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デイヴィッド・ホックニー展

東京現代美術館で開催されている現代画家デイヴィッド・ホックニーの展覧会に行ってきた。

日常生活に立ち現れる光をどう平面に落とし込むのか。発色の良いアクリルの絵の具と今ではiPadを使いこなし眩い光を表現していた。

ホックニー自身が敬愛しているピカソに通ずる実験精神。プロであれば誰もが通るであろう上手さのその先へ、真っ白いキャンバスだけでなく写真も動画もコンピュータも対立するのではなく全部取り込む潔さ。全ては作品が自由でイキイキ面白くなればと思っているから。86歳という年齢には相反する作品の若々しさで何かを始めるのには早いも遅いもない。

この蒸し暑い季節にプールやスプリンクラーの絵を見て大分心が涼しくなった。