている。これは高すぎる。半額でも高すぎる。相場は知らんが、高くても500万円くらいじゃないの。

電車の中や街なかで、女の靴を見ると、ほとんどが白か黒だ。白黒つけてやがる。


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