見出し画像

ブランドとは言語共有-2

ビジネスの企画を立てるときの視点。

何かをつくるとき、
それを行う目的は何かを明確にすること。

ビジネスの企画をするとき、
どのようなビジネスであっても、

それが向かう方向性は、
同じような地点へと向かっていく。

前回の続きです!


■ 造語とは?

その造語ができているのかどうかが、
ブランドができているかどうか。

ビジネスとして
やり尽くしていないと、

自分がやっていることは、
他人とどう違うのかという、
ブランドとしての言葉がでてこない。


どれだけやり込んでいるのか
というこの点が、
ブランドの足がかりになる。


企画を書いていて感じることは、
違う業界・業種であっても、
その企画の方向性が
自然と見えてくるということ。

何か共通するものが見える。
やり続けると、
何かの共通点が見えてくる境地に行く。

その結果、
そこから新しい言葉ができてしまう。

これが造語の起源。


ある日突然、
「あっ名前をつけよう」みたいな感じ。


やり尽くして、
既存のことでは説明できない
言葉が出てくる。

既存にその言葉がない。
だから自分で創る。

その言葉が出来上がって、
実体に置き換わる。


話をまとめていくと、
やり尽くした結果、
言葉に表せないものを
名指すことで、
新しい存在が生まれてくる
ということ。

それが、思想。
思想とは、造語の数の集合体のこと。


ビジネスでも、このオリジナルな言葉の数が、
そのブランドの思想になる。

虹も、7色の文化もあれば、
3色に見えるというの文化もある。
3色の文化には、
3色でしか表せない言葉があるということ。


ビジネスも、やっている人間が、
造語を使えば、
その言葉だけで説明してしまう。


ここを作ることをしないと、
差別化された商品にならない。

実際、テクニックとか
教えることは二の次でもいい。

その背景にある思想がなくては、
人に教えることはできない。


背景にある思想がないから、
教える内容が軽くなり、簡単に真似されていく。

他人に真似されても、
簡単にはたどり着かないくらいの
バックボーンを用意すること。

言葉を知って、思想を持って、
その行為やテクニック・技術を活用する。


あるファッションの学校が、
定規を作った。

その定規の万能性を示したときに、
学校が一気に伸びたらしい。

ここで教えられることは、
この定規の使い方を覚えて、
それを共通言語にして、
洋服をつくることを仕事にしていった。


そう考えると、「言葉」はとても面白い。
やり込んでいくと、
その言葉でしか表現できなくなる。
やり込んだ結果、
表現できる言葉がないから、
自分でつくる必要が出てくる。

言葉を作る創造主は、
新しい存在をつくる創造主になる。



内容は、ぼくが過去に学んだものを
書き残したものです。
読みづらい部分があると思います。

疑問などお持ちの方は、
ご連絡をいただければ幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?