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試打(ブースターJP)

埼玉県さいたま市にある卓球用品専門店・大宮卓球🏓で店長をしています!!卓球の楽しさや奥深さ(マニアックな部分)、ちょっとした雑学や知識など自分が書きたいことを投稿しています!!

今回は、11月にミズノから新たに発売される表ソフトラバー「ブースターJP」の試打した感想です。

まず「ブースターJP」について簡単にご紹介したいと思います。

興味ない方は飛ばして下さい(笑)

現在、ミズノからは「ブースターシリーズ(SA/EV/HP)」が発売されていますが、残念ながらこれらの廃盤が決定しました。

その中でも特に人気のあった「ブースターSA」の後継品として発売されるのが今回試打した「ブースターJP」です。

これまでの「ブースターシリーズ(SA/EV/HP)」はドイツ製のラバーでしたが、今回の「ブースターJP」は日本製となっています。

この新たに生まれ変わった「ブースターJP」のキャッチフレーズは「そのラバーは次の領域へ。スピードとスピンを両立させた表ソフトラバー。」です。

ということでいつも通りの前置きですが、そろそろ本題に入りたいと思います。

今回試打をした「ブースターJP」のスポンジの厚さは「厚」、ラケットはミズノから発売されている特殊素材入りの「アルティウス コンボ」との組み合わせです。

そして反対側に貼ったラバーはもちろん「ブースターSA」です。

ちなみに、少し前に私のTwitterで二つのトップシートを並べて比較したものを投稿しましたが、見ていない人がいるかもしれないので念のため掲載しておきます。

【正面からのトップシート】
【側面からトップシートとスポンジ】

まず初めに「ブースターSA」を打ちましたが、以前打った時と同じく「回転がかけやすくいい意味で表ソフトらしくない扱いやすさ」といった感じでした。

そして今回のメインである「ブースターJP」を試打しましたが、まず一番に感じたのは「ブースターSAよりも扱いが難しくなったかも」でした。

試打をしていく中でその他に感じた違いは「トップシートが硬い」「初速が早い」「ブースターSAよりもよりハードヒッター向け」「回転のかけ方が違う」「強打した際の威力はブースターJP」でした。

それぞれを簡単に解説すると・・・

【トップシートが硬い】
これは、スポンジの硬さの違いではなく、表面に当たった瞬間の感覚が異なりました。

【初速が早い】
これはさきほどお伝えしたトップシートの硬さが関係してると思います。
ただ、当たった際の飛び出しは早く感じましたがボールの伸びはブースターSAの方があるように感じました。
この部分に関しては当てる力加減によって大きく左右されると思います。

【ブースターSAよりもよりハードヒッター向け】
ブースターJPはボールの伸びが弱く感じたとお伝えしましたが、その理由はブースターSAは比較的弱い力でもスポンジに食い込んで飛んでいく感じがあるため、同じ力加減で打つと失速するように感じたのだと思います。
なので、ある程度力を入れて打たないと本来の良さが出にくいように感じました。

【回転のかけ方が違う】
ブースターSAは比較的薄くとらえても回転がかけやすかったのですが、ブースターJPはやや厚めにとらえた方が回転がかけやすかったです。
しっかりと回転をかけた時はブースターSAよりもブースターJPの方が重いボールが出せるように感じました。

【強打した際の威力はブースターJP】
しっかりと回転をかけた時や、強打した際のボールの威力は確実にブースターJPが上回っていると思います。

ちなみに、今回の試打ではシェークでバック表ソフトユーザー(男性)の方にも協力をしてもらいました。
その方も私とほぼ同じ意見でしたが、ブースターJPが発売されたら使用してみたいと言っていました。

今回試打をして、第一印象で「ブースターSAよりもやや扱いは難しくなったかも」と伝えましたが、誤解してほしくないのはこれまでのブースターSAと比べて悪くなったという意味ではりません。

ただ、これまのでブースターSAと比べて似ているかと言われると別物としてみた方がよいと思います。

ということで今回は、11月にミズノから発売される表ソフトラバー「ブースターJP」の試打した感想を書いてみました。

表ソフトラバーは使用者も少なく、新製品もなかなか出ないので表ソフトユーザーとしてはかなり気になっていると思いますが、少しでも参考になると嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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