くっくさん

感情を言葉や写真で吐き出して、自己肯定感を上げていく。 私の最もしたいこと。

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感情を言葉や写真で吐き出して、自己肯定感を上げていく。 私の最もしたいこと。

最近の記事

探していたのは

何回も 何回も 呼んでるのに出てこない 探しているものは、きっとここにない そう確信した時 体の中で何かが音を立てた ここにいたんだね 大事に両手で柔らかく包む よく頑張ったね 頑なに浅かった呼吸が、徐々にリズムを取り戻 していく

    • 知っていくうちに

      知っていくうちに わたしのことが嫌いになりました 知っていくうちに あなたのことが好きになりました もう何かが爆発しそうで 走って走って走りました あなたに全てを伝えました 2年後 あなたを知っていくうちに 自分を知っていきました 好きだよ、 わたし

      • 車のタイヤ

        渋滞気味のせいで止まっている、 車のタイヤを見ていた その円周を考えたり ゴムの硬さを思い描いてみたり どのくらいの距離を走っているのか まだまだ走れるのか それとも 意外ともうすぐパンクしそうなのか 考えて 車が走り去った 家に帰った 涙が出てきた いつものルーティン

        • ちょっと大袈裟な愛

          大きめの器の中に ちょっと大袈裟な愛を浮かべた そして いつかの電車から見た、 田んぼだらけの景色を思い出しながら いつも同じ寝癖をつけているあの人を 頭の中の人差し指で丁寧に描く 遠くの方で木々が木漏れ日の形を変える

        探していたのは

          矛盾

          白い あるいは 黒い ささやかな あるいは 大袈裟な お前 あるいは わたし 世間から見たら矛盾してたっていい 全部「わたし」 外から見ただけで判断されるなんて 知ったこっちゃない

          綺麗な話

          悪いけど 綺麗な話が聞きたい そんなつまらない冗談はやめて 作り笑いはやめて 貧乏ゆすりもやめて 目をまっすぐ見つめて 時が静かに流れていくのを感じて、、 話したいことを話してほしい 大丈夫 あなたの全力に真っ向から迎えに行くから

          唱える

          分かりやした! 分かりやした! 分かりやした! 3回唱えると、涙が出てくれるらしい 分かりやした! 分かりやした! 分かりやした! なーんだ 君も泣きたかったんだね

          このくらいの温度

          「ねぇ、このくらいの温度でいてね」 「それって、卵が半熟になるくらい?」 「ううん 日向ぼっこしてる猫を撫でてみて そしたら、きっとあなたもわかると思う」 「分かった! じゃあ、今度ペットショップに行って、イグア ナを買おうよ」 「あなたのジョークを聞くと、わたしの中の温 度が1度上がるわ」 男は背中から、腕を回して 女の肩を優しく叩 いている

          このくらいの温度

          おやすみなさい

          どうしようかな 花が、頭をもたれている どうしようかな 水蒸気で、あの人のメガネが半分くらい曇っている どうしようかな 風が、背中をさするように吹いている ああしようかな こうしようかな どうしようかな 頭の中で流れていた大好きな曲が、段々遠ざかっていく このまま寝たら 明日の朝 おやすみなさい

          おやすみなさい

          どうして どうして

          言いたいことは たくさんあるのに どうして どうして 涙ばかり出ていくの 私の涙よ 私のことを置いていかないで この胸の奥で  ずっと待っていたのに しまっていたのに ずるいやつ

          どうして どうして

          何気なく

          何気なくケータイを触る 何気なくラインを開く 多くのメッセージを見つめる スクロールする 一番大切なものはどこにあるのか 探し続ける

          あなた

          見てみたい 過去のわたし? いや、未来のわたし? 何かいまいちピンと来ない 美味しそうにミルクを飲む顔 そう 今、わたしと一緒にいる、 あなたのこれからをずっと見守っていきたい 正解は多分これ

          子供のこと

          わたしに、子供が産まれた 静かにお腹の中から出てきた 緊急帝王切開 驚き?大変?疲れる?自己肯定感が下がる? ううん 産まれてきてくれてありがとう ただ ただ それだけだよ

          今日、冬らしくなった日のラブレター

          いつも通り好きだなぁ 今日は晴れてて温度が低い そんな日のあなたは、鼻や耳や手のひらを冷たくして帰ってくる それを迎えるのは私 それは小さな喜びと一緒に暮らしてるみたい 今日はどんなただいまが聞こえるのかな まだお昼だけど、そんな楽しみが待ち遠しい時間

          今日、冬らしくなった日のラブレター

          静かなる時 わたしは、足を投げ出して 硬い煎餅を眺めながら 水たまりに影を映す 嫌いなトマトの酸味が口の中に広がる

          静かなる時 わたしは、足を投げ出して 硬い煎餅を眺めながら 水たまりに影を映す 嫌いなトマトの酸味が口の中に広がる

          あなたと一緒がいいのに 2つあったプリンはもう食べてしまった 今度3つ4つ買わなきゃ そしたら、雲は月を隠さないでいてくれるかな 目の前で ビールの缶を伝って、水滴が落ちていく どこか遠くで、わたしの名前を呼んでいるような気がする

          あなたと一緒がいいのに 2つあったプリンはもう食べてしまった 今度3つ4つ買わなきゃ そしたら、雲は月を隠さないでいてくれるかな 目の前で ビールの缶を伝って、水滴が落ちていく どこか遠くで、わたしの名前を呼んでいるような気がする