弱さについて

最近知ったことが3つある。

1つは、自分が弱いこと。

振り返るといつも恐怖を感じていた。
人と付き合うこと。発言すること。行動すること。

21年間生きてきた人生の中で、やり直せることがあったらやり直したいと思うことはたくさんある。恥ずかしい人生だった。

でも、21年間を通して、やっと自分が本当に弱いってことを知ることができた。そう思うと僕の21年間は、よかったのかもしれない。

2つ目は、ほとんどの人間の弱いということ。

多くの人間は、弱い。これは最近すごく腑に落ちた。みんな何かに恐怖心を抱いている。僕の家族も友達も知り合いも。ドラマに出てくる人も。本に出てくる登場人物も。あのイチローですら、自分のことを弱いと言っている。

きっとみんな何かしらに対して、恐怖があるんだろう。僕の様に。

3つ目は、その弱さとどう向き合うかが人生を決めるということ。

太宰治の人間失格を読んでも、鴨長明の徒然草を読んでも、中島敦の山月記を読んでも、それぞれの登場人物は、自分の弱さと向き合わなかったばっかりに、満足した人生を送ることができなかった。いろんな言い訳をつけて、その恐怖心から逃げることは簡単だ。おそらく多くの人がそうやって生きてる。過去の名作を読むこと、たくさんの人とあって話す中で気づいた。

人は例外なく弱い。その弱さを克服することなどおそらく不可能だ。弱さを克服するのではなく、弱さと向き合い続けること。それを人は強さと呼ぶのかもしれない。



いつもありがとうございます!まだまだ未熟者ですが、コツコツやっていきたいと思います!