ネガティブな意味

最近大好きなSNSに飽きてきて本を読むようになった。字を読むことで気持ちが落ち着くこともあるけど、アドレナリンも出る作用もあるようで、確かに物語のものを読むと手のひらサイズの空間から心が揺れる出来事を追体験しているのだから、傍から見たらわからない速度で変化をしている。

そうなると時間の感じ方もアッというまで持て余していた時間さえも濃い時間を過ごして瞬時に時間軸を移動したような感覚になる。それがわたしにとっては心地よく身体もどしっりと安心していられる。

日々わずかな違和感から次に移行する過程は今となっては「はいはい、これね」と落ち着いて対処して日常を味わえるようになりましたが、昔は少しの変化に敏感で自分にも過剰に敏感になって「なんで飽きちゃったの？」と飽き性だと決めつけ一人で落ち込んでいましたが、今はやりきったり合わなくなったから変化が起きただけで前向きな変化だと受け入れられるようになった。

私にとって飽き性、強がりなど。ネガティブな意味で投げつけてきたものをそのまま丁寧に受け取って咀嚼までしていましたが、結局心を蝕まれるだけなので受け取ったとしても食べるか食べないかは自分で選択するようになった。日々精進。