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「はなれ」開設終了のお知らせ

2023年4月からチラホラと開設していました「はなれ」の活動を終了しました


ゆるしかの活動のモットー「ゆるりと、しっかり、かくじつに。手の届く範囲で」というのからすると、はなれを開設することは、「ちょっとギリ手が届くか?届かない時もあるかも?」くらいのもので、ひとまず1年やってみて「結論!手が届きませんでした!またいつかどこかで!」て感じです。実験的な側面が大きかったかな。やってみてよかったとは思うし、今は手に負えないなぁとも思うし、またどこかでやりたいなとは思います。

ひとまず、湖山に構えたはなれを利用してくださった方・気がけてくださった方、ありがとうございました。



はなれ開設のきっかけ話

はなれ開設時、家賃を折半する共同運営者がいました。
大学の時の知り合いで、一昨年の秋?冬?辺りから交流が再開した人で、あれやこれやと話す中で「自由に使える部屋、1つ欲しくね?」みたいな妄想が膨らみ、実践してみることになりました。

当時、私一人だったら部屋を借りるなんてしてない。手の届く範囲じゃないということが明らかだったから。金銭面ではもちろんギリギリだし、多忙で利用できる日がないし、誰かに利用してもらおうにも宣伝する余裕もないし。ひとりなら絶対にやっていなかった。共同運営を持ちかけてくれたヤツがいたから、はなれは始まりました。

はなれの活用

はなれの利用条件は「自殺企図禁止・未成年が保護者の同伴なく使うの禁止」くらいのもので、おおよそなんにでも使っていいようになっていました。隣が飲み屋だったから、飲んで寝泊りするのもアリ(布団もあった)、中西部から大学に通っている人が帰るのダルいときに泊まるのアリ、シェルター利用アリ、バレたくないリモート会議に参加するための利用OK、イベント・オフ会アリ。
実際のところは泊まりやリモート会議、はなれをおもしろがってくれた大学の先生がゼミに使ってくれるような感じでした。出店とかもあればなぁ~面白かったけど!


はなれのお気に入りポイント

・家賃・共益費・保険・光熱費とか諸々含めて月2.5万くらいだったかな?
・ワンルームってかわいい。いい狭さが落ち着く。
・古めだったからキッチンタイルがレトロな緑色でかわいかった。
・「たまに」だからこそ許せるユニットバス(私は住むなら絶対に別派!)
・1階に共用の洗濯機と、なんと乾燥機もあった!「住むわけじゃないから洗濯は持ち帰りかな~」なんて思っていたのが解消される、素晴らしい家でした。
・実際に住むわけじゃないから、冷蔵庫やお洋服みたいな「THE生活感」が出る感じじゃなく、かといってホテルや民泊みたいな「THE泊まるだけ感」が出るわけでもない、「一人暮らし始めたてで必要最低限の生活用品だけある感」が好きでした。


反省点とか今後に活かしたいこと

・駐車場が近くにあるところがいいなぁ。利用しない日の方が圧倒的に多いから、月極じゃなくてコインパーキングがいい。となると大学付近か鳥取駅付近か~。
・1階に洗濯機がある環境は理想的過ぎた!でもなかなかないような気がするから、コインランドリーが近い…とかも視野に入れておく?
・郵便物がはなれに届いても、取りに行かない限りはそのままになっちゃう問題。転送してもらえないか契約の時に確認したらよかったなぁ。
・共同運営者が途中で共同運営を降りても、利用者に迷惑が掛からない時期まではなれの開設を存続できるように貯金をしっかりしておくこと。(今回は最後の4か月半、自力で持たせました!)(契約して1年経たずに解約すると違約金が出ちゃうので1年頑張りました)
・使ってもらいたいならしっかり宣伝できる余裕があるときにやること!
・Wi-Fiは欲しいかも(贅沢?)


まとめ・お礼

はなれを使ってくださったみなさま、気にかけてくださったみなさま、重ねがさね、ほんとうにありがとうございました。もっと頑張れば、もっといい風になっていたのかなぁとも思うし、退去の日は「あんまり使ってあげられなくてごめんね」って気持ちにもなりました。
退去の立ち合いが終わって部屋を出たら、もうポストに空き部屋用の「投函しないでください」のシールが貼ってあって、だいぶ寂しかった(笑)

はなれの活動(実験)は、またいつかやりたいなぁと思います。さいきん売り物件見るのが好きなんだよね。部屋と言わず物件1つ、みんなで好きなように使えたら最高だよなぁとか妄想しながら。

それでは、またいつかどこかで。

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