【新型コロナ】濃厚接触者になった話
表題の通り、私、つい最近、濃厚接触者になりました。
まさかまさか、自分が当事者になるなんて。
でも、これが本当にあるんだってことを皆さんに伝えるべく、今日は書いてみたいと思います。
少々長くなりますので、ご興味のある方は見ていってくださると幸いです。
ここで登場する人物を先述しておきますね。
Aさん: 私はこの方の濃厚接触者となりました。
Bさん: Aさんのお友達で、Aさんが陽性になる前に接触した方です。私はBさんとの面識はありません。
※時系列を明確にするため、私がAさんと接触した日を0日目として、お話していきます。
0日目
私はAさんを含めた4人で居酒屋に行きました。
(この行為自体、昨今のご時世を踏まえたらしてはいけない行為であったと今では反省しています。)
4時間ほど、お酒を交えた会食をして、それぞれが帰路につきました。
7日目
0日目にお会いした方から、連絡がありました。
その旨は、
「あなたと私が、濃厚接触者の濃厚接触者になってしまったみたいです。」
とのことでした。
つまりこの時点では、0日目より前にBさんと会食をしたAさんが、Bさんの陽性を知り、濃厚接触者として検査を受けなければいけなくなった、ということでした。
この時点で私は、ことの重大さを承知していませんでした。
「どうやら接触後2日以内に発症しなければアウトではないらしい。」
「私達は7日経過しているからまあ大丈夫だろう。」
私はこの言葉を信じて、いや信じようとして、大丈夫だと自分に言い聞かせて、眠りにつきました。
事態が急転したのは、10日目
今度は直接Aさんから連絡がありました。
「ごめんなさい。検査を受けたら陽性でした。保健センターの方からの連絡が来たら指示に従って欲しい。検査を受けてもらうことになると思う。本当にごめんなさい。」
との旨でした。
そこまでは自分を信じていた私も、さすがにこの事実には面食らいました。
「私が、濃厚接触者、、、。」
「これで私が検査を受けて陽性だったらどうしよう。」
「接触後、1〜6日目、外出もしてしまったし、友達にも複数人会ってしまった。」
「もし陽性だったらその友達全員に連絡をして、検査を受けてもらわなければ。」
さまざまな思いが一瞬にして自分の中を駆け巡りました。
実家で一緒に暮らす両親のこと、
両親の仕事に与える影響のこと、
接触後数日の間に会った友達のうち、
年末だからと実家に帰省してしまった友達のこと、
医療に携わる活動をしている友達のこと、
自分の仕事のこと、
考えたらきりがありませんでした。
「こうやってコロナって広まっていくんだな。」
心の底から、これを実感しました。
結果、濃厚接触者となった私は11日目に検査を受けました。
本当にありがたいことに、検査を受けるまでの日数も大変短く、また結果もその日のうちに知らせていただくことができました。
結果は、
陰性。
本当に、ホッと、しました。
ホッと、してしまいました。
結果が陰性と判断された後も、14日目までは自宅待機との指示を受け、今日やっとその期間が終わりました。
終わってみると、長かったような、短かったような。
今回の事態を招いた要因は、以下の二つであると思います。
一つ目は、"対策をしている"ことへの慢心。
これまで数ヶ月間、自粛をしたり、
仕事や学校、店が再開して自粛から少しずつ解放され、行動の幅が広がったり、
そんな状況の中でも感染しなかった自分への慢心、慣れ、「自分は大丈夫」という気の緩み、そういったものすべてが今回の結果を招く要因になったのだと思います。
二つ目は、目に見えないものへの油断。
いくらアルコール除菌をしても、マスクをしても、換気をしても、それが成果を出している(すなわち感染を防いでいる)という証拠を自分自身で確かめることはできません。
だからこそ、難しいところではありますが、いくらかの対策をして、
"やった気になる"
ことの恐ろしさ、これをぞっとするほど体感できたのが今回の経験でした。
今回は、自分の反省、懺悔ともなり、かつ皆様にいま一度コロナの恐ろしさを実感していただきたく、書かせていただきました。
私のとった軽率な行動は数多くの方を巻き込み、多大なるご迷惑とご心配をおかけし、また医療関係者の方々への配慮に欠けた大変無責任な行動であったと反省しております。
また、この記事の中での発言に対しましても、確度が100の情報ではないこと、あくまで私の一濃厚接触者としての知識と主観に基づく浅はかな見解によるものであるということを承知した上でお読みいただけると幸いです。
最近では第三波の流行に加え、
変異種の国内流入も騒がれ、
新型コロナウイルスに対するより一層の対策が必要とされる世の中となってきました。
皆様が今後も健康で幸せな毎日が送れますように、日々の小さな幸せが絶えることなく続いていきますように、
また新型コロナウイルス感染拡大の一刻も早い収束を
切に願うばかりです。
長い文章となりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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